1986年に英国で製作され、翌87年に日本でも劇場公開されたアニメーション映画「風が吹くとき」の日本語吹き替え版が、8月2日からリバイバル上映される。このほど、デビッド・ボウイが歌う主題歌「When The Wind Blows」使用の日本語版予告編と追加場面写真10点、スタジオジブリの鈴木敏夫氏からのコメントが公開された。
日本語吹き替え版予告編は、今回のリバイバル上映にあわせて新たに作られたもの。冒頭、元ピンク・フロイドのロジャー・ウォーターズが手がけた楽曲「HILDA's DREAM(ヒルダの夢)」が流れ、牧歌的な田園風景でのジムとヒルダ夫妻の平和な日常を映す。しかし、ラジオからの「わが国に向けて敵のミサイルが発射されました」という知らせに、夫妻はあわてて家の中にしつらえたシェルターの中へ。ボウイによる映画タイトルと同名の主題歌「When The Wind Blows(風が吹くとき)」が流れる中、原爆による惨状が露わとなる本作の象徴的なシーンが連なる構成となっている。
人気作家・東野圭吾が1992年に発表した同名ベストセラー小説を、「禁じられた遊び」の重岡大毅主演で映画化したサスペンスミステリー。 劇団に所属する7人の役者のもとに、新作舞台の主演の座を争う最終オーディションへの招待状が届く。オーディションは4日間の合宿で行われ、参加者たちは「大雪で閉ざされた山荘」という架空のシチュエーションで起こる連続殺人事件のシナリオを演じることに。しかし出口のない密室で1人また1人と参加者が消えていき、彼らは互いに疑心暗鬼に陥っていく。 オーディション参加者の中で1人だけ別の劇団に所属する久我和幸を重岡が熱演し、中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵、間宮祥太朗が同じ劇団に所属する個性豊かな役者たちを演じる。監督は「荒川アンダーザブリッジ THE MOVIE」の飯塚健。