(Translated by https://www.hiragana.jp/)
五十嵐大介の初心者におすすめ漫画ランキングベスト5!いのちを考える漫画家 | ホンシェルジュ

五十嵐いがらし大介だいすけ初心者しょしんしゃにおすすめ漫画まんがランキングベスト5!いのちをかんがえる漫画まんが

更新こうしん:2021.12.17

五十嵐いがらし大介だいすけえば、うつくしい自然しぜん少女しょうじょえがいた作品さくひんおもかぶ作家さっかです。つね女性じょせい読者どくしゃ目線めせんにしているという、かれえが作品さくひんはどれも幻想げんそうてき。そんな自然しぜん色彩しきさいにあふれる五十嵐いがらし作品さくひん数々かずかずをご紹介しょうかいしてみたいとおもいます。

ブックカルテ リンク

幻想げんそうてき自然しぜん世界せかいたかりょくえが五十嵐いがらし大介だいすけ

五十嵐いがらし大介だいすけ埼玉さいたまけん出身しゅっしん岩手いわてけん在住ざいじゅう漫画まんがです。2004ねん魔女まじょ』で文化庁ぶんかちょうメディア芸術げいじゅつさいマンガ部門ぶもん優秀ゆうしゅうしょう受賞じゅしょう。2009ねんには『海獣かいじゅう子供こども』で日本にっぽん漫画まんが協会きょうかいしょう優秀ゆうしゅうしょう文化庁ぶんかちょうメディア芸術げいじゅつさいマンガ部門ぶもん優秀ゆうしゅうしょう受賞じゅしょうします。

五十嵐いがらし大介だいすけはじめてペンをとったのは中学生ちゅうがくせいころ。セリフのいサイレント漫画まんがおおえがき、落書らくが程度ていど漫画まんがえがいていたそう。大学だいがくはいったのち徐々じょじょ本格ほんかくてき漫画まんがえがくようになり、少女しょうじょ漫画まんがはつ投稿とうこう落選らくせんはするもののその作品さくひん編集へんしゅうしゃにとまり、その月刊げっかんアフタヌーン」にて漫画まんがデビューをたします。

五十嵐いがらしえが漫画まんが作品さくひん芸術げいじゅつてきで、どの作品さくひん自然しぜんあふれています。3年間ねんかんほど農家のうかとして自給自足じきゅうじそく生活せいかつをしていたことがあり、そういった経験けいけん作品さくひんなかにもかたちとしてあらわれているのです。かれえが自然しぜん姿すがたはどれもこれもがこまかく緻密ちみつ描写びょうしゃされています。植物しょくぶつ動物どうぶつきとえがかれており、アーティスティックな仕上しあがりです。

かれ作品さくひん女性じょせい主人公しゅじんこうにしたものがおおく、これは、作品さくひんるのがつね女性じょせい読者どくしゃであるということを意識いしきしているためなのだそうです。作風さくふう幻想げんそうてきなものがおおく、ファンタジーしょくつよかんじる世界せかいかんかれ真骨頂しんこっちょう一方いっぽうで、登場とうじょうするキャラクターたちはどちらかというと現実げんじつてき印象いんしょうけます。幻想げんそうてき風景ふうけいなかに、誇張こちょうしすぎない自然体しぜんたいのキャラクターをえが物語ものがたりをつづっていくのがかれ作品さくひんのスタイルです。緻密ちみつえがかれた風景ふうけいに、自然しぜんにキャラクターがむように工夫くふうされています。

また、わくせん建物たてものなどの直線ちょくせんてきなものも、ほぼすべてフリーハンドでえがかれているのも特徴とくちょう作品さくひん雰囲気ふんいきはスーパーリアルのような写実しゃじつてきなものではなく、あたたかみのある幻想げんそうてき世界せかいかんです。しかし、キャラクターにはマンガてき誇張こちょうはされておらず、現実げんじつてき生活せいかつかん生命せいめいりょくかんじられます。そういった意味いみでは、かれ作品さくひんはファンタジーでありながら現実げんじつてきであるという、不思議ふしぎ魅力みりょくつつまれたものだとえるのです。

5幻想げんそう現実げんじつ魔女まじょたちの精神せいしん世界せかいえがす『魔女まじょ

タイトルどお魔女まじょをテーマにした作品さくひんしゅうです。ひとつの舞台ぶたいだけでなく、熱帯ねったい地方ちほう北欧ほくおう日本にっぽん様々さまざま場所ばしょえがかれる4つの物語ものがたり収録しゅうろく登場とうじょうする「魔女まじょ」たちはそれぞれにつよおもいをいており、彼女かのじょたちの心情しんじょう中心ちゅうしんとして、様々さまざま物語ものがたり展開てんかいしていきます。

 

著者ちょしゃ
五十嵐いがらし 大介だいすけ
出版しゅっぱん
2004-04-30


世界せかい様々さまざま地域ちいき舞台ぶたいにしたこの物語ものがたりでは、近代きんだいてき文化ぶんかとは対照たいしょうてきな、文化ぶんか女性じょせいたちの姿すがたえがいています。遊牧民ゆうぼくみん少女しょうじょシラルは、ある大切たいせつ伝言でんごんつたえるため都市としへ……。英国えいこくじん女性じょせいニコラは、みずからがのぞむものをれるためバザールの人々ひとびと怪死かいしさせるなど、様々さまざまなストーリーが展開てんかいするのです。このように、かく作品さくひん主人公しゅじんこうたちは様々さまざま立場たちばの「魔女まじょ」であり、その女性じょせいたちそれぞれがなにかにたいつよおもいをいています。

ほんさく舞台ぶたい南米なんべいのジャングルや北欧ほくおうなど、現実げんじつ存在そんざいしている場所ばしょです。していますが、それは存在そんざいする「はず」の世界せかいで、実際じっさいにそういった地域ちいきったことのある読者どくしゃはごくごくわずかなのではないでしょうか。

舞台ぶたい学校がっこうまちであれば、それはわたしたちにとってはとても身近みぢかなものですから「現実げんじつてき」とえます。しかしジャングルや北欧ほくおうわれるとどうでしょうか?わたしたちにとっては「物語ものがたりなか世界せかい」としてしか認識にんしきできないのではないでしょうか。現実げんじつ存在そんざいしてはいるが想像そうぞうでしか認識にんしきできないということ。それは、幻想げんそうっても過言かごんではないイメージの存在そんざいなのです。

そしてこれがほん作品さくひん特徴とくちょう。おそらく作者さくしゃ自身じしんもジャングルや北欧ほくおうったことはないでしょう。かれ想像そうぞうりょくによって舞台ぶたいとなる世界せかいされています。リアルな異国いこく文化ぶんか体系たいけいなどをえが一方いっぽうで、魔女まじょなどのファンタジックな要素ようそくわえ、現実げんじつ幻想げんそうりまじる「現実げんじつてき幻想げんそう世界せかい」を表現ひょうげんしているのです。

魔女まじょという幻想げんそうてきなテーマをちながら、舞台ぶたいとなる世界せかい実際じっさいにどこかに存在そんざいしていそうな現実味げんじつみがあります。そんな世界せかいかんだからこそ物語ものがたり説得せっとくりょくまれ、そこにきる彼女かのじょたちの行動こうどう共感きょうかんし、素直すなお感動かんどうすることができるのです。この独特どくとく世界せかいかんほん作品さくひんを、五十嵐いがらしワールドへれるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

4ちにった復刊ふっかん五十嵐いがらし大介だいすけのデビューさく『はなしっぱなし』

五十嵐いがらし大介だいすけのデビューさく、そしてかれ原点げんてんとしてかたられる作品さくひん。あらゆる幻想げんそう世界せかいまれたたん編集へんしゅうで、それぞれのおはなしが10ページほどで完結かんけつしています。上下じょうげまきあわせてぜん45収録しゅうろくされており、この1さつ千変万化せんぺんばんかのファンタジー世界せかいたのしめてしまう贅沢ぜいたく作品さくひんしゅうです。

 

著者ちょしゃ
五十嵐いがらし 大介だいすけ
出版しゅっぱん
2014-05-22


メルヘッチックな物語ものがたりから、のよだつようなこわろしい物語ものがたりなど、さまざまな不思議ふしぎ物語ものがたりえがかれています。そこに登場とうじょうするのは自然しぜん一体いったいとなるような幻想げんそうてきなものばかり。なか近代きんだいてきになっていくことでわたしたちしんからうすれてえていってしまっているなに大切たいせつなものをかんじさせてくれるような世界せかいなのです。

わかりやすくうならば、「おけが存在そんざいするとしんじられるしん」と表現ひょうげんすればいいのでしょうか。子供こどものころはおけがいるとおもっていたからこわかった。神様かみさまがいるとおもっていたからしんじられた、そういった想像そうぞうりょくったしんのことです。そういうものをしんじられるからこそ、感動かんどうてきなおはなしはより感動かんどうてきに、こわいおはなしはさらにこわかんじられたのではないでしょうか。

幻想げんそうてき世界せかいに、緻密ちみつ情景じょうけい背景はいけいえがくことでリアリティーをしているほんさく世界せかいでは、うすれてしまったその大切たいせつなものがたしかに存在そんざいしています。作者さくしゃたかりょくによって、それがたしかにあるという説得せっとくりょくしているのです。五十嵐いがらし作品さくひん真骨頂しんこっちょう、それは幻想げんそう世界せかいあたえる現実げんじつてき説得せっとくりょくであるともえるでしょう。

五十嵐いがらし大介だいすけ作品さくひんには、かれ自給自足じきゅうじそく生活せいかついとなんだ経験けいけんや、作者さくしゃ自身じしん子供こどものころにかんじた大切たいせつなにかが、作品さくひんなかかされているとかんじられるものがおおいです。あなたのわすれてしまったなにかも、ほん作品さくひんしゅうのどこかにえがかれているかもしれません。それをたのしみにんでみるのはいかがでしょうか。

3けっして一言ひとことではかたれない、五十嵐いがらし大介だいすけ特異とくいいちさく海獣かいじゅう子供こども

一人ひとり少女しょうじょと、ジュゴンにそだてられた兄弟きょうだい出会であいからはじまる不思議ふしぎ物語ものがたり。とても抽象ちゅうしょうてきでスケールのおおきなおはなしで、どういった作品さくひんかを表現ひょうげんするのがじつむずかしい作品さくひんです。

 

著者ちょしゃ
五十嵐いがらし 大介だいすけ
出版しゅっぱん
2007-07-30

まず最初さいしょにハッキリといますが、ほんさくひとえら作品さくひんです。すくなくともまんにんけとはえません。一見いっけんするとうみ舞台ぶたいにしたボーイミーツガール作品さくひんなのですが、そんな単純たんじゅん言葉ことばかたれるものではありません。抽象ちゅうしょうてき精神せいしんてき表現ひょうげんくされた物語ものがたりには、一貫いっかんしたストーリーというものはありません。起承転結きしょうてんけつしていないわけではありませんが、すくなくとも一般いっぱんてき作品さくひんおなじようにはじめると、面食めんくらうことは間違まちがいないでしょう。

ですので、まずは作品さくひんまえかる準備じゅんびをしましょう。あらゆる漫画まんがのセオリーを一旦いったんよこき、しん自然体しぜんたいに。そしてあらゆる想像そうぞうりょく開放かいほうし、どんな表現ひょうげんにも対応たいおうできるようにリラックスするのです。そうすればきっと、この抽象ちゅうしょうてき不思議ふしぎ物語ものがたりがすんなりしんわたっていくはず。そしてその状態じょうたいで、作中さくちゅうえがかれる素晴すばらしいていくのです。じっくりと……。

五十嵐いがらしらしい繊細せんさいせんえがかれた自然しぜん姿すがたは、あらゆるうみ姿すがたをありありと表現ひょうげんしてくれています。おとすらこえてきそうなほど躍動やくどうかんあふれた自然しぜんさまは、抽象ちゅうしょうてき表現ひょうげんあいまって独特どくとく世界せかいつくしています。登場とうじょうするひとりの少女しょうじょとふたりの少年しょうねんきとえがかれ、そのには不思議ふしぎつよさをかんじるほどです。

作中さくちゅうではおそらくいのちというものがテーマとしてえがかれています。「おそらく」と表現ひょうげんしたのは、明確めいかくえがかたがなされていないからです。ほん作品さくひんわったのちも、どんな作品さくひんだったかとかれると、きっとこたえに戸惑とまどうでしょう。そういう感覚かんかくでその難解なんかいなテーマを作品さくひんなのです。

ひとりの少女しょうじょとふたりの少年しょうねんかれらのきる姿すがたとおしあなたはなになにかんるでしょう。かんじるままの印象いんしょうがそのこたえなのです。まごうことなき名作めいさく是非ぜひたのしみください。


海獣かいじゅう子供こども』については<『海獣かいじゅう子供こども』の見所みどころ全巻ぜんかんネタバレ考察こうさついのちった、あのながなが夏休なつやすみ>記事きじ紹介しょうかいしています。になるほうはぜひごらんください。

2はんししはんにん主役しゅやくは「リアル」なケモミミ少女しょうじょたち『ディザインズ』

バトルアクションを意識いしきしたハードSF作品さくひんひとによってされた、ひと動物どうぶつとを融合ゆうごうさせた異形いぎょう生物せいぶつたちの物語ものがたりです。倫理りんりかんなどをはいし、かなりダークな雰囲気ふんいきただよっています。

 

著者ちょしゃ
五十嵐いがらし 大介だいすけ
出版しゅっぱん
2016-02-23


きん未来みらいダークファンタジーとうこともできる世界せかいかんですが、ほんさく幻想げんそうよりも現実げんじつほうちか作品さくひんでもあります。ひと動物どうぶつのハイブリッド生命せいめいたいである、HA(ヒューマナイズド・アニマル)。彼女かのじょたちはみな女性じょせいかお姿すがたをしているキメラ(合成ごうせい生物せいぶつ)です。設定せっていだけくと、ケモミミ少女しょうじょなどに代表だいひょうされるじん獣人じゅうじん想像そうぞうしてしまいがちですが、そこには可愛かわいらしさはなく、リアルな設定せっていがなされています。

遺伝子いでんし操作そうさはSF作品さくひんなかだけのものではなく、植物しょくぶつ動物どうぶつなどに現実げんじつおこなわれているものです。ほんさくえがかれているのは、倫理りんりかんったての遺伝子いでんし操作そうさ未来みらい姿すがたであり、そこには一切いっさい感傷かんしょうなどはありません。現実げんじつ実際じっさいこりることなのです。彼女かのじょたちも、ひとではなく「ひとちか動物どうぶつ」としてえがかれており、感情かんじょうひと殺戮さつりくする姿すがた恐怖きょうふ以外いがいなにものでもありません。

ほん作品さくひん五十嵐いがらし大介だいすけによる『ウム・ヴェルト』という作品さくひん原型げんけいとなっており、そのおはなし本編ほんぺん前日ぜんじつたんのようになっています。テーマとなっている遺伝子いでんし操作そうさについて本格ほんかくてき専門せんもんてき解説かいせつがなされており、エンターテイメントを重視じゅうししたほん作品さくひんくらべると設定せってい部分ぶぶん重視じゅうしされ、解説かいせつしょのような構成こうせいになっているのです。彼女かのじょたちがなぜその姿すがたなのかを現実げんじつてき観点かんてんから解説かいせつしてありますので、ほん作品さくひんとあわせてむことで作中さくちゅう設定せっていなどがよりふか理解りかいできるでしょう。

五十嵐いがらし作品さくひんにはめずらしく、登場とうじょうする女性じょせいキャラクターがなまめかしくいろっぽいのも特徴とくちょうで、世界せかいかんふく作者さくしゃしん境地きょうちかんじさせる良作りょうさくです。たかりょくによって表現ひょうげんされたちょう現実げんじつてきなSFファンタジーの世界せかいを、是非ぜひ堪能たんのうしてみてください。かれ作品さくひんとは一風いっぷうわった世界せかいあじわえるはずです。

1五十嵐いがらし大介だいすけワールド入門にゅうもんへんにぴったりの作品さくひん『リトル・フォレスト』

4さくとして映画えいがもされた名作めいさく作者さくしゃ自身じしん自給自足じきゅうじそく生活せいかつをもとにしたおはなしで、だい自然しぜんなかちいさな集落しゅうらく生活せいかつする少女しょうじょ姿すがたえがいています。タイトルからもわかるとおり、作中さくちゅうにはいろあざやかな自然しぜんあふれかえっており、これぞ五十嵐いがらし作品さくひんといった自然しぜん息吹いぶきちた作品さくひんです。

 

著者ちょしゃ
五十嵐いがらし 大介だいすけ
出版しゅっぱん
2004-08-23


しょく」「料理りょうり」などをあつかった漫画まんが作品さくひん数多かずおお存在そんざいしますが、ほん作品さくひんえがかれているのは「ひとしょくきていく姿すがた」。いわゆる料理りょうり漫画まんがなどに代表だいひょうされる、もの主役しゅやくにしたものではなく、あくまでひと主役しゅやくであるということをまず念頭ねんとういておいてもらいたいのです。

主人公しゅじんこうはなんの変哲へんてつもない普通ふつう女性じょせいだい自然しぜんなか自分じぶんものつくり、採取さいしゅし、調理ちょうりし、べるのです。生物せいぶつとしてたりまえのことをおこなっているだけですが、その姿すがたにはみょう新鮮しんせんさをかんじさせられます。それは現代げんだいにおいて、自分じぶんべものをるという行為こういがすでに希薄きはくになってしまっているからなのではないでしょうか。用意よういされたものをべるわけではなく、時間じかんをかけみずからのちからつくり、かてていく。だからこそ彼女かのじょ姿すがたは、読者どくしゃまぶしくうつるのです。

舞台ぶたいとなっている田舎いなかは、日本にっぽん風景ふうけいといった情景じょうけいえがかれており、をみるだけでも一見いっけん価値かちがあります。そんな風景ふうけいかこまれた彼女かのじょ食生活しょくせいかつ非常ひじょうこまかいところまでえがかれており、ネイチャーライフの教本きょうほんともえるほどの完成かんせいです。五十嵐いがらし大介だいすけ自身じしんおなじように自給自足じきゅうじそくおこなっていたからこそえがけたリアルさがあります。

作中さくちゅういちめんえがかれるだい自然しぜんと、そのなかきるひとりの女性じょせい姿すがたほん作品さくひんむと、かれ作品さくひん原点げんてんはやはり自然しぜんとの共存きょうぞん共栄きょうえいにあるのだろうなとかんじさせられます。かれらないほうには入門にゅうもんへんとして非常ひじょうみやすいほん作品さくひん最高さいこうとともにどうぞご賞味しょうみください。

この紹介しょうかい記事きじでは、あえて作品さくひんのストーリーにはあまりれないようにしてきました。それは、五十嵐いがらし作品さくひん根幹こんかんが「」にあるからになりません。ときにイラストは、言葉ことばよりもおおくのものをかたってくれるものです。かれると、だい自然しぜん姿すがたなかたしかにいきづく「いのち」をかんることができます。活字かつじではなく、まず五十嵐いがらし作品さくひん世界せかいかんじてください。そこがこの世界せかいくちなのです。

  • twitter
  • facebook
  • line
  • hatena
もっと もっと見る