夏至げし単語たんご

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夏至げしとは、一いち年ねんで一番いちばん昼ひるが長ながく夜よるが短みじかい日ひである。

概要がいよう

季き節ぶしを表あらわす二に十じゅう四よん節気せっきのひとつ。1年ねんで太陽たいようが最もっとも空そら高たかく昇のぼり、最もっとも昼ひるの時間じかんが長ながくなる日ひ。昼ひるの長ながさが短みじかい”冬至とうじ”と昼ひるの長ながさを比ひべると、約やく5時じ間あいだの差さがある。
太陽たいようの南中なんちゅう高度こうど（一いち日にちの中なかで太陽たいようが一番いちばん高たかくなるときの高たかさ）が一いち年ねんで最もっとも高たかい日ひでもある。

地球ちきゅうは約やく23.4度ど傾かたむいた状態じょうたいで自転じてんしながら太陽たいようの周まわりを1年ねんかけて公おおやけ転てんする。北極ほっきょく側そくが太陽たいようを向むく時期じきが北半球きたはんきゅうの夏なつで、南半球みなみはんきゅうの冬ふゆとなる。
夏なつの間あいだに北極ほっきょく側がわがもっとも太陽たいようのほうへ向むいた状態じょうたいが北半球きたはんきゅうの夏至げしで、半年はんとし経たって地球ちきゅうが太陽たいようの反対はんたい側がわに移動いどうして、南極なんきょく側がわがもっとも太陽たいようのほうへ向むいた状態じょうたいになると北半球きたはんきゅうは冬至とうじである。
北極ほっきょくでは夏至げしになると、一いち日にち中ちゅう太陽たいようが見みえている「白夜はくや」が訪おとずれる。

緯度いどが高たかく冬ふゆが長ながい北欧ほくおうを中心ちゅうしんに「夏至げし祭さい」と呼よばれるお祭まつりが行おこなわれ、日本にっぽんでは三重みえ県けんにある二見ふたみ興きょう玉たま神社じんじゃ（ふたみおきたまじんじゃ）で毎年まいとし夏至げし祭さいが行おこなわる。

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