堤つつみ真一しんいち主演しゅえん、TBS新しんドラマ『妻つま、小学生しょうがくせいになる。』　追加ついかキャスト発表はっぴょう

原作げんさくを読よみ、なんて素敵すてきなファンタジーなのだろう！ と参加さんかできることをとても幸しあわせに思おもいました。

私わたしの演えんじる新島にいじま貴恵きえさんという人ひとは太陽たいようのように明あかるく、周まわりにいる人ひとみんなを幸しあわせにするような人ひと。その根本こんぽんにあるのはきっと、絶対ぜったい的てきな母性ぼせい。そのことだけを心しんの奥おくにしっかりと留とめて、生いき生いきと演えんじたいと思おもいます。生うまれ変かわった貴恵きえを演えんじる毎まい田た暖だん乃さんと二人ふたりで一ひとつの役やくを演えんじるつもりで、自分じぶんが映うつっていなくても現場げんばに顔かおを出だそうと思おもっております。そのときは邪魔じゃまにならないようにひっそり現場げんばにいるつもりです。

主演しゅえんの堤つつみ真一しんいちさんとは、二に回かい目めの共演きょうえんで、前回ぜんかいも夫婦ふうふでした。私わたしがどんな芝居しばいをしてもどーんと受うけ止とめてくださる堤つつみさん。またご一緒いっしょできることが楽たのしみでなりません。

金曜きんようの夜よるのひととき、上質じょうしつなファンタジーをお届とどけできるように、精進しょうじんします。

ファンタジーではあるのですが、現実げんじつで本当ほんとうにありそうな、あったらいいなと思おもえるような素敵すてきな脚本きゃくほんだなと思おもいました。麻衣まいはお母かあさんに再会さいかいするまでお父とうさんと二人ふたりで過すごしてきて、ずっと笑わらわないまま生いきてきたので、お母かあさんと再会さいかいすることで、一いち歩ほ踏ふみ出だすというところは大事だいじに演えんじたいなと思おもいます。

脚本きゃくほんを読よんだときに、絶対ぜったいに素敵すてきなドラマになるだろうなと思おもったので、みなさん楽たのしみにしていてください。

最初さいしょに原作げんさくの漫画まんがを読よんだのですが、すごく不思議ふしぎなお話はなしだなと思おもいました。台本だいほんを読よんだ感想かんそうは、物語ものがたりの想像そうぞうがしやすくて、撮影さつえいするのがすごく楽たのしみになりました。私わたしはまだ小学生しょうがくせいなので、妻つまとか母ははという気持きもちを想像そうぞうするのがすごく難むずかしいのですが、人ひとからお話はなしを聞きいたり、教おしえてもらったりしながら、少すこしでも妻つまと母ははの気持きもちを心しんに置おいて演えんじたいなと思おもいます。

このお話はなしに出会であって家族かぞくの大切たいせつさをいつも以上いじょうに感かんじるようになりました。泣なけて笑わらえて、すごく勇気ゆうきをもらえるお話はなしです。難むずかしい役やくですけど、一生懸命いっしょうけんめい頑張がんばります。みなさんぜひ見みてください。

新島にいじま圭介けいすけ（堤つつみ真一しんいち）は、１０年ねん前まえに最愛さいあいの妻つま・貴恵きえ（石田いしだゆり子こ）を亡なくしてから、妻つまのいない残のこりの人生じんせいを“余生よせい”だと思おもって生いきている元もと愛妻あいさい家か。全まったく生気せいきが感かんじられないため、周囲しゅういからは陰鬱いんうつな男おとこに見みられている。

たった一人ひとりの家族かぞくである一人娘ひとりむすめの麻衣まい（蒔田まきた彩あや珠たま）の幸しあわせを誰だれよりも願ねがっているものの、生活せいかつ費ひを稼かせぐ以外いがい何なにもしてやれていないことが心苦こころぐるしく、コミュニケーションすらうまく取とれていない。

二人ふたりの時間じかんは、１０年間ねんかん止とまってしまっていたのだ。同おなじ家かに住すみながらもバラバラな父ちちと娘むすめ。

そんなある日ひ、ランドセルを背負せおった見知みしらぬ女おんなの子こ（毎まい田た暖だん乃）がこの親子おやこを訪おとずれる。