コース単語たんご

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コース

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記事きじ編集へんしゅう

コース（Course）とは、ラテン語らてんごの「cursus」が由来ゆらいとなっていてこれは、「足あしを素もと早はやく動どう作さくした所ところ」「走はしる空そら間あいだ」を意味いみする。

そこから意味いみが転てんじ「道みち」「方角ほうがく」「進行しんこう予定よていの場所ばしょ」「将来しょうらいに繋つながる道みち」などの意味いみで使つかわれるようになった単たん語かたりである。

同おなじような使つかわれ方かたがされる言葉ことばとして、「ルート」がある。

曖昧あいまいさ回避かいひ

コース（Coase）-英語えいご圏けんにおける苗字みょうじ。
ロナルド・ハリー・コース-イギリスの経済けいざい学者がくしゃ。

概要がいよう

日本にっぽんで「コース」と言いえば「事前じぜんに定さだめられている順路じゅんろ」あるいは「通過つうかする/通過つうかした経路けいろ」などの意味いみで使つかわれている。前者ぜんしゃでは「観光かんこう地ちの見学けんがくコース」などで使つかわれ、後者こうしゃでは「インコースを責せめる」などのように使つかわれる。

ちなみにコースはあくまで順路じゅんろであり、自動車じどうしゃレースの会場かいじょうとなる「サーキット」と完かん全ぜんにイコールではない。サーキットは自動車じどうしゃレースのための複ふく合あい施設しせつ全般ぜんぱんを指ゆびすこともあり、サーキットの中なかに複数ふくすうのコースが設定せっていされる場合ばあいもある。あるいは、市し街まち地ちの公おおやけ道みちを使つかってコースを作つくる場合ばあいもある。自動車じどうしゃレース以外いがいに目めを向むけると、例たとえば東京競馬場とうきょうけいばじょうには芝しばコース、ダートコース、障害しょうがいコースが存在そんざいしている。

スポーツ用よう語かたりとして「ボールのコース」などと言いった場合ばあいは「ボールなどが移動いどうする予定よていの場所ばしょ、または経路けいろ」の意味いみで使つかわれている。野球やきゅうでは投手とうしゅの投球とうきゅうに対たいして「インコース高たかめの球たま」「アウトコース低ひくめの変化球へんかきゅう」などで使つかわれ、サッカーでは「シュートコース」「パスコース」などと使つかわれる。

「エリートコースを進すすむ」などと言いった場合ばあいは「エリートに繋つながる道みち筋すじ、経緯けいい」の意味いみになる。

学業がくぎょうでは「学科がっか」「教科きょうか」の意味いみでも使つかわれる。（例れい：数学すうがくコース、国語こくごコース）

サービス業ごうにおいては30分ふんコース、フルコース、板いた金きむ7万まん円えんコース、限定げんていコースなどサービスの種類しゅるいを示しめす場合ばあいもある。

ゲームにおいて

ステージにおける分岐ぶんき点てんにおいて、どちらを進すすむかといった選択肢せんたくしをコース選択せんたくと呼よぶことがある（例れい：右みぎのコースのほうが簡単かんたん）。難易なんい度どや取得しゅとく可か能のうなアイテム、その後ごの展開てんかいといった差さがつけられている場合ばあいも多おおい。「ルート」を使つかうほうが多おおいかもしれない。

オープンワールドなど、コースに縛しばられない遊あそび方かたができるゲームも好評こうひょうである。

ステージと同義どうぎ語かたりとして用もちいられる場合ばあいもある。（例れい：スーパーマリオメーカーの自作じさくコース）

レースゲーム

現実げんじつのレースに準じゅんじて、車くるまや仮想かそうの乗のり物ものなどが走はしる競技きょうぎ場じょう・ステージのことをコースと呼よぶことが多おおい。レースゲーム（項こう目め参照さんしょう）などはこれに従したがって走はしることとなる。

作品さくひん・コースによって地形ちけいや障害しょうがい物ものなども豊富ほうふで様々さまざまなギミックが施ほどこされることも多おおい。しかし、やはりゲームであるがゆえに、コースの順路じゅんろに従したがわないショートカットなどで大幅おおはばな近ちか道みちが実施じっしできてしまうことがある。中なかには制作せいさく者ものの意図いとせぬショートカットが発見はっけんされる場合ばあいもあり、設定せっていされた順路じゅんろを完かん全ちょん無視むししたほうがタイムを縮ちぢめられるということも起おこりえる。