「お姉ねえさんだから」が口癖くちぐせな３歳さい長女ちょうじょ　その後ごのエピソードに、涙なみだ

ウェブサイトの閲覧えつらん者しゃやSNSのフォロワーから寄よせられた実体験じつたいけんを元もとにした、西山にしやまともこ（nishiyama_tomoko07）さんの漫画まんがをご紹介しょうかいします。

今回こんかいご紹介しょうかいするのは、幼おさない娘むすめさんと息子むすこさんを育そだてる、母親ははおやのエピソード。

年少ねんしょうになった娘むすめさんは、姉あねである自覚じかくがあるようで、「私わたし、お姉ねえさんだから！」が口癖くちぐせになっていたそうです。

そんなある日ひのこと。保育園ほいくえんに行いく前まえの朝あさ、娘むすめさんはなぜか少すこしぐずっていました。

『わたし、おねえさんだから！』

娘むすめさんは誰だれにいわれたわけでもなく、自分じぶんで姉あねとしてどう振ふる舞まうべきかを考かんがえ、母親ははおやや保育ほいく士しにハグしてもらうことを我慢がまんしていたのです。

目めをうるませる娘むすめさんを抱だきしめ、「ぎゅーは恥はずかしいことではないと思おもうよ」と優やさしくいい聞きかせた母親ははおや。

娘むすめさんは、しばらくハグをしてから朝あさごはんを食たべ、保育園ほいくえんに向むかったといいます。

「まだまだ赤あかちゃんのように甘あまえてほしい…」と母親ははおやは思おもいながらも、娘むすめさんの心しんの成長せいちょうを感かんじたのでした。

子供こどもは時ときに、大人おとなが想像そうぞうできないことを考かんがえるもの。そのため知しらず知しらずのうちに、しなくてもいい我慢がまんをしている場合ばあいもあります。

幼児ようじ期きには自分じぶんで考かんがえる能力のうりょくを身みに着つけていきますが、まだ大人おとなの助たすけが必要ひつようでしょう。

我わが子この気持きもちに寄より添そい、一緒いっしょになって考かんがえてあげたり、ヒントを出だしてあげたりすることの大切たいせつさを、改あらためて感かんじますね。

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[文ぶん・構成こうせい／grape編集へんしゅう部ぶ]