『覇穹 封神演義』とは、藤崎竜による漫画版『封神演義』を原作としたテレビアニメである。
2018年1月より放送開始。全23話。2018年6月末に最終回を迎えた。
本作をもとにしたスマートフォン用ゲームアプリが2019年1月8日より配信される事が決定するも、
2020年1月23日14:00をもってサービスは終了となった。
概要
古代中国の商(作中では殷)末期を舞台に仙人たちが"宝具"(本家の封神演義及び原作漫画や旧作アニメなどの派生作品では”宝貝”)という武器を駆使して戦いを繰り広げる物語。
藤崎版『封神演義』は以前に一度『仙界伝封神演義』としてアニメ化されたことがあるが、その時には原作未完の状態だったことなどの理由により途中からオリジナルストーリーが展開された。今回は、原作も完結してから久しく、旧アニメから20年近い時を経た上での再アニメ化である。
放送前から原作漫画では中盤に位置するエピソード「仙界大戦」を中心に描くと明言されている。・・・のだが、1話から序盤ダイジェスト無しでスタートしたため、2クールという枠で圧縮された状態になってしまった。
アバンタイトルでは物語のかなり先の1シーンが描かれ、物語自体も大幅にカットされている。そのため、矛盾している点が数多く存在する。
あまりにもはしょりすぎる展開のためにソードマスターヤマトがよく引き合いに出されるが、ソードマスターヤマトの場合張っておいた伏線を回収したりずさんながらも中ボスをきっちり倒したりしている分、それ以下と評されることも……
原作漫画との相違点など
事前の告知にて「原作を愛するスタッフが集結」との謳い文句が掲載されており、原作はすでに完結している事から多くのファンは原作に忠実な作品を期待していたが、そもそも物語として破綻してしまい原作を再現するどころではなくなっている。
原作漫画は物語の破綻なく円満に最終回を迎えていることでファンの間では定評があるが、本作は先述のカットやアニメオリジナル描写の為に原作漫画の内容をなぞりながらも物語として大きく破綻し、キャラクター描写においても補填どころか改悪されている。スタッフロールやアニメ雑誌、公式ホームページにおける登場人物名や用語の誤字も散見され(EX:×宝具→〇宝貝)、果ては出演声優の名前まで間違える始末である(×名塚香織→〇名塚佳織)。誤植の多さも考えればソードマスターヤマトが引き合いに出されるのも納得である。
「誤植はまだあるんスよ!!!」
台本にて、×闇太郎→〇聞太師と誤植があったことが判明した。
相違点、矛盾点などツッコミどころの多さたるや検証wikiが作られるほど。
あまりにも膨大な為、詳細が気になる方はページ下にリンクがあるのでそちらを参照されたし。
ファンの間で、なぜこのような出来になってしまったのかという説明を求める署名がweb上で行われたが、制作会社は個人情報の扱いに関することを理由に受け取りを拒否した。
キャスト
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スタッフ
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