アイスクリームが溶とけたら要注意ようちゅうい！　グリコの注意ちゅうい喚起かんきに「気きを付つけます」

気温きおんが上あがり、暑あつさを感かんじ始はじめるとつい食たべたくなるのが、アイス。

仕事しごとや遊あそびの帰かえりに、スーパーマーケットなどに寄よって買かいたくなることはありませんか。

買かったはいいものの、冷凍庫れいとうこにしまい忘わすれて、溶とかしてしまったことがある人ひとは多おおいはず。

溶とけてしまったアイスに関かんして、アイスクリームの『牧場ぼくじょうしぼり』などで知しられる食品しょくひんメーカー、江崎えざきグリコ株式会社かぶしきがいしゃ（以下いか、グリコ）が注意ちゅうい喚起かんきをしていました。

一度いちど溶とけたアイスクリームに関かんする注意ちゅうい喚起かんき

前提ぜんていとして、アイスは乳ちち固形こけい分ぶんと乳ちち脂肪しぼう分ぶんの量りょうによって『アイスクリーム』『アイスミルク』『ラクトアイス』『氷菓ひょうか』の４種類しゅるいに分類ぶんるいされます。

その中なかで乳ちち固形こけい分ぶんと乳ちち脂肪しぼう分ぶんの量りょうがともに最もっとも多おおいのは、アイスクリーム。原料げんりょうの乳製品にゅうせいひんをはじめ、砂糖さとうや卵黄らんおう、香料こうりょうなどから成なり立たつものが一般いっぱん的てきです。

それらの材料ざいりょうが絶妙ぜつみょうなバランスで混まざり合あい、独特どくとくな味あじと食しょく感かんを生うんでいるのです。

しかしアイスクリームが完全かんぜんに溶とけると、そのバランスは崩壊ほうかいします。グリコは、溶とけたアイスクリームについてこのように呼よびかけていました。

「溶とけたらもう一度いちど冷凍れいとうすればよいではないか」と思おもったことのある人ひとは多おおいはず。

しかし、それは間違まちがいです。再さい冷凍れいとうして食たべようとしてはいけません。なぜなら、溶とけたアイスクリームは味あじや食しょく感かんがかなり落おちるだけでなく、細菌さいきんが増殖ぞうしょくしている可能かのう性せいがあるためです。

食たべるのを楽たのしみにしていたアイスが溶とけてしまうと、悲かなしくなるもの。

ですが、無理むりに口くちにして体調たいちょうを崩くずしてしまっては、元もとも子こもありません。味あじや食しょく感かんも落おちることを考慮こうりょすると、一度いちど溶とけたら食たべないほうがよさそうです。

ウェブサイトを見みた人ひとからは「溶とけたら変質へんしつするんだ…」「気きを付つけよう」などの声こえが上あがりました。

また、グリコは、アイスクリームを持もち運はこぶ際さいにはドライアイスを使つかうなど、充分じゅうぶんに保冷ほれいすることを推奨すいしょうしています。

せっかく買かったアイスクリームを無駄むだにせず、安全あんぜんに味あじわうためにも、溶とかさない工夫くふうをすることが大切たいせつでしょう。

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[文ぶん・構成こうせい／grape編集へんしゅう部ぶ]