「災害さいがい時じに私わたしたちができることは何なにですか？」　やす子この回答かいとうに称賛しょうさんの声こえ

２０２４年ねん１月がつ１日にち、新年しんねんの幕開まくあけとともに発生はっせいした令れい和わ６年ねん能登半島のとはんとう地震じしん。

ニュースなどで報ほうじられる現地げんちの惨状さんじょうに、心しんを痛いためている人ひとも多おおくいるでしょう。

やす子こが伝つたえた『被災ひさい地ちのためにできること』に反響はんきょう

同月どうげつ３日にち、お笑わらいタレントの、やす子こさんがX（Twitter）を更新こうしん。

「大変たいへん恐おそれ多おおいのですが、時間じかんがあるのでみなさんに返信へんしんをさせていただきたいです」と、ファンからのメッセージや質問しつもんに答こたえました。

被災ひさい地ちで不安ふあんな日々ひびを過すごしている人ひとや、人間にんげん関係かんけいで悩なやみを抱かかえている人ひとの声こえに優やさしく寄より添そい、笑わらいを交まじえながら温あたたかいアドバイスを送おくっていたやす子こさん。

中なかには、被災ひさい地ちの惨状さんじょうに心しんを痛いためた人ひとからのこんな質問しつもんもありました。

質問しつもんをした人ひとはきっと、被災ひさい地ちのために何なにかをしたい気持きもちで、居いても立たってもいられず、自衛隊じえいたい出身しゅっしんであるやす子こさんに尋たずねたのでしょう。

質問しつもんに対たいする、やす子こさんの答こたえがこちらです。

やす子こさんが伝つたえたのは、いつも通とおり日常にちじょうを楽たのしむこと。

今いまも避難ひなん所しょで不自由ふじゆうな生活せいかつを送おくっている人ひとや、家族かぞくを亡なくした人ひとのことを思おもい、「自分じぶんが普通ふつうに暮くらしていいのだろうか」と、思おもい悩なやむ人ひともいるかもしれません。

やす子こさんいわく、個人こじんの判断はんだんで被災ひさい地ちに向むかうことは緊急きんきゅう車両しゃりょうの妨さまたげにもなり、助たすかる命いのちも助たすからなくなるとのこと。

実際じっさいに石川いしかわ県けんでは、同日どうじつ時点じてんで個人こじんによるボランティアの募集ぼしゅうは行おこなっておらず、受うけ入いれ態勢たいせいが整ととのっていない被災ひさい地ちに向むかうことは、混乱こんらんを招まねきかねません。

現地げんちに行いかずとも支援しえんができる『募金ぼきん』も提案ていあんしつつ、「今いまいる場所ばしょで精せいいっぱい生いきることが大切たいせつ」と伝つたえた、やす子こさん。

質問しつもん者しゃの想おもいに寄より添そった、元もと自衛隊じえいたいならではの説得せっとく力りょくのある回答かいとうは、反響はんきょうを呼よびました。

質問しつもん者しゃをはじめ、被災ひさい地ちの１日にちも早はやい復興ふっこうを願ねがう気持きもちはみんな同おなじです。

一人ひとりひとりが今いまいる場所ばしょでできることを考かんがえ、行動こうどうすることが、１人ひとりでも多おおくの命いのちを救すくうことにつながるのでしょう。

---

[文ぶん・構成こうせい／grape編集へんしゅう部ぶ]