伊豆の国市とは、静岡県にある市である。
概要
伊豆半島北部に位置する市。
2005年(平成17年)4月1日に田方郡伊豆長岡町、大仁町、韮山町が合併して誕生した。
田方平野のほぼ中央に位置し、東は箱根山系の連山、西は城山、葛城山などの山々に囲まれている。平野部は南北に狩野川が流れる。
静岡県の中でも農業が盛ん。特に「紅ほっぺ」というブランドイチゴは有名。観光農園も多いため季節ごとのフルーツ狩りが楽しめる。
伊豆長岡、大仁はともに中伊豆有数の温泉地として知られる。伊豆最古の温泉地である修善寺も近い。
韮山反射炉という1857年(安政4年)に竣工した大砲をつくるための炉が築造当時の形で残っている。江戸時代末期の日本では海外からの攻撃に備えるため反射炉が各地でつくられたが、実際に鋳鉄の溶解目的で使用された反射炉としては日本どころか世界で唯一現存する遺構だとされる。その希少価値から1922年(大正11年)に国の史跡に指定され、さらに2015年(平成27年)には「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」として世界文化遺産に登録された。
7月に開催される「源氏あやめ祭」は、源頼政の妻となったあやめ御前を偲ぶ歴史あるお祭り。
12月上旬から始まる「田中山の大根干し」は、雄大な自然を背景にたくさんの大根が並ぶ冬の風物詩。この大根から作られた「田中山たくあん」は特産品の一つ。
著名な出身者は源頼朝の妻である北条政子や室町幕府第11代将軍足利義澄など。
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