四川しせん省しょう単語たんご

基本きほんルールはこれだけのシンプルなパズルゲームなので、アーケードゲームや家庭かてい用ようゲームのほか、ネット上うえでもFlashゲームやアプリなどで多数たすうのバリエーションがある。

ゲームとしてはクリアに制限せいげん時じ間あいだのあるものと、制限せいげん時間じかんはなくクリア速度そくどを記録きろくするものに大別たいべつできる。

途中とちゅうで消けせる牌ぱいが無むくなる、いわゆる「手詰てづまり」の形かたちとなることもある。例たとえば最後さいごの4枚まいが

といった形かたちに残のこってしまった場合ばあいには、前述ぜんじゅつのルール内うちではこの4枚まいの牌ぱいのいずれも消けすことができない。この4枚まいの例れいは単純たんじゅんでわかりやすい例れいだが、プレイ中なかにはもっと牌ぱいが多おおい状態じょうたいでも「手詰てづまり」の形かたちとなることは珍ちんしくない。

こういった「手詰てづまり」の場合ばあいはその時点じてんでゲームオーバーになることもあるが、消けせるような配置はいちへと牌ぱいの位置いちを入いれ替かえる「シャッフル」が可か能のうとしているゲームタイトルも多おおい。「手詰てづまりの時ときには自動じどうでシャッフルされるが、それ以外いがいでも回数かいすう制限せいげん付つきで任意にんいのタイミングでのシャッフルが可か能のう」というルールのタイトルもある。

お邪魔じゃま牌ぱいが出でてきたり、牌ぱいが一定いっていの法則ほうそくで移動いどうしたりというルールが追加ついかされているものもある。

自宅じたくに麻雀まーじゃん牌ぱいがあればリアルでも手軽てがるに遊あそべるし、麻雀まーじゃん牌ぱいがなくても、たとえばトランプひと組ぐみを使つかって「同おなじ数字すうじは消けせる」として4×13枚まいでランダムに並ならべて同様どうようのルールで遊あそぶことも可か能のうである。

同どう系統けいとうのゲームに上海しゃんはいがある（こっちは山積やまづみになった麻雀まーじゃん牌ぱいを使つかい、端はしにある牌ぱいを消けしていくもの）。ルールが似にているので混同こんどうされることが多おおい。というかそもそも四川しせん省しょうは上海しゃんはいの派は生なまゲームらしいのだが。

起源きげん

ちなみに、このゲームの起おこり源みなもとに関かんする情報じょうほう、例たとえば「四川しせん省しょうという名称めいしょうはだれがいつ付つけたものなのか」「ビデオゲーム版はんの最初さいしょの開発かいはつ者ものは誰だれなのか」を調しらべようとしたが、情報じょうほうを見みつけられずわからなかった。

探さがして見みつかった中なかで最もっとも古ふるいコンピューターゲームとしての例れいは「株式会社かぶしきがいしゃタムテックス」が開発かいはつし「アイレム株式会社かぶしきがいしゃ」が発売はつばいした、1989年ねんのアーケードゲーム「四川しせん省しょう 女子じょし寮りょう編へん」のようだったが、もっと古ふるい例れいがあるのかもしれない。これらに関かんする情報じょうほうを発見はっけんした方ほうはここに追記ついきをお願ねがいします。

なお、「コンピューターゲームとして開発かいはつされるより以前いぜんに、実際じっさいの麻雀まーじゃん牌ぱいを使つかった手慰てなぐさみゲームとして同おなじルールのゲームが存在そんざいしていた」と言いう証あかし言げんはあるようだ。

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