アダム・ドライバーとマリオン・コティヤールが主演する本作は、カラックス監督初の英語作品となる。ロサンゼルスを舞台に、スタンダップコメディアンのヘンリー(ドライバー)が、オペラ歌手の妻(コティヤール)が他界し2歳の娘をひとりで育てていたところ、娘の特別な才能に気づくというストーリー。音楽が中心的な役割を果たすロマンティック・ミュージカルで、ドライバーもコティヤールも歌声を披露するようだ。映画「マダム・フローレンス! 夢見るふたり」にも出演したヘルバーグは、“指揮者”役を演じるという。
米ロックバンドのスパークスが複数のオリジナル楽曲を書き下ろしており、「ラ・ラ・ランド」「ムーラン・ルージュ」の音楽プロデューサー、マリウス・デ・ブリーズとコラボレートする。カロリーヌ・シャンプティエが撮影監督を務め、間もなくベルギー、ドイツ、ロサンゼルスで撮影が行われる。アメリカではアマゾン・スタジオが配給し、2020年にリリースされる。
ちなみに、先日カラックス監督の愛犬が行方不明になり、捜索協力を呼びかけるドライバーの動画が「スター・ウォーズ」シリーズ共演者のマーク・ハミルのインスタグラムから拡散され、その後無事に愛犬は発見された。