暴風雨とは、暴風に雨を伴うもの[1]。
概要
気象庁が定めた、気象現象を表す専門用語である。一般的な言葉を使えば「嵐(あらし)」と類似した状況である。熱帯低気圧の暴風域内で発生すると思われがちだが、温帯低気圧などそうではない気象状況でも発生する。
雪の場合は「暴風雪」となる。気象庁の気象警報には「暴風雪警報」があるが「暴風雨警報」はない。
日本では1988年まで暴風雨警報が存在し、雨の無い暴風の場合でも発令されていた[2]。現在はより正確な表現である「暴風警報」がその役割を担っている。なお、暴風雪の場合、飛び交う雪によって視界が遮られる、凍傷・ケガをするなど、危険な状態になるため今でも「暴風雪警報」の形で発表されている。
「暴風雨」と「暴風」の聞き間違いを防ぐため、天気予報文では使用されない。ただし、気象庁の「解説用語」には指定されており、報道発表資料や予報解説資料で使われる言葉になっている。
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関連項目
脚注
- *天気予報等で用いる用語: 国土交通省・気象庁
- *饒村曜「暴風雨警報はないが暴風雪警報はある」(Yahoo!JAPANニュース)
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ページ番号: 5563917
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リビジョン番号: 2696663
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暴風警報について修正