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リトル・ロマンス : 作品情報 - 映画.com

リトル・ロマンス

劇場げきじょう公開こうかい

解説かいせつ

「スティング」のジョージ・ロイ・ヒル監督かんとくによる青春せいしゅんロマンスで、ダイアン・レインの映画えいがデビューさく。ベルサイユ宮殿きゅうでん出会であったフランスじん少年しょうねんダニエルとアメリカじん少女しょうじょローレン。2人ふたりはたちまちこいちるが、ローレンはアメリカに帰国きこくしなければならない。かれらはなぞ老人ろうじんからいた「ベネチアにあるためいきのはしもとで、日没にちぼつ瞬間しゅんかんにキスした恋人こいびとたちは永遠えいえんむすばれる」という伝説でんせつ実行じっこうしようと、ベネチアへと旅立たびだつが……。

1979ねん製作せいさく/109ふん/アメリカ
原題げんだいまたはえいだい:A Little Romance
配給はいきゅう東宝とうほう東和とうわ
劇場げきじょう公開こうかい:1974ねん7がつ14にち

スタッフ・キャスト

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受賞じゅしょうれき

だい52かい アカデミーしょう(1980ねん

受賞じゅしょう

作曲さっきょくしょう ジョルジュ・ドルリュー

ノミネート

脚色きゃくしょくしょう アラン・バーンズ

だい37かい ゴールデングローブしょう(1980ねん

ノミネート

最優秀さいゆうしゅう助演じょえん男優だんゆうしょう ローレンス・オリビエ
最優秀さいゆうしゅう作曲さっきょくしょう ジョルジュ・ドルリュー
詳細しょうさい情報じょうほう表示ひょうじ

フォトギャラリー

映画えいがレビュー

3.0レッドフォード

2021ねん8がつ21にち
PCから投稿とうこう
鑑賞かんしょう方法ほうほう:CS/BS/ケーブル

 いきなり『明日あしたかってて』のフランス語ふらんすごばんだったのでビックリです。そのにも英語えいごフランス語ふらんすござっているので、どっちがどっち?と混乱こんらんしてしまいました。しかし、映画えいがきの少年しょうねん少女しょうじょあたまいですなぁ・・・少年しょうねんやく英語えいご下手へたなんですけど。

 きなシーンはロバート・レッドフォードの写真しゃしんをプレゼントするところだ。監督かんとく自身じしん映画えいが使つかっているところは納得なっとくいかないが、映画えいがオタクしんをくすぐる内容ないようですね。『明日あしたかってて』から『スティング』まで、レッドフォードがきな少年しょうねんってことがよくつたわりました。競馬けいばではずれるところもきです。単純たんじゅんっていたら非常ひじょうにつまらない映画えいがになることでしょう。サンセットキスというテーマ自体じたいはお子様こさまけなのできではないけど、最初さいしょ弱々よわよわしかったローレンの父親ちちおや後半こうはんになって徐々じょじょにたくましくなっていく過程かていきです。

 ジュリアスのつまがエマというだというのは『美女びじょありき』からとっているのでしょうか。調しらべればおおくのしょうネタがありそうです。ジョージ・デ・マルコ監督かんとくの『くちびる』って映画えいが一度いちどてみたいものだ。

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kossy

4.5青春せいしゅん時代じだいたかった

2021ねん4がつ14にち
スマートフォンから投稿とうこう
鑑賞かんしょう方法ほうほう:DVD/BD

当時とうじ自主じしゅてき映画えいがかんくなんてことがなく、タイトルだけはおぼえていてりてみた。
むすめ小学校しょうがっこう卒業そつぎょうして、転校てんこうするおとこ連絡れんらくさき交換こうかんしてるのがダブった。

いまやLINEでつながることで、こんな映画えいが風情ふぜいはない。
あのころもどれたら、とおもえる作品さくひんだ。

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かずじー

4.0あわ初恋はつこい物語ものがたりえがくジョージ・ロイ・ヒル監督かんとくやさしさと、たしかな映画えいが技巧ぎこう

2020ねん4がつ18にち
PCから投稿とうこう
鑑賞かんしょう方法ほうほう映画えいがかん

なにてカワイイ映画えいがなんだろう。
ジョージ・ロイ・ヒル監督かんとくやさしい映像えいぞうタッチが、全編ぜんぺん生命せいめいかんあふれる瑞々みずみずしさでおおいつくしている。客観きゃっかんてきれば、大人おとなげないつくばなし童話どうわのような美化びかされた青春せいしゅんラブストーリーかもれないが、ここにはひととして大切たいせつにしたい価値かちかんめられた本質ほんしつてき人間にんげんせいうたうドラマのしんが、たしかにある。それ映画えいがきで楽観らっかんてき映画えいがづくりのあそごころが、素直すなおゆるせるのである。今年ことしいちばんに、映画えいがともときごせたたのしいひとであった。
これはすべて、ジョージ・ロイ・ヒルというアメリカ映画えいが監督かんとく才覚さいかくである。むかしのハリウッド映画えいがには、ゆめみたいなおはなし説得せっとくりょくって最後さいごまでせてくれる映画えいがじんがいた。アメリカンスピリット、アメリカンドリーム、アメリカンヒューマニズムといったあるしゅのプロパガンダでありながら、善意ぜんい勝利しょうり讃歌さんか観客かんきゃく魅了みりょうされたのだ。たとえば、「オペラハット」などのフランク・キャプラが代表だいひょうであろう。それで今日きょう映像えいぞう文化ぶんかがどうかとうと、リアリティと共感きょうかん追求ついきゅう映画えいが表現ひょうげん主流しゅりゅうになり、ゆめゆめぎないとなった。そんな時代じだい変化へんかなかで、現実げんじつゆめ両面りょうめんをバランスよく融和ゆうわさせ、映画えいが面白おもしろさ、たのしさをあたえてくれたこの作品さくひんを、たか評価ひょうかしないではいられない。それはまた、フランスのパリからイタリアのヴェニスまでのヨーロッパ文化ぶんか舞台ぶたいにしたことがおおいにたすけているのではないかとおもう。パリにむ13さい少年しょうねんと13さいのアメリカ少女しょうじょ純粋じゅんすい初恋はつこい物語ものがたりとしては、めぐまれた背景はいけいである。
冒頭ぼうとう少年しょうねん日常にちじょう生活せいかつのスケッチ描写びょうしゃのリアリティがいい。ロイ・ヒル監督かんとく演出えんしゅつあじえる。アーサー・バロンの「ジェレミー」にならぶドキュメンタリータッチの写実しゃじつせいが、まず物語ものがたり基調きちょうととのえる。それから、アメリカじん映画えいが監督かんとく自堕落じだらくぶりを皮肉ひにくったり、少年しょうねん少女しょうじょせい意識いしき大人おとな視点してん理解りかいできるところで納得なっとくさせるエピソードに、ロイ・ヒル監督かんとくのユニークな道徳どうとく観念かんねん垣間見かいまみえる。唯一ゆいいつ欠点けってんは、ローレンス・オリビエえんじるスリの紳士しんし少年しょうねん少女しょうじょがらみがえがれていないところだけだ。映画えいがとしての自然しぜんながれが不足ふそくた。しかし、それをおぎなってあまりあるラストのかた見事みごとさは、なにっていいかわからない。活動かつどう写真しゃしんからのわれる典型てんけいてき映画えいがらしいスタイルがかされて、わかれのラストシーンの余韻よいんがいつまでもこころにのこり、わすれられないでいる。   1979ねん10がつ9にち 銀座ぎんざ文化ぶんか2

ジョージ・ロイ・ヒル監督かんとく初期しょきの「マリアンのともだち」を連想れんそうさせる児童じどう映画えいが秀作しゅうさく。ダイアン・レインが本当ほんとう可愛かわいかった。映画えいがづくりのこころをったやさしくて誠実せいじつな、それでいてしたたかさもそなえたロイ・ヒル監督かんとくよう映画えいがじんは、いまなくなりました。

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Gustav

4.5ダイアン・レインのあいらしさ

2015ねん4がつ8にち
フィーチャーフォンから投稿とうこう
鑑賞かんしょう方法ほうほう映画えいがかん

かなしい

たのしい

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松井の天井直撃ホームラン