Minecraft 単語たんご

概要がいよう

レトロゲーを想起そうきさせるドットテイストの3Dブロックが溢あふれる世界せかいで、自由じゆうに探索たんさく・採掘さいくつし、思おもい通どおりの世界せかいを組くみ上あげることが出来できるゲームである。

ほぼ無限むげんに自動じどう生成せいせいされる地形ちけいは全すべて立方体りっぽうたいのブロックで構成こうせいされ、ブロックを壊こわすとそれをアイテムとして入手にゅうしゅできる。集あつめたブロックを設置せっちして建物たてものを立たてたり、様々さまざまなアイテムをクラフトしてあちこちへ探索たんさくできる。

現在げんざいは異い世界せかいや遺跡いせきの探索たんさく、農耕のうこうや牧畜ぼくちく、村人むらびととの交易こうえきなど世界せかいを形作かたちづくる要素ようそも追加ついかされている。

Windows10/11,MacOS,Linux,PS4/5,Switch,Xbox1/X|S,Kindle Fireとスマートフォン版ばんを統合とうごうしたbedrock版ばん(統合とうごう版ばん)を中心ちゅうしんに、旧来きゅうらいからあるJava版はん、WiiU,PS3,Xbox360版はんや旧きゅうNintendo Switch,PlayStation 4,Xbox one版はんにあたるレガシーコンソール版はん、旧きゅうAndroid,iOS版はんにあたるPE版はん、New nintendo 3DS版はんが存在そんざいする。

なお、レガシーコンソール版はん、PE版はん、New3DS版はんは開発かいはつを終了しゅうりょうしており、現在げんざいはbedrock版ばんとJava版はんがサポートされている。

詳細しょうさい

今いまに続つづく「サンドボックス型がたゲーム」のムーブメントの先駆さきがけとなった。本ほん作さくから影かげ響ひびきを受うけたゲームも多おおい。海外かいがいインディーズゲームの中なかでは大だい成功せいこうを収おさめ、インディーズゲーム業界ぎょうかいの活性かっせい化かにひとつの影かげ響ひびきを与あたえている。

Notch氏しのブログによると、元々もともとはDwarfFortressの影かげ響ひびきを受うけてゲームの制作せいさくを試行錯誤しこうさくごをしていたが、ある時ときInfiniminerと衝撃しょうげき的てきな出会であいを果はたし、このゲームの面めん白しろいところを抽出ちゅうしゅつしてもっと洗練せんれんさせられないかと考かんがえた氏しは、Minecraftの原はら型かたを作つくり上あげるに至いたったようだ。

2009年ねんに開発かいはつ版はんが公おおやけ開ひらくされると、その独特どくとくのゲーム性せいが動画どうがサイトや口くちコミを通つうじで爆発ばくはつ的まとに広ひろまった。そのムーブメントは日本にっぽんでも伝つたえられ、日本にっぽんのゲーマー達いたるにも知しられるようにまでなった。ニコニコ動画どうがでも様々さまざまな動画どうがが投稿とうこうされ、ベータ版はん時点じてんにも関かかわらずプレイ人口じんこうが右肩みぎかた上あがりに増加ぞうかし、ゲームプレイ動画どうがのひとつのジャンルを形成けいせいするまでに至いたった。

その後ご、長ながいテスト期間きかんと数々かずかずの要素ようそ追加ついかを経へて、2011年ねん11月18日にち（日本にっぽん時間じかんで19日にち）に製品せいひん版ばん1.0がリリースされた。現在げんざいも精しらげ力ちから的てきにアップデートが続つづけられ、様々さまざまな要素ようそが追加ついかされている。

2017年ねん秋あき、Minecraftの開発かいはつ・運営うんえい会社かいしゃMojangを買収ばいしゅうしたマイクロソフト（Microsoft）により、プラットフォームの統合とうごうが行おこなわれ、メインがJava版はんからC++版はんに切きり替かわった。

2020年ねん、Java版はんに使つかわれる「Mojang アカウント」をマイクロソフトの管理かんりする「Microsoft アカウント」へと移行いこう・統合とうごうする事ことが発表はっぴょうされ、Java版はんアカウントと統合とうごう版ばんアカウントが統一とういつされることになった。 ^{[1] [2]}

第一歩だいいっぽを踏ふみだそう

ゲームを開始かいしするとあなたは見知みしらぬ土地とちにひとりで放ほうり込こまれる。木きを切きり、土どを掘ほり、早はや速はや拠点きょてんを作つくっても良よいし、気きままに探索たんさくするのもよいだろう。自動じどう生成せいせいされる地形ちけいでは様々さまざまな環境かんきょうに巡めぐりあうことができる。洞窟どうくつを見みつけたら探索たんさくしてみよう。地下ちかは貴とうと重おもな鉱石こうせきの宝庫ほうこだ。

とはいえ夜よるになると敵てきモンスターが襲おそってきたり、洞窟どうくつを掘ほり進すすむと敵てきに取とり囲かこまれることもあるだろう。初はじめのうちは、襲おそわれないように拠点きょてんを作つくって逃にげても良よいが、武器ぶきをクラフトすると戦たたかうことができる。貴とうと重おもな鉱石こうせきは地中ちちゅうの奥おく深ふかく、困難こんなんを超ちょうえた先さきにあるのが世よの常つねだ。鉱石こうせきを集あつめてより装備そうびを強化きょうかしていこう。

ブロックの設置せっちは自由じゆう気きままで、家いえを作つくったり、塔とうを作つくったり、農場のうじょうや牧場ぼくじょうを作つくったり、天空てんくうの城しろを作つくったり、…とアイデア次第しだいで色々いろいろなものが作つくれる。徹とおる底そこ的てきに建築けんちくにこだわるのもよし、農作のうさくや牧畜ぼくちくをして生活せいかつ基盤きばんを築きずくもよし、戦闘せんとうと探索たんさくに明あけ暮くれるもよし。自分じぶんのスタイルで気きままにプレイしてみよう。

マルチサーバーで多おおくのプレイヤーと協きょう力ちからして遊あそぶことも可か能のうだ。

種類しゅるい

開発かいはつ者もののNotchがPC向むけにプログラミング言語げんご「java」で開発かいはつしていたバージョンが最初さいしょであり、「Java版はん」などと呼よばれている。^[3]

2017年ねん以降いこうのMinecraftは、モバイル機器ききでも軽量けいりょうに動作どうさしやすいよう「Pocket Edition」のプログラムコード（C++）をベースにして開発かいはつされた、「Bedrock Edition ^[4]」がメインとなっている。これまでPC版ばんとされてきたオリジナルのJava版はんは「Minecraft: Java Edition」の名称めいしょうに変更へんこうされている。

2017年ねん秋あきに実施じっしされた大だい型かたアップデート「Better Together Update」により、XboxやSwitchのような据置すえおき型かたハードからAndroidやiOSなどといったモバイル系けいハードまで、複数ふくすうの異ことなるプラットフォームでも共通きょうつうしたゲーム空そら間あいだでプレイできる「クロスプレイ」が可か能のうになっている。^[5]

当初とうしょはNintendo Switchでクロスプレイが提供ていきょうされ、2019年ねんになるとPlayStationも加くわわり、現行げんこうゲーム機き上うえでのMinecraftでのクロスプレイが実現じつげんされた。

なお、統合とうごうされたバージョンの名称めいしょうは「Minecraft」に統一とういつされ、「Minecraft for ○○」という名称めいしょうに変かわった。統合とうごう版ばんが提供ていきょうされなかった旧来きゅうらいのハードのものは「Minecraft: ○○ Edition」の表記ひょうきが維持いじされ、「Legacy Console Edition」と呼よばれる。2018年ねん5月にPS4、PS3、XB360、Vita、Wii Uへのアップデートが発表はっぴょうされたが、公式こうしきブログによると、「旧きゅう世代せだいハードのアクティブレイヤーは5%未み満まんだった」としており、旧きゅう世代せだいハードへの機き能のう追加ついか予定よていはこれ以降いこうもうないことが明言めいげんされている。 ^[6]

統合とうごう版ばんとJava版ばんの違ちがい

統合とうごう版ばんとJAVA版はんはプレイやシステム面めんでの方向ほうこう性せいが明確めいかくに異ことなっており、大おおきく分わければ以下いかのような棲すみ分わけになっている。なおMOD（改造かいぞうデータ・改変かいへんプログラム）を使つかう可か能のう性せいを考かんがえている場合ばあいは基本きほん的てきにjava版はんになる。

■統合とうごう版ばん

統合とうごう版ばんは現在げんざいのメインプラットフォームとなっており、Microsoft + Mojang + 認みとめ証あかしされたサードパーティーが作つくったスキン・アイテムなどをゲーム内うちストアで購入こうにゅうして適用てきようさせる形かたちとなっている。規格きかくもシステムも統一とういつされているためスマートフォンやゲーム機きなど幅広はばひろい機器ききと共ともにマルチプレイを行おこなうことができる。JAVA版はんと同おなじくキャラクタースキンは自分じぶんでアップロードした画像がぞうは使つかえるし、腕うでや頭あたまなどパーツ単位たんいでカスタマイズは可か能のう。

ただし、ストア商品しょうひんで購入こうにゅうしたもの以外いがいは原則げんそく的てきに使つかえない。キャラスキン・ワールドデータ・テクスチャパックなどもストア販売はんばいが基本きほんとなる。ただしWindows版はんにおいては自作じさくスキンを使用しようすることは可か能のう。

システムも細こまかい調整ちょうせいやMODが使つかえないなどの不ふ自由じゆうがあり、マルチプレイは「Minecraft Realms」と呼よばれるMicrosoftが公式こうしきで提供ていきょうするマルチサーバー領域りょういきをサブスクリプションで使つかう形式けいしき、LANネットワークもしくはローカルネットワーク上うえでのプレイが可か能のう。 

■JAVA版はん

JAVA版はんは現在げんざいにおいても自由じゆう度どの高たかさがウリであり、独自どくじにゲームへの改造かいぞうやカスタマイズを行おこなうなどの点てんについては統合とうごう版ばんを圧倒的あっとうてきに上回うわまわる。また、個人こじんで好すきなテクスチャ・ワールドデータ・スキンなどをフォルダに追加ついかするだけで自由じゆうに適用てきようできる。

特とくにサーバーについては、Java版はん用ようの公式こうしきサーバー（Minecraft Realms）も用意よういされているが、その気きになれば個人こじんで好すきなPCを使つかってサーバーを設置せっちすることも出来できるため、好すきな人数にんずうやワールドを設定せっていしてプレイしたり、様々さまざまなカスタマイズやゲーム性せいそのものを既存きそんのMinecraftと違ちがうものまで変かえられる事こともできる。規模きぼの大おおきいところでは同時どうじアクセス数すう200～300人ひと、物ものによっては1000人ひと以上いじょうも入いれるという巨大きょだいサーバーもあったりする。^{[9] [10]}

しかしその反面はんめん、Javaを使用しようするため実質じっしつ的てきにPC版ばん以外いがいは不可ふか、Java版はん同士どうしではないとプレイできないという制約せいやくが出でてしまう。

上記じょうきの通とおり、要素ようその追加ついかはネット上うえにある有志ゆうしが開発かいはつしたものから自由じゆうに追加ついか・適用てきようできるものの、逆ぎゃくに「前提ぜんていMOD」などのような特定とくていの動作どうさ環境かんきょうを作つくるのに必要ひつようなものが絡からみ合あって複雑ふくざつになってしまうという問題もんだいもある。また、ウイルスや著作ちょさく権けん違反いはんなど悪意あくいのあるデータによってゲームが崩壊ほうかいしかねない物ものまでもがネット中なかに漂ただよっているため、自分じぶんの知識ちしきや目めで判断はんだんしていかなければならない。

加くわえて、サーバーを立たてるマルチプレイにおいては、サーバーを提供ていきょうするホスト役やくのプレイヤーにPCに関かんする知識ちしきや技術ぎじゅつ、およびエチケットやマナーなどのルール作つくりや荒あらしのワールド破壊はかいに対応たいおうできるスキルなどが要よう求もとむされるため、慣なれていない人ひとがやると問題もんだいが起おきる可か能のう性せいはある。

■互換ごかん性せい

Java版はんとC++版はんには互換ごかん性せいがないのでJava版はんのワールドデータをC++版はんへ移植いしょくすることは公式こうしきツールではできない(今後こんごワールドデータを変換へんかんするツールやサービスなどが公式こうしきで開発かいはつされれば話はなしは別べつだが)。

そのため、現状げんじょうではJava版はんでワールドを作つくってきたユーザーがC++版はんに乗のり換かえた場合ばあいは最初さいしょからもう一度いちど作つくることになる。C++版はんはエクスポート機き能のうが追加ついかされているためC++版はんどうしならデータの移動いどう・共有きょうゆうは可か能のう。

一応いちおう、NVIDIAからワールドデータ変換へんかんに関かんするガイドは提示ていじされているが、あくまで非公式ひこうしきである点てんに注意ちゅうい。

動作どうさ環境かんきょう

■統合とうごう版ばん

■Java版はん

統合とうごう版ばん(BE)の動作どうさ環境かんきょうは「Microsoftストア」のページより。JAVA版はん(JE)の動作どうさ環境かんきょうはMojangのヘルプページより。

ドットテイストな見みた目めに反はんして3Dゲームだけあり、スペックはそれなりに要よう求もとむされる。

現げん世代せだいではCPUにIntel Core i3,i5,i7、内蔵ないぞうGPUだけでも低てい画質がしつ設定せっていならばそこそこ遊あそべる。高画質こうがしつで遊あそびたいならばグラフィックボードが必須ひっす。AMDのA8,A10 APUの場合ばあいは内蔵ないぞうGPUの性せい能のうが高たかめなので、バニラならばグラボ無むしで快適かいてきにプレイ可か能のう。メモリは4GB程度ていどあれば普通ふつうにプレイできるだろう。より快適かいてきなプレイを目め指ゆびすならより強つよ力ちからなパーツを積つむとよい。

また、グラボについては、マインクラフトはDirectXではなく、OpenGLで3Dを描写びょうしゃされている。
そのため、商業しょうぎょう的てきな都合つごう上じょう(CADきゃど業務ぎょうむ用ように専用せんようグラボを売うりたいため)OpenGLに大おおきな制限せいげんをかけているNvidia GeForceシリーズでは同どうクラスのAMD RADEONシリーズよりも1ランクパフォーマンスが落おちる。かといってOpenGL用ようのグラボはそこそこのスペックでも諭吉ゆきちさん5人にん以上いじょうの世界せかいである上うえ、通常つうじょう用途ようとでは不都合ふつごうも多おおい。

もしも、「マインクラフト以外いがいのDirectX11世代せだい、GeForce寄よりの高こう負荷ふか3Dゲームは考かんがえていない」というのであれば、その辺あたりも一考いっこうするといいだろう（量販りょうはん店てんに行いって「マインクラフトやりたいんですけど」と言いってもGeforceを勧すすめられる傾向けいこうにあるので、全体ぜんたい的てきな目め的まとを明確めいかくにしてから買かいに行いくことを推奨すいしょうします）。

MOD、特とくにShader系けい(影かげMOD)を入いれる場合ばあいはより高たかいスペックを要よう求もとむされることもある。なお、負荷ふかを下さげるMODも存在そんざいする。

MOD要素ようそ

ベータ版はんの頃ころからユーザーが開発かいはつし、ゲームに数々かずかずの機き能のうを追加ついかできる「MOD」導入どうにゅう機き能のうに対応たいおうし、ユーザーによるMOD文化ぶんかも盛さかん。テクスチャを差さし替かえるものから、ゲームシステムを追加ついかするもの、グラフィックを大幅おおはばに強化きょうかするものなど多種たしゅ多おお彩いろどりである。プレイ動画どうがを見みて「俺おれの持もってるMinecraftと違ちがう」と思おもった時ときは、何なにかしらのMODが使用しようされていることが多おおいだろう。

なお、MODはJava版はんのみ対応たいおうしている。

購入こうにゅう方法ほうほう

統合とうごう版ばん

• Minecraft for Windows

価格かかくは3,150円えん（税込ぜいこみ）。現在げんざいのメインとなっているものは「Microsoft Store」のページから購入こうにゅうする。PCのようなプログラムというよりはスマートフォンに入いれるようなアプリの形かたちになっており、Windows上うえでインストールするとスタートメニューの「ゲームとエンターテインメント」に自動じどう登録とうろくされるようになっている。

2017年ねん秋あきよりプラットフォームが統合とうごう・大幅おおはばに仕様しよう変更へんこうされ、初期しょきの頃ころから「PC版ばん」と呼よばれてきたJava版はんは「Minecraft: Java Edition」に名称めいしょう変更へんこうされている。このバージョンとは違ちがうので注意ちゅうい。

Java版ばん

• 公式こうしきサイト | Minecraft
• Minecraft Japan Wiki - Java Edition 購入こうにゅう方法ほうほう(削除さくじょ済すみ）

Java版はんの場合ばあいは現在げんざいも運用うんようされているMojangの公式こうしきサイト（Minecraft.net）から購入こうにゅうする形かたちとなる。手続てつづきには「Mojangアカウント」を作成さくせいする必要ひつようがあり、決済けっさいおよび購入こうにゅうの完かん了りょうによって有効ゆうこう化かされる。

2021年ねんからは「Microsoftアカウント」に移行いこう・統一とういつされるため、共通きょうつうしたアカウントで両方りょうほうを購入こうにゅうできるようだ。

現在げんざいは片方かたがたのバージョンを買かうともう片方かたがたのバージョンも有効ゆうこう化かされる。

プレイ動画どうが

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