シド・バレット 独りぼっちの狂気
劇場公開日:2024年5月17日
解説
ロックバンド「ピンク・フロイド」の創設者として知られるシド・バレットの謎に包まれた人生をひも解いたドキュメンタリー。
ピンク・フロイド結成時の中心人物でありながらも、5年あまりで表舞台から姿を消し、巨大化したピンク・フロイドのインスピレーションの源としてロック史の伝説となったシド・バレット。ピンク・フロイドのメンバーはもちろん、実妹ローズマリー、幼少期の友人や美術学校時代の学友・教師、ザ・フーのピート・タウンゼントやブラーのグレアム・コクソンといったミュージシャン、さらに歴代のガールフレンドまで、数十名による証言と記録映像、幻想的な映像パートを交えながら、彼の“狂気”と“天才”の真相に迫る。
レッド・ツェッペリンやピンク・フロイドのアートワークで知られるアート集団「ヒプノシス」のメンバーにしてシドの旧友でもあったストーム・トーガソンが監督とインタビュアーを務め、トーガソンの死後は映像作家ロディ・ボガワがその遺志を継いで決定版を完成させた。
2023年製作/94分/PG12/イギリス
原題:Have You Got It Yet? The Story of Syd Barrett and Pink Floyd
配給:カルチャヴィル
劇場公開日:2024年5月17日
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2024年7月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
独自の世界観を武器にロック史上に燦然と輝くピンク・フロイド。その誕生時のリーダーでその世界観をインスパイアしたシド・バレット。その足跡を少しは知ってはいるが、。天才だったことは誰もが認めるが、やはり栄光は僅かであり、不毛な人生を長く過ごし、寂しく逝ってしまったようだ。絶大な評価と商業的成功を得たピンク・フロイドとは対極である。何よりロジャー・ウォーターズもデビット・ギルモアも元気に今も生きている。
映画の中で「炎」のアルバム制作時スタジオにシドが訪れたエピソードは悲しすぎる。
シドに捧げたとする同アルバム内の名曲「狂ったダイアモンド」第2部の訳詩はーきみが何処にいるかだれも分からない ひょっとしたらすぐ近くかもしれないけど でもいいさ きみは狂ったダイアモンド ぼくらを無視して輝くがいい 狂気のひだを重ねてゆけよ きっとどこかでまた会えるだろう 硬く結晶した狂気のダイヤよ あくまでも超然と見事であってくれ ぼくらは人気の上にあぐらをかいたまま 世間の寒風に乗って旅を続けよう きみは永遠の少年 勝者にして敗者 真実と妄想の探究者 すべてを超えて輝いてくれーと、あった。
観てよかったと思います。
このようなドキュメンタリー映画を残してくれた関係者の皆さんに感謝します。
2024年7月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
頃の映像が少なく、足されたイメージ映像とインタビューには眠気を誘われた。だが彼の変わり果てた姿は初めて見た。アメリカツアーで唄えなくなりステージを降ろされた話には、本当に気の毒と思う。
才能もルックスも確かに有った、何故ダイヤモンドがすり潰されてしまったのかは解らない。でも大成功を収めた残りのメンバー達は何か、苦いモノが残ったに違いない、エンディングの追悼? 演奏が悪い冗談の様に見えた。
明日7日が命日なんですね。
2024年7月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
シド・バレット独りぼっちの狂気
初期ピンクフロイドの中心メンバー
イギリスのサイケデリックブームの旗手
プレッシャー、ストレスやドラッグにより
精神バランスを崩しバンドから離れて行く···
伝説のロックスターの実像に迫る映画
ご年配の方が鑑賞している中で
1960年代後半のサイケデリックの流行を
体感していない寂しさを感じながら鑑賞
以前鑑賞した【尾崎豊をさがして】のような映像の切り貼りを心配していたが、大丈夫だった。
シドについての、シドの友人、元恋人たち
バンドメンバー、関係者の言葉に涙が。
パンフレットがないのが残念。
2024年6月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
新情報無し。
キャプションが雑なので誰が喋っているのやらさっぱり。
それでも歌唱演奏シーンが楽しければ我慢も出来ようが、ぶつ切り映像だらけで欲求不満は溜まるばかり💢
94分前に時間を巻き戻して欲しい😭