P.S.アイラヴユー
劇場公開日:2008年10月18日
解説
アイルランド元首相の娘セシリア・アハーンによる同名ベストセラー小説をオスカー女優ヒラリー・スワンク&ジェラルド・バトラー主演で映画化。最愛の夫を突然亡くし、家に引きこもっていたホリー。しかし30歳の誕生日に夫のメッセージが録音されたテープが届き、その後テープの予告通りに夫から消印のない手紙が届き始める……。監督・脚本は「マディソン郡の橋」の脚本家リチャード・ラグラベネーズ。
2007年製作/126分/アメリカ
原題または英題:P.S. I Love You
配給:ムービーアイ、東宝東和
劇場公開日:2008年10月18日
スタッフ・キャスト
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2024年5月31日
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鑑賞方法:VOD
何度も観ています。
愛する人を亡くす悲しみを、悲しみとして心から体験し、
そこから前に少しずつ進んでいく過程が力強くて、元気付けられます。
アイルランドの自然豊かな景色と、定番のアイリッシュソングのライブシーン(The Galway Girlなど)が味わい深いです。
そしてエンディングのJames Bluntの曲も素晴らしい。
2024年5月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
本作が公開された当時、私は独りで映画館に通うということをかなり頻繁にしており、特にどんな映画なのかは考えずに「とりあえず見てみよう」という気持ちで見てみたうちの一作である。
冒頭、いきなり18禁のような描写で始まりドキッとさせられるが、それも見終わってみれば独特の後味を演出するための重要なエッセンスとなっており、冒頭からラストまで見逃すことが出来ない。
私が何より驚いたのは、なんと映画の上映中ではなかった。
エンドロールが流れ切り、場内にうっすらと照明が点灯して「さあ帰るか」と思ったその時のことである。
本作を私と同時に鑑賞していた若い女性たちのすすり泣きがそちこちから聞こえたのだ。
当時、30代だった男の私にはわからない何かが本作には鮮やかに描かれており、若い女性たちのハートを射抜いていたのだ。私は映画そのものを直接鑑賞したことよりも、その若い女性たちの悲しみの感情、涙に感動させられ、しばし呆然となったのであった。
ひとりの頼りがいのある男性が、死を避けられない病に罹患していることを知り、パートナーを残して旅立たねばならないと知った際、自らの死後も彼女に力を与えようとして生前に書き溜めた手紙を母に託して、本人は既にこの世の人ではないにもかかわらず妻を励まし続けようとする本作のストーリーは、間違いなく感動的なものであるが、この映画を見たことによって私が知った女性目線で想う「愛の在り方」は、その後の私の人生観に大きなプラスの影響をもたらした。本作によって結婚が叶ったと言っても過言ではない。
多くの若い女性に、また男性諸氏にも観てもらいたい名作中の名作である。
2022年6月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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死んだ夫ジェリーから届く手紙によって、ホリーが過去の気持ちを取り戻していきます。
過去へ戻っていく構成は、感情移入はしづらい気もしますが面白く感じました。
アイルランドの景色がとても綺麗で、ジェリーが歌いながらホリーに近づくシーンや、犬を警戒させて抱きつく出会いのシーンが好きです。
気になるのは下記です。
・回想と現在の区別が難しい。
髪型や服装など分かりやすい工夫が欲しかったです。
・アイルランドで男と何度も出会いすぎ。
ボートで助けたのは男の父親でその男の家で再会するなど、少し間接的が良いかな。
・ホリーの行動を予測して手紙を書くのは難しい。
ジェリーがホリーの状況に応じて100通以上の手紙を準備していたのなら納得はできるかも。ホリーは見せて欲しいと頼むが、本人には不要なものなので処分するように言われていて見れない展開が良いかな。
以上
2022年6月24日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ちょっと唐突すぎるオープニングにはびっくりするけど、良い映画だった。
自分の大切な人がいなくなってしまったら、人生のどんな問題を乗り越えることよりも絶対に苦しいと思う。
そんな苦しさを、亡くなってもなお妻を想う夫の手紙によって立ち直っていく彼女の姿がよかった。
あんなに愛されていたら幸せだなぁ。
アイルランドの湖や空や緑が素敵。アイルランドいいなぁって思った。
切ないけれど、すごく素敵な映画でした。