打席とは (ダセキとは) [単語記事]

打席だせきとは、

野球やきゅうとソフトボールで打者だしゃが打撃だげきを行おこなう際さいに入はいる領域りょういき。通称つうしょうバッターボックス。
野球やきゅうとソフトボールで打者だしゃが打撃だげきを行おこない、アウトになるか塁るいに達たっした際さいの記録きろく（Plate Appearan ce）。打席だせき数すう。

である。本ほん記事きじでは2.について解説かいせつする。

概要がいよう

打数だすうが記録きろくされるプレーに加くわえ、四よん死球しきゅう、犠打ぎだ、犠飛ぎひ、打撃だげき妨さまたげ害がいなどが記録きろくされた場合ばあいも、打席だせき数すうが1加くわえられる。

バッターボックスに入はいっても打撃だげきを行おこなわずに代打だいだを告つげられた場合ばあい、走者そうしゃの牽制けんせい死しと盗塁とうるい失敗しっぱい、相手あいての守備しゅびのミスでサヨナラゲームになった場合ばあいに打席だせきは記録きろくされない。

規定きてい打席だせき

NPB、MLBともに首位しゅい打者だしゃのランキングの対たい象ぞうとなるために必要ひつような打席だせき、規定きてい打席だせきを設もうけている。これは所属しょぞくチームの試合しあい数すうに3.1をかけた数字すうじであり、現在げんざいはNPBで443打席だせき、MLBでは502打席だせきである。
これに届とどかない打者だしゃは基本きほん的てきに首位しゅい打者だしゃの対たい象ぞうにならない。しかし、不足ふそくした分ぶんを全すべて凡退すさしたとみなして打率だりつを計算けいさんし、なおも最高さいこう打率だりつであった場合ばあいは首位しゅい打者だしゃとする例外れいがい規定きていが存在そんざいする。MLBではこの規定きていによる規定きてい打席だせき未ひつじ達たちの首位しゅい打者だしゃが誕生たんじょうしている。

NPBでは五輪ごりん開催かいさいがあった2004年ねんと2008年ねんに、代表だいひょう選手せんしゅに対たいして派遣はけん期間きかん中ちゅうの試合しあい数すうを減げんずる特別とくべつ処置しょちが取とられたことがある。

記録きろく

通算つうさん記録きろく

（2023年ねん終了しゅうりょう時点じてん）

日本にっぽんプロ野球やきゅう			メジャーリーグベースボール
順位じゅんい	選手せんしゅ名めい	打席だせき	順位じゅんい	選手せんしゅ名めい	打席だせき
1	野村のむら克也かつや	11970	1	ピート・ローズ	15890
2	王おう貞治さだはる	11866	2	カール・ヤストレムスキー	13992
3	張本ちょうほん勲くん	11122	3	ハンク・アーロン	13941
4	衣ころも笠りゅう祥雄よしお	10634	4	リッキー・ヘンダーソン	13346
5	金本かなもと知とも憲けん	10431	5	タイ・カッブ	13084
6	谷たに繁しげる元信もとのぶ	10336	6	アルバート・プホルス	13041
7	門田かどた博光ひろみつ	10304	7	カル・リプケン・ジュニア	12883
8	福本ふくもと豊ゆたか	10130	8	エディ・マレー	12817
9	立浪たつなみ和義かずよし	10033	9	スタン・ミュージアル	12717
10	石井いしい琢朗たくろう	9967	10	バリー・ボンズ	12606

シーズン記録きろく

（2023年ねん終了しゅうりょう時点じてん）
太字ふとじは現役げんえき選手せんしゅ

日本にっぽんプロ野球やきゅう				メジャーリーグベースボール
順位じゅんい	選手せんしゅ名めい	年度ねんど	打席だせき	順位じゅんい	選手せんしゅ名めい	年度ねんど	打席だせき
1	西岡にしおか剛つよし	2010年ねん	692	1	ジミー・ロリンズ	2007年ねん	778
2	赤星あかほし憲けん広ひろ	2005年ねん	689	2	レニー・ダイクストラ	1993年ねん	773
3	石井いしい琢朗たくろう	2005年ねん	688	3	ピート・ローズ	1974年ねん	771
4	山田やまだ哲人てつと	2014年ねん	685	4	デーブ・キャッシュ	1975年ねん	766
4	秋山あきやま翔しょう吾われ	2018年ねん	685	5	ホセ・レイエス	2007年ねん	765