現代 げんだい を生 い きる、愛 あい する妻子 さいし を亡 な くした男性 だんせい ・小山内 おさない と、27年 ねん 前 まえ にある女性 じょせい と許 ゆる されざる恋 こい をした男性 だんせい ・三角 さんかく 。無関係 むかんけい だった彼 かれ らの人生 じんせい が、“瑠璃 るり ”という名 な の女性 じょせい の存在 そんざい で交錯 こうさく する。主人公 しゅじんこう ・小山内 おさない 役 やく の大泉 おおいずみ 、三角 さんかく 役 やく の目黒 めぐろ のほか、有村 ありむら 架 か 純 じゅん 、柴 しば 咲 さき コウ 、伊藤 いとう 沙 すな 莉 、田中 たなか 圭 けい らも出演 しゅつえん している。
メイキング写真 しゃしん は、目黒 めぐろ が廣木 ひろき 監督 かんとく とディスカッションする様子 ようす や、劇 げき 中 ちゅう でも印象 いんしょう 的 てき な8ミリカメラを手 て に持 も ち、正木 まさき 瑠璃 るり (有村 ありむら )を映 うつ すシーンの撮影 さつえい 風景 ふうけい などを切 き りとっている。
(C)2022「月 つき の満 み ち欠 か け」製作 せいさく 委員 いいん 会 かい 目黒 めぐろ といえば、フジテレビ系 けい ドラマ「silent」では若 わか くして聴力 ちょうりょく を失 うしな い手話 しゅわ でコミュニケーションをとる青年 せいねん ・佐倉 さくら 想 そう 役 やく 、NHK連続 れんぞく テレビ小説 しょうせつ 「舞 ま い上 あ がれ!」では航空 こうくう 学校 がっこう の学生 がくせい ・柏木 かしわぎ 弘明 ひろあき 役 やく で登場 とうじょう し、日夜 にちや SNSのトレンドを賑 にぎ わせている。今 いま 最 もっと もアツい若手 わかて 俳優 はいゆう が本 ほん 作 さく で演 えん じた三角 さんかく は、大学 だいがく 時代 じだい に正木 まさき 瑠璃 るり と許 ゆる されざる恋 こい に落 お ち、その後 ご ある事 こと をきっかけに小山内 おさない を訪 たず ねてくるという役 やく どころだ
実 じつ は、プロデューサー陣 じん が一番 いちばん 頭 あたま を悩 なや ませていたのが三角 さんかく のキャスティングだった。なかなかイメージに合 あ うキャストを見 み つけられないなか、偶然 ぐうぜん 別 べつ 作品 さくひん を撮影 さつえい していた目黒 めぐろ に目 め が止 と まったという。
「カメラが回 まわ っていない時 とき のオフの状態 じょうたい で、何気 なにげ なく佇 たたず んでいた彼 かれ を見 み た時 とき 、三角 さんかく がいた!と思 おも いました。朴訥 ぼくとつ な雰囲気 ふんいき の中 なか にすごく強 つよ い意志 いし と熱 あつ いハートを秘 ひ めている目黒 めぐろ さんは、まさに三角 さんかく でした」と明 あ かすプロデューサー。廣木 ひろき 監督 かんとく も目黒 めぐろ の芝居 しばい には太鼓判 たいこばん を押 お している。
廣木 ひろき 監督 かんとく 「蓮 れん 君 くん は現場 げんば では哲彦 てつひこ と瑠璃 るり のシーンは、2人 ふたり の関係 かんけい が近 ちか くなっていく様 さま をごく自然 しぜん な芝居 しばい で表現 ひょうげん し自分 じぶん のキャラクターを守 まも るように、他 た の人 ひと と口 くち を利 き かずにすごく役 やく に没頭 ぼっとう していた。その佇 たたず まいが良 よ い役者 やくしゃ 。彼女 かのじょ を失 うしな って一人 ひとり 涙 なみだ を見 み せるシーンも素直 すなお に役 やく に溶 と け込 こ んでいて、印象 いんしょう 的 てき なカットになった」
(C)2022「月 つき の満 み ち欠 か け」製作 せいさく 委員 いいん 会 かい また、キャスト陣 じん からの評価 ひょうか も高 たか い。共演 きょうえん シーンが多 おお かった有村 ありむら からは「お芝居 しばい 経験 けいけん がそんなにないとご本人 ほんにん はおっしゃっていましたが、全然 ぜんぜん そんな風 ふう には見 み えず、堂々 どうどう と落 お ち着 つ いていらっしゃいました。すごく“気持 きも ち”を大事 だいじ にされていて、一言 ひとこと 一言 ひとこと を大切 たいせつ にセリフを言 い われる方 ほう だなと思 おも えたので、瑠璃 るり として気持 きも ちを動 うご かしながらやり取 と りができたと思 おも います」という言葉 ことば 。1日 にち だけの共演 きょうえん だった大泉 おおいずみ も「哲彦 てつひこ とのシーンは僕 ぼく も小山内 おさない として引 ひ き出 だ されるものがあった」と目黒 めぐろ の芝居 しばい を絶賛 ぜっさん している。
目黒 めぐろ は、三角 さんかく の人生 じんせい を生 い きるうえで「役 やく を作 つく る時 とき は大事 だいじ な人 ひと たちを想像 そうぞう して、その人 ひと たちを一度 いちど 心 しん の中 なか で消 け すというか……。実際 じっさい に自分 じぶん の身 み の周 まわ りからいなくなってしまったら?と細 こま かい部分 ぶぶん まで想像 そうぞう していました。そしたらすごく苦 くる しくなったし、心 しん が疲 つか れました」という意識 いしき があったそう。また役 やく を演 えん じて感 かん じたことについては、こんなことを語 かた っている。
目黒 めぐろ 「大事 だいじ な人 ひと って簡単 かんたん に一瞬 いっしゅん でいなくなっちゃうことがあり、それで世界 せかい が変 か わっちゃうんだなと思 おも いました。僕 ぼく の年齢 ねんれい ではなかなか経験 けいけん できないようなことを、哲彦 てつひこ を通 つう じて経験 けいけん できた気 き がします。目黒 めぐろ 蓮 れん としてでなく、哲彦 てつひこ としてしっかり見 み ていただけたら嬉 うれ しいです」
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