カーブとは (カーブとは) [単語記事]

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カーブとは、

カーブとは、野球やきゅうにおける変化球へんかきゅうの一種いっしゅ。

概要がいよう

日本にっぽんでは、ほとんどの投手とうしゅ経験けいけん者しゃが最初さいしょに修得しゅうとくするポピュラーな変化球へんかきゅうである。投手とうしゅのき腕きうでと反対はんたいの方向ほうこうに大おおきく曲まがりながら落おちる。

1867年ねん、キャンディ・カミングスが投なげた貝かい殻からが空そら中なかで回転かいてんする様子ようすをヒントにして開発かいはつした。日本にっぽんでは平岡ひらおか凞が初はじめて投なげたと言いわれてる。

最近さいきんのNPBではSFFやカットボール、ツーシームの流行りゅうこうでカーブを投なげる投手とうしゅは減へりつつある。

カーブのなかでも特とくに球速きゅうそくが遅おそく、大おおきく曲まがるものをスローカーブという。中なかには80～90km/hのスローカーブを投なげる投手とうしゅもいる。堀内ほりうち恒夫つねおや今中いまなか慎二しんじのように自慢じまんの直球ちょっきゅうとの球速きゅうそく差さを活いかすために投なげる投手とうしゅや、星野ほしの伸之のぶゆきや山本やまもと昌あきらの逆ぎゃくに遅おそい直球ちょっきゅうとの緩急かんきゅうをつける目め的てきで投なげる投手とうしゅもいる。

また、星野ほしの伸之のぶゆきのスローカーブを捕手ほしゅの中嶋なかじま聡さとしが素手すででキャッチしたのも有名ゆうめいな話はなしである。

石川いしかわ雅まさ規ただしは自身じしんのスローカーブを「カツオカーブ」と名なづけている。これは自身じしんのあだ名なである「カツヲ」と、鰹かつおの泳およぐ速はやさが約やく80km/hであることに由来ゆらいする。

球速きゅうそくが早はやく、鋭するどく大おおきく曲まがるカーブを示しめす。メジャーリーグではパワーカーブ、ハードカーブなどとも呼よばれる。ダルビッシュ有ゆう、ペドロ・マルティネス、A.J.バーネットなどが有名ゆうめいである。

縦たてに大おおきく変化へんかするカーブのことを示しめす。日本にっぽんでは1896年ねんに投球とうきゅうした記録きろくが残のこっているほど歴史れきしのある変化球へんかきゅうで、日本にっぽんの野球やきゅう草くさ創そう期きではほぼすべての投手とうしゅが投なげていたと言いわれており、フォークボール普及ふきゅう以前いぜんは落おちる球たまの代表だいひょうだった。岸きし孝之たかゆき、金子かねこ千尋ちひろ、永井ながい怜れいが有名ゆうめいである。