ホイテ・バン・ホイテマ

スイスのホーゲン出身しゅっしん。幼おさない頃ころから映画えいが作家さっかを志こころざし、オランダの映画えいが学校がっこうに出願しゅつがんするも不ふ合格ごうかくとなり、工場こうじょうなどで働はたらく。その後ご、自分じぶんのルーツを探さがすために訪おとずれたポーランドでウッチ映画えいが学校がっこうに通かよい、クシシュトフ・キェシロフスキ監督かんとくなどに師事しじ。同校どうこうを中退ちゅうたい後ご、ノルウェーとスウェーデンを拠点きょてんに活動かつどうするプロデューサーとの出会であいを機きに、TV番組ばんぐみ制作せいさくや映画えいが制作せいさくに携たずさわるようになる。

スウェーデンのトーマス・アルフレッドソン監督かんとく作さく「ぼくのエリ 200歳さいの少女しょうじょ」（10）の撮影さつえいで国際こくさい的てきな知名度ちめいどを得え、以降いこうは同どう監督かんとくの「裏切うらぎりのサーカス」やハリウッドの話題わだい作さく「ザ・ファイター」（ともに11）、「her 世界せかいでひとつの彼女かのじょ」（13）、「007 スペクター」（15）などの撮影さつえいを担当たんとう。「インターステラー」（14）からはクリストファー・ノーラン組ぐみの一員いちいんとなり、「ダンケルク」（17）でアカデミー撮影さつえい賞しょうにノミネートされた。

ほか、撮影さつえいを務つとめた作品さくひんに「アド・アストラ」（19）、「TENET テネット」（20）、「NOPE ノープ」（22）など。