現れろ!No.101!
満たされぬ魂を乗せた方舟よ。光届かぬ深淵より浮上せよ!
S・H・Ark Knight!
No.101 S・H・Ark Knightとは、アニメ「遊☆戯☆王ゼアルⅡ」に登場するカードである。
概要
バリアン七皇のリーダーとなったナッシュが使用する、オーバーハンドレッド・ナンバーズ。
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/水属性/水族/ATK 2100/DEF 1000
レベル4モンスター×2
このカードは「No.」と名のつくモンスター以外との戦闘では破壊されない。
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材1つを取り除いて発動する事ができる。
相手フィールド上に存在するモンスター1体をこのカードの下に重ねてエクシーズ素材とする。
このカードが戦闘及びカードの効果で破壊される場合、
代わりにこのカードのエクシーズ素材1つを取り除く事ができる。
※公式サイト「必勝!モンスターアカデミー」第26回による
バリアン七皇のリーダーとしてバリアン世界に戻ったナッシュが、皆に力を与えるシーンでカード名の部分だけが見えたのが初登場。
かつての神代凌牙を再び取り戻すべく、ナッシュとIVはデュエルを行う。そのデュエルで使用された。
「セイバー・シャーク」と「サイレント・アングラー」をオーバーレイ・ユニットとしてエクシーズ召喚。
効果でIVの「No.15 ギミック・パペット-ジャイアントキラー」をオーバーレイ・ユニット化し、IVへダイレクト・アタックを決めた。
しかし、その後「オーバーレイ・ダーク・リンカーネーション」によってオーバーレイ・ユニット化したジャイアントキラーを再びIVのフィールドに戻されてしまう。
「RUM-アージェント・カオス・フォース」でランクアップされた「CNo.15 ギミック・パペット-シリアルキラー」の効果を受けた際にはオーバーレイ・ユニットを身代わりにしたものの、直後のシリアルキラーの攻撃は防げず、破壊されてしまった。
だが、その後「RUM-七皇の剣」によって墓地から特殊召喚され、そのまま「CNo.101 S・H・Dark Knight」へとランクアップした。
VSベクター戦で再登場。
ナッシュは後攻1ターン目にドローされた「RUM-七皇の剣」でこのカードを特殊召喚し、そのまま「CNo.101 S・H・Dark Knight」へとランクアップさせた。
遊馬とともにドン・サウザンドと戦った際にも登場。
「RUM-七皇の剣」で特殊召喚されてそのままCNo.101へとランクアップ。直後にCNo.101の効果で再びフィールドに特殊召喚され、ドン・サウザンドにダイレクトアタックを決めた。その後、ナッシュ自身の「海底噴火」の全体除去に巻き込まれて破壊された。
それからしばらくして、ZEXALⅡの「ZS-双頭龍賢者」によって特殊召喚され、双頭龍賢者と「CNo.39 希望皇ホープレイ・ヴィクトリー」を装備して「CNo.1000 夢幻虚神ヌメロニアス」へ攻撃、双頭龍賢者によって攻撃力を倍の11000としてドン・サウザンドにダメージは与えたものの、ヌメロニアスは耐性によって破壊を免れ、そのバトルフェイズ終了時にヌメロニアスの効果でこのカードは破壊され、ドン・サウザンドのフィールド上に特殊召喚されてしまう。
最終的に、「No.100 ヌメロン・ドラゴン」の効果によって破壊された。
攻撃名は「ミリオン・ファントム・フラッド」、相手モンスターを素材にする効果の効果名は「エターナル・ソウル・アサイラム」。「ZS-双頭龍賢者」の効果でホープレイ・ヴィクトリーを装備した場合の攻撃名は「ホープ剣・アーク・ナイト・スラッシュ」。このときは、このカードの力を受けたホープレイ・ヴィクトリーが攻撃を行う。
記事最上部にあるのはIVとのデュエルでの口上。ベクターとのデュエルの際も、「現れろ」が「出でよ」になった点を除けばまったく同じ。
カード名のS・H・Ark Knightは「サイレント・オナーズ・アーク・ナイト」(Silent Honors Ark Knight)と読む。
しかし、ルビを無視するとS・H・Arkはshark(シャーク,鮫)となる。公式サイト「必勝!モンスターアカデミー」では「シャークとしての気持ちが残ってる」表れではないかと触れられているのだが、ランクアップすると……。
オーバーハンドレッド・ナンバーズ共通の特徴として、カード名は赤色で書かれている。現実ではV JUMP EDITIONでみられる仕様。
OCG版
「LEGACY OF THE VALIANT」(2013年11月16日発売)でOCGに登場。
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/水属性/水族/ATK 2100/DEF 1000
レベル4モンスター×2
「No.101 S・H・Ark Knight」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのX素材を2つ取り除き、
相手フィールドの特殊召喚された表側攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをこのカードの下に重ねてX素材とする。
(2):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊される場合、
代わりにこのカードのX素材を1つ取り除く事ができる。
相手モンスターを素材化する効果に要求する素材数が2つになった。また、素材化できるモンスターに条件が付けられた。
相手モンスターを素材化する効果は、事実上の除去とみなせる。
破壊でも除外でもなく素材化するため、耐性などをかわし、墓地などからの再利用も防げる有力な除去となる。回避が困難であるため、非常に強力。
欠点としては、特殊召喚されていないモンスターや守備表示モンスターには対抗できない点。この点は、「No.50 ブラック・コーン号」・「鳥銃士カステル」などと使い分けることで対処したい。
また、アドバンス召喚や妥協召喚されたモンスターへの対応も苦手で、妖仙獣やゴーストリック、スピリットのような表側表示で場に居座ることが少ないカード群が相手だと、このカードを活かす場面が来ないまま、デュエルが終了することもしばしば。
破壊耐性は、前半の効果を使った後なら1回分使用可能。
エクシーズ召喚時の「激流葬」などに対して使うこともできるが、この場合は前半の効果が使えなくなってしまう。
素材の縛りもなく効果も汎用性が高いものであるため、ランク4を出せるデッキならいろいろな場面で活躍できる。「CNo.101 S・H・Dark Knight」を使う場合も、CNo.101の効果の都合からこのカードを用意できるといい。
関連静画
関連項目