マツダ『CX-5』次期じき型がたに、マツダ製せいハイブリッド搭載とうさいへ

マツダは5月がつ10日とおかにおこなった2024年ねん3月がつ期きの決算けっさん発表はっぴょうの中なかで、「電動でんどう化かに向むけた進捗しんちょく」として主力しゅりょくSUVである『CX-5』の次期じきモデルにマツダ製せいのハイブリッドを搭載とうさいする計画けいかくがあることを明あきらかにした。

CX-5はグローバルでマツダの販売はんばいを支ささえる基幹きかん車種しゃしゅ。現行げんこうモデルは2017年ねんに登場とうじょうしており、フルモデルチェンジの時期じきを迎むかえている。

決算けっさん発表はっぴょうでは、電動でんどう化かの中なかでも「マルチ電動でんどう化か技術ぎじゅつを活用かつようした商品しょうひん」として、次期じきCX-5のハイブリッド化かを明言めいげんした。ただ商品しょうひんの仕様しようや、ハイブリッド技術ぎじゅつの具体ぐたい的てきな内容ないようについては現時点げんじてんでは不明ふめい。

また、マルチ電動でんどう化か技術ぎじゅつについてはハイブリッド、PHEV（プラグインハイブリッド）を搭載とうさいしたラージ商品しょうひんに加くわえ、今年ことし後半こうはん、北米ほくべいなどで販売はんばいする『CX-50』にハイブリッドモデルを追加ついかするとした。

マツダは、電動でんどう化か事業じぎょうへのリソースシフトを加速かそくすべく「電動でんどう化か事業じぎょう本部ほんぶ」（通称つうしょうe-Mazda）を発足ほっそくしており、マツダ初はつのBEV（バッテリー式しき電気でんき自動車じどうしゃ）専用せんようプラットフォームのBEVを2027年ねん導入どうにゅうすることも発表はっぴょうされた。

BEVの導入どうにゅうについては、4月がつ末まつに開催かいさいされた「北京ぺきんモーターショー（Auto China 2024）」で公開こうかいされた電動でんどうセダン『EZ-6』が、現地げんちの長安ながやす汽車きしゃとの協業きょうぎょうにより中国ちゅうごく市場いちば向むけに開発かいはつ・販売はんばいされるように、「市場いちばごとに現実げんじつ的てきな対応たいおう」をおこなうとした。中国ちゅうごくでは計けい4車種しゃしゅの新しんエネルギー車しゃの導入どうにゅうを計画けいかくしている。