このように、国民のために社会改革を行う志の高い政治家ほど暗殺される可能性が高いということだ。もちろん、安倍元首相も志の高い政治家の1人であった。
安倍晋三氏暗殺はショッキングな出来事である。だが、リンカーン大統領が暗殺されることによって一時的に奴隷解放の歩みは止められたが、長い目で見れば米国での奴隷解放は着実に進んだ。
安倍氏の功績は、「日本人に誇りを取りもどさせる」=(奴隷解放ならぬ)「日本人解放」であったと思うが、その歩みを止めてはならないと考える。
トランプ氏は大丈夫か
無念にも、2020年9月11日公開の「十分ありうる『安倍首相大復活の日』これから何が起こるのか」で述べた可能性はなくなってしまったが、国民の心の中に安倍晋三氏は永遠に生き続けるであろう。
心配なのは、安倍氏と同じように既得権益およびそれに忖度したメディアから執拗に攻撃されているトランプ氏である。
さすがに、偏向しているとは言え、米国メディアや既得権益層から「トランプ死ね」などという言葉は聞こえてこない。だが「明確な証拠が存在しない」のに、感情的、ヒステリックな攻撃を受けている点は安倍晋三氏と同じだ。トランプ元大統領領まで暗殺されてしまったら、世界の民主主義は風前の灯火だ。
既得権益層に逆らったら、命を狙われるという恐怖が蔓延することが無いように望む。