「信しんじられなかった！」　アメリカ人じんが日本にっぽんに来きて驚おどろいたことは？

日本にっぽんと海外かいがいでは、生活せいかつ環境かんきょうにさまざまな違ちがいがあります。

文化ぶんかや習慣しゅうかんの違ちがいなどから、日本人にっぽんじんにとっては当あたり前まえの光景こうけいが、外国がいこく人じんには新鮮しんせんに映うつることも。

特とくに長期ちょうきで滞在たいざいし、日常にちじょう生活せいかつを送おくると、ギャップを感かんじるシーンは多おおいでしょう。

日本にっぽんに来きて驚おどろいたことは？

そこで、実際じっさいに『日本にっぽんで生活せいかつして驚おどろいたこと』を外国がいこく人じんに聞きいてみました。

話はなしを聞きかせてくれたのは、日本人にっぽんじんの妻つまを持もち、日本にっぽんで長ながく生活せいかつをしている、インバウンドメディア『Umami bites』のアメリカ人じんライター、スティーブンさんです。

――日本にっぽんに来きたきっかけは？

――日本にっぽんで生活せいかつをしてみてすごいと思おもったことは？

――反対はんたいに戸惑とまどったことは？

日本にっぽんでは、ゴミを捨すてる前まえに、種類しゅるいごとに細こまかく分別ふんべつするのが一般いっぱん的てき。

特とくに、ビン・カン・プラスチック・紙かみ類るい・発泡はっぽうスチロールなど、リサイクルして再ふたたび使用しようされる『資源しげんゴミ』は、ルールが細こまかく、日本人にっぽんじんでも戸惑とまどうことがありますよね。

スティーブンさんが住すんでいた地域ちいきでは、一括いっかつで回収かいしゅうしたゴミを、処理しょり施設しせつで作業さぎょう員いんが分別ふんべつするのがスタンダードなのだとか。

そのぶん作業さぎょう員いんの手間てまが膨大ぼうだいになり、時間じかんもかかっているといいます。

牛乳ぎゅうにゅうを始はじめ、飲料いんりょうなどに使つかわれる容器ようきである紙かみパック。原料げんりょうは、計画けいかく的てきに育そだてられた針葉樹しんようじゅです。

枝えだや曲まがった木き、木材もくざいをつくる時ときに余あまった部分ぶぶんなどが使つかわれているため、環境かんきょうに優やさしい上うえ、リサイクルに適てきした資源しげんでもあります。

紙かみパックをリサイクルするためには『洗あらう』『開ひらく』『乾かわかす』といった工程こうていが必要ひつようであり、作業さぎょうが面倒めんどうに感かんじてしまう人ひともいるでしょう。

しかし、消費しょうひ者しゃがひと手間てまをかけているおかげで、質しつの高たかいリサイクルが可能かのうになり、主おもにトイレットペーパーやティッシュペーパーなどの衛生えいせい紙しに生うまれ変かわっています。

環境省かんきょうしょう請負うけおい調査ちょうさの結果けっかから計算けいさんすると、屋根やね型がたの１０００㎖の紙かみパック１枚まいをリサイクルすれば、燃もえるゴミとして処理しょりした場合ばあいと比くらべて、CO₂を半分はんぶん以下いかに削減さくげんすることができるとのこと。

限かぎりある資源しげんを再さい利用りようできる上うえに、社会しゃかいや地球ちきゅう環境かんきょうにさまざまなメリットがあるといえそうです。

紙かみパックを、洗あらって、開ひらいて、乾かわかしてからリサイクルするのは、日本にっぽん独自どくじの習慣しゅうかんであり、質しつの高たかいリサイクルを可能かのうにしている要因よういんでもあります。

世界せかいに誇ほこれる日本にっぽんの文化ぶんかの１ひとつとして、これからも積極せっきょく的てきに取とり組くんでいきたいですね。

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[文ぶん・構成こうせい／grape編集へんしゅう部ぶ]