ユニバーサルのアニメ「長ぐつをはいたネコと9つの命」は、先週の3位から2位に返り咲き、週末3日間で興収1150万ドルをあげました。2022年12月21日に公開された同作は、オープニング興収1240万ドルでスタートして以来、好調ぶりをキープ。累計興収は1億2640万ドルに達し、22年に公開されたアニメ作品のなかで、「バズ・ライトイヤー」(累計興収1億1830万ドル)を抜いて2位となっています(なお、1位は累計興収3億6960万ドルの「ミニオンズ フィーバー」)。
4位に初登場したのは、ソニーのスリラー「Missing(原題)」。同作は、「search サーチ」(18)のパソコン画面を通して全てが語られる「スクリーンライフ」形式を引き継ぐ続編で、失踪した母親の謎を解く少女の物語です。前作に続き、ティムール・ベクマンベトフ(「エジソンズ・ゲーム」)が製作を担当。週末3日間のオープニング興収は910万ドルで、前作を超える好成績となりました。
8位には、ソニーのアニメ専門ストリーミングサービス「クランチロール」が配給した日本のアニメ「劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編」がランクインしました。同作は、伏瀬氏の人気ライトノベルを原作とする異世界ファンタジーアニメの劇場版。平凡なサラリーマンからスライムに異世界転生して魔物たちの国「魔国連邦」(テンペスト)をき上げたリムル=テンペストの新たな戦いを描いています。菊地康仁(「劇場版マクロスF イツワリノウタヒメ」)が監督を務め、週末3日間で興収140万ドルを記録しました。