成務天皇
(せいむてんのう 84年~190年7月30日)とは、第13代天皇である。
日本古代史の英雄である日本武尊は異母兄。
在位:131年2月19日~190年7月30日。
概要
84年に景行天皇と八坂入媛命(やさかいりびめのみこと)の子に生まれる。
121年に立太子すると、景行天皇がお隠れになったのちの131年に即位した。
先代の景行天皇の頃は、勢力拡大の為に九州や蝦夷地まで遠征していたが、景行天皇は武内宿禰(たけうちのすくね)を大臣に起用して内政の充実に力を入れ、135年に、国郡(くにこおり)と県邑(あがたむら)の行政区画を定め、国造(くにのみやつこ)を任命して地方行政の機構整備を行った。
※武内宿禰は蘇我氏の始祖とされている。
天下に太平をもたらした成務天皇だったが皇子に恵まれず、異母兄の日本武尊の子の足仲彦尊(たらしなかつひこのすめらみこと)を皇太子として立太子し、60年の治世の後の190年に107歳でお隠れになられた(古事記では95歳)。
成務天皇と言う諡号は、漢風諡号を持たない神武天皇から元正天皇までの44代(弘文天皇と文武天皇を除く)に対して、奈良時代の文人「淡海三船」が漢風諡号を一括撰進して以降呼ばれるようになったもので、古事記では若帯日子天皇(わかたらしひこのすめらのみこと)、日本書紀では稚足彦尊(わかたらしひこのみこと)と呼ばれている。
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