【MAX MUAYTHAI】ブアカーオ勝利しょうり、佐藤さとう嘉よしみ洋よう「完敗かんぱいです」

2013/10/06（日ひ）UP
（最終さいしゅう更新こうしん：2013/11/30 23:59）

MAX MUAY THAI JAPAN 実行じっこう委員いいん会かい
「MAX MUAYTHAI WORLD CHAMPION 2013 JAPAN」
2013年ねん10月がつ6日にち（日ひ）宮城みやぎ・ゼビオアリーナ

▼第だい5試合しあい　MAX ULTIMATE　70kg契約けいやく　3分ふん3R
○ブアカーオ・バンチャメーク（旧名きゅうめいポー.プラムック/タイ/K-1 WORLD MAX 2004＆2006世界せかいトーナメント王者おうじゃ）
判定はんてい3-0　※30-27、30-28、30-28
●佐藤さとう嘉よしみ洋よう（名古屋なごやJKF/K-1 WORLD MAX 2006＆2007日本にっぽんトーナメント王者おうじゃ）

　ブアカーオと佐藤さとうはこれまでに3度ど対戦たいせんしており、ブアカーオの2勝しょう1敗はい。最後さいごに戦たたかった2008年ねん7月がつのK-1 MAXではブアカーオが3RでKO負まけを喫きっしており、これはブアカーオにとっては選手せんしゅキャリアの中なかで唯一ゆいいつのKO負まけとなった。ブアカーオのリベンジか、佐藤さとうの連勝れんしょうか？

　1R、佐藤さとうが右みぎローを出だすと、ブアカーオは前まえ蹴けりで佐藤さとうとの距離きょりをとる。佐藤さとうは得意とくいの首くび相撲すもうからのヒザ蹴けりに持もち込こもうとするが、ブアカーオは簡単かんたんに佐藤さとうをコカしてしまう。

　組くんでも佐藤さとうは何なん度どもマットに転ころばされてしまいペースを握にぎれない。

　佐藤さとうはボディ狙ねらいでストレートを出だすも、ブアカーオは怯ひるむことなく左ひだりミドル、パンチを返かえしていく。

　2R、ブアカーオは1Rとは違ちがいアグレッシブに攻せめる。左ひだりミドル、左ひだりハイをガンガン当あてていくと、佐藤さとうもミドルを返かえす。佐藤さとうは距離きょりを詰つめるが、ブアカーオが組くんでは佐藤さとうを何なん度どもコカしていき、完全かんぜんに主導しゅどう権けんを握にぎる。

　3R、佐藤さとうのプレッシャーの前まえに、若干じゃっかんブアカーオは失速しっそくを見みせるもののミドルを蹴けってはすぐに組くみ付ついて着実ちゃくじつにポイントを奪うばう。

　佐藤さとうはパンチで攻せめるが、ブアカーオはショートの左ひだりフックを当あてて譲ゆずらない攻防こうぼうとなり、フルマークの判定はんていでブアカーオが勝利しょうり。試合しあい後ごには、元もとK-1プロデューサー・石井いしい和義かずよしがリングに上あがり、ブアカーオを祝福しゅくふくした。

　敗やぶれた佐藤さとうは「完敗かんぱいです。ブアカーオはスタミナに問題もんだいがあると思おもっていたが、崩くずしでやられてしまいました。今後こんごムエタイでやっていくのであれば、崩くずしに対たいして違ちがう作戦さくせんを考かんがえないと一生いっしょう追おいつけません。今回こんかいブアカーオに勝かって本ほん調子ちょうしのブアカーオとタイでやることを考かんがえていましたが、勝かてないですね」とコメントした。

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▼メインイベント（第だい6試合しあい）　4Manトーナメント決勝けっしょう戦せん　3分ふん3R
○ジンリートーン・シートラーンフェリー（タイ）
判定はんてい3-0　※三者さんしゃとも30-28
●ディラン・サルバドール（フランス）
※ジンリートーンが優勝ゆうしょう。

　一いち回戦かいせんでアレスサンドロを破やぶったジンリートーンと大和やまとに勝かったサルバドールが決勝けっしょう戦せんを争あらそった。ジンリートーンはルンピニースタジアムや7チャンネルスタジアムで活躍かつやく中ちゅう。

　一方いっぽう、サルバドールは19歳さいの若わかさでサイヨークをKOし、今年ことし3月がつには、日本にっぽんで旋風せんぷうを巻まき起おこしているゲーオ・フェアテックス（タイ）から勝利しょうりしている。

　1R、右みぎミドルのジンリートーンに対たいし、サルバドールがパンチで前まえに出でる。接近せっきん戦せんではジンリートーンがヒジを見みせサルバドールの額がくをカット。流血りゅうけつさせる。

　2R、ジンリートーンが右みぎミドルを何なん発はつも当あてて距離きょりをとると、サルバドールが一気いっきに距離きょりを詰つめて左ひだりストレート。ジンリートーンの首くびを跳はね上あがらせたが、ジンリートーンはすぐに蹴けり返かえす。サルバドールの出血しゅっけつがひどくドクターチェックが入はいった。

　3R、接近せっきん戦せんを仕掛しかけるサルバドールがパンチとヒジの連打れんだを見みせるが、ジンリートーンは巧たくみに首くび相撲すもうを仕掛しかけてはペースを握にぎらせない。ジンリートーンが判定はんてい勝がちし、トーナメントを制覇せいはした。

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▼第だい8試合しあい　MAX ULTIMATE　58kg契約けいやく　3分ふん3R
○森井もりい洋介ようすけ（藤原ふじわらジム/元もとWPMF日本にっぽんフェザー級きゅう王者おうじゃ、元もとWBCムエタイ日本にっぽんフェザー級きゅう王者おうじゃ）
KO　2R
●ムンファン・ポー.ポンサワン（タイ/元もとラジャダムナンスタジアム認定にんていフライ級きゅう王者おうじゃ）

　当初とうしょ、森井もりいはムエタイ界かいで人気にんきのKOファイター、ナーカー・ゲーオサムリット（タイ）と対戦たいせん予定よていだったが欠場けつじょう。代替だいたい選手せんしゅとしてムンファンが出場しゅつじょうした。ムンファンは元もとラジャダムナンスタジアム認定にんていフライ級きゅう王者おうじゃの27歳さい。戦績せんせきは55戦せん36勝しょう（18KO）10敗はい9分ふん。日本にっぽんでは2012年ねん11月11日にちのK-SPIRITで邦博くにひろにTKO勝がち、その2週間しゅうかん後ごの新しん日本にっぽんキックのリングでは拳こぶし士朗しろうに判定はんてい勝がちしている。

　1Rから森井もりいがムンファンをロープ際ぎわに追おい込こみ、左右さゆうフックとローで棒立ぼうだちにさせる。ムンファンはディフェンスに徹てっしながら、すかさずKO狙ねらいの左ひだりハイを返かえしていく。2Rも森井もりいのほぼ一方いっぽう的てきな攻撃こうげきに。ムンファンの左ひだりミドルに対たいして森井もりいが左ひだりフックを合あわせると、ムンファンがバッタリと倒たおれて立たち上あがれず。森井もりいのKO勝利しょうりとなった。

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