松竹錠とは、鍵の一種である。「松竹鍵」、「風呂屋錠」、「下駄箱錠」ともいう。
概要
銭湯や温泉などでよく見る面付錠。
木や金属でできた札の下部にいくつかの切れ込みが入っており、それと合致する鍵穴にスポッと下まで入ると錠が開く。
行きつけの銭湯ではお気に入りの番号の札がある人も多いのでは?
「松竹」錠というのは、このタイプの鍵を考案したのが松竹錠工業という名前だったから。松と竹は枯れにくいため、古来からいろんなものの名前に付けられてきたのだ。
松竹錠工業は今はもう存在しないが、同タイプの鍵には今でも松竹錠の名前が使われている。
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