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マンダム

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記事きじ編集へんしゅう

マンダムとは、日本にっぽんの化粧けしょう品しなメーカー。また同社どうしゃの主あるじ力ちから商品しょうひんである化粧けしょう品しなの名前なまえ。大阪おおさかに本社ほんしゃが存在そんざい。

曖昧あいまいさ回避かいひ

漫画まんが「スティール・ボール・ラン」に登場とうじょうするスタンドである。名前なまえの由来ゆらいは上記じょうき。本稿ほんこう下部かぶで解説かいせつ。

概要がいよう

大阪おおさか市し中央ちゅうおう区くに本社ほんしゃを置おく化粧けしょう品しなメーカー。また、同社どうしゃの代表だいひょう的てきな化粧けしょう品しな。同社どうしゃはもともと輸入ゆにゅう雑貨ざっか店てん「大崎おおさき組くみ」をルーツとする「金きむ鶴づる香水こうすい株式会社かぶしきがいしゃ」。1959年ねんに同社どうしゃのヒット商品しょうひんのブランド名な「丹頂たんちょう」という社名しゃめいに変更へんこうされていたが、後述こうじゅつするマンダムによって倒産とうさんの危機ききから脱だっした際さいに、社名しゃめいを「マンダム」に変かえている。男性だんせい用よう化粧けしょう品しなにおいては国くに内うちトップクラスのシェアを誇ほこり、資生堂しせいどうとトップの座ざを争あらそい続つづけている。しかし一方いっぽうで、女性じょせい向むけの化粧けしょう品しなについては参入さんにゅう時期じきが1984年ねんとかなり後発こうはつであった影かげ響ひびきもあり、資生堂しせいどうはおろかコーセーや花王かおうの後のち塵ちりを拝はいしており、社しゃ全体ぜんたいの規模きぼでいえば他たのメーカーと比ひべてかなり小ちいさい。

丹頂たんちょう時代じだいの1970年ねんに発売はつばいした、「男おとこ臭くささを演出えんしゅつする」という当時とうじとしてはかなり斬き新しんなスタイルの化粧けしょう品しな「マンダム」が有名ゆうめいである。この化粧けしょう品しなとそのCMは、美麗びれいな顔立かおだちの男性だんせいを起用きようしていたそれまでのものとは違ちがい、男おとこ臭くささを敢あえて前面ぜんめんに押おし出だしており、全ちょん国くにの男性だんせいにウケて大だいヒットを記録きろく。当時とうじ倒産とうさんの危機ききにあった丹頂たんちょうの業績ぎょうせきを一気いっきに回復かいふくさせた。 CMの内容ないようは、名優めいゆうチャールズ・ブロンソンが、出演しゅつえん作さく「荒野あらのの七なな人にん」さながらに砂漠さばくを往ゆく姿すがたをひたすら映うつすというもの。最後さいごにブロンソンがマンダムのシェービングローションを使つかい、満足まんぞくげに「うーん、マンダム」という姿すがたが有名ゆうめいで、この言葉ことばは流行りゅうこう語ごになった。

「男おとこの世界せかい」というキーワードは、この化粧けしょう品しなの象ぞう徴しるしである。「マンダム」="Mandom"の由来ゆらいは、"Man Domain"=「男おとこの世界せかい」である（現在げんざいは変更へんこうされている）。また、CMのBGMも、ジェリー・ウォレスが歌うたう「男おとこの世界せかい」。さらに、ナレーションも「今いま開ひらかれる、男おとこの世界せかい」と話はなしていた。

更さらに、このCM撮つまみ影かげ時とき、スケジュールが予定よていより押おしてしまい完成かんせいが困難こんなんになりかけた所ところを、ブロンソンが自身じしんの時計とけいの針はりを戻もどして「なんだ、まだ時間じかんはあるじゃないか。さぁ、撮つまみ影かげを続つづけよう」と撮つまみ影かげを続行ぞっこうしたという、実じつに男おとこらしい話はなしだろう。

マンダムは機動きどう戦士せんしガンダムの語源ごげん

このマンダムは機動きどう戦士せんしガンダムの語かたり源みなもとでもある。

ガンダムの放映ほうえい前まえの仮題かだいは「ガンボーイ」だった。この「ガンボーイ」が当時とうじ人気にんきを博はくしたアメリカ映画えいが『コンボイ』に影かげ響ひびきし「ガンボイ」に、さらにチャールズ・ブロンソンがTV-CMで流行りゅうこう語ごにした「う〜ん、マムダム」から「フリーダム」のダムとかけて「ガンダム」という名前なまえが生うみ出だされた。

ようこそ・・・　マンダム（ジョジョ）の『概要がいよう』へ・・・

漫画まんが「ジョジョの奇妙きみょうな冒険ぼうけん」の第だい7部ぶ「スティール・ボール・ラン」に登場とうじょうするリンゴォ・ロードアゲインのスタンド能のう力ちから。

名前なまえの由来ゆらいは上記じょうきの会社かいしゃとアメリカの歌手かしゅ「Jerry Wall ace(ジェリー・ウォレス)」の上記じょうきの化粧けしょう品しな会社かいしゃのCM楽曲がっきょく「マンダム～男おとこの世界せかい」(原題げんだい:「LOVERS OF THE WORLD」)より。

マンダム 【破壊はかい力ちから:なし / スピード:A / 射程しゃてい距離きょり:なし / 持続じぞく力ちから:E / 精密せいみつ動作どうさ性せい:なし / 成長せいちょう性せい:C】: 作品さくひん中ちゅうの時間じかんから3年ねんほど前まえに砂漠さばくで身みにつけた、肩かたに覆おおい被かぶさるタコのような姿すがたをしたスタンド。本体ほんたいであるリンゴォが腕時計うでどけいの秒びょう針はりを戻もどすことで時間じかんをきっかり6秒びょう戻もどす事ことができる。肉にく体からだや物体ぶったいの状態じょうたい・動作どうさも発動はつどうした6秒びょう前まえの状態じょうたいに戻もどるが、記憶きおくだけは巻まき戻もどされずにそのまま残のこっている。発動はつどう後ごは6秒びょう以上いじょう経過けいか（発動はつどうした時点じてんを過すぎる）しないと再さい発動はつどうできない。ちなみに腕時計うでどけいの秒びょう針はりを動うごかすのは、あくまで能のう力ちから発現はつげんのための精神せいしん的てきスイッチ（きっかけ）であるので、手てで操作そうさする事ことにこだわる必要ひつようは無むい。と思おもわれる。上述じょうじゅつの「記憶きおくだけが残のこっている」という部分ぶぶんを利用りようして、リンゴォは果はて樹き園えんを訪おとずれるジャイロ達いたるに対たいして能のう力ちからを発動はつどう、時間じかんを戻もどして来きた道みちを何なん度ども通とおらせる事ことで迷路めいろに迷まよい込こんだように錯覚さっかくさせていた。; 射程しゃてい距離きょりは（小規模しょうきぼとはいえ）果はて樹き園えん一帯いったいに及およんでいるようなので、結構けっこうに広ひろいようである（20～30m前後ぜんご？）。ただし、射程しゃてい距離きょり外そとがどうなっているのかは不明ふめい。マンダムの効果こうかが「射程しゃてい内ないのものだけを６秒びょう前まえの状態じょうたいに戻もどす」というものならわかりやすいが、本当ほんとうに時間じかんを６秒びょう巻まき戻もどしているのであれば影かげ響ひびきは全ぜん宇宙うちゅう規模きぼとなる（ザ・ワールドなどと同おなじ）。後者こうしゃの場合ばあい、射程しゃてい距離きょり外そとでは「記憶きおくも巻まき戻もどった」と解釈かいしゃくするのが自然しぜんだろう。

ジョジョファン達たちによって開催かいさいされたイベント「ジョジョリンピック」では、リンゴォのこのスタンド能のう力ちからをモチーフにした競技きょうぎ「男おとこの世界せかいへようこ走はし」が開催かいさいされた。ストップウォッチを持もちながら全ぜん力ちから疾走しっそうし、6秒びょうジャストに最もっとも近ちかいタイムでストップウォッチを止とめられた参加さんか者しゃが勝利しょうり、という競技きょうぎである。（ただし6秒びょうを超ちょう過すごしたら失格しっかく。）リンク先さきを参照さんしょう頂いただいて解ほどける通とおり、言葉ことばだけで書かくと簡単かんたんではあるが全ちょん力ちから疾走しっそうしながら体内たいない時計とけいだけで時間じかんやリズムを正確せいかくに測はかるのは難むずかしい。