3位:腐った日本社会に変革をもたらす男たちを描く!
第3位は『サンクチュアリ』。こちらも武論尊(名義は史村翔)と池上遼一による作品です。
2人の主人公、北条彰と浅見千秋が、腐った日本の政治を変えるため、表社会と裏社会からアプローチをして変革していくというストーリーです。
- 著者
- 史村 翔 池上 遼一
- 出版日
北条彰は極道、裏社会でトップを目指し、もう1人の主人公である浅見千秋は政界という表社会でトップを目指していきます。平和ボケした日本に変革をもたらすために。
ヤクザには見えない色男な北条と、硬派で知的な浅見の2人がとにかくかっこよすぎる本作。熱い男たちの生き様をぜひ目に焼きつけてほしい、そんな漫画になっています。
特に若者の政治への興味が薄れゆく現代社会に、自らの意志で国を変えんとする主人公たちの物語が警笛を鳴らしているようにも感じられるでしょう。フィクションでありながらリアルな問題を取り上げている点も魅力の1つですよ。
読めばきっとこの2人がつくりあげる日本を見てみたくなることでしょう。
2位:己を貫き通す男の挑戦!
第2位は『HEAT-灼熱ー』。武論尊と池上遼一タッグで描かれた漫画です。
新宿、歌舞伎町に現れた背中に鶴の入れ墨のある1人の男、唐沢辰巳。彼はわずか2日でホストクラブを乗っ取り、関わっていく人々を惹きつけるオーラを放ちながら、警察だろうが暴力団だろうが媚びない己のスタイルを貫き通して生きていきます。そんな男の熱い生き様を描いた漫画です。
- 著者
- 武論尊
- 出版日
武論尊の作り上げる「男」は、とにかくかっこいいやつが多いのです!この『HEAT-灼熱ー』の主人公、唐沢辰巳もその1人。権力、暴力、財力、様々な抵抗し難い力のぶつかる世界でも、彼はどんな力にも媚びず、屈しません。己を貫き通して生きる姿は、男性から見ても女性から見てもかっこいい男と言えるでしょう。
自分の中の正義や信念を曲げない強さを持っているアウトロー唐沢辰巳の物語は、先の展開が気になってついつい夜更かししてしまうくらい読者を引き込む力を持っています。男らしい内容ですが、女性ファンも多いので男女問わず気軽に手に取ってみてください。
1位:武論尊による伝説の名作!納得の1位!
第1位はやはり、『北斗の拳』。武論尊と原哲也のタッグが生み出した代表作であり名作です。
舞台は199X年、核の炎に包まれ、文明も秩序も何もかもが失われた地球。暴力がはびこり、力がモノをいうようになってしまった世界に現れた伝説の北斗神拳の伝承者、ケンシロウの生き様を描いた熱い漫画です。
- 著者
- ["武論尊", "原 哲夫"]
- 出版日
『北斗の拳』は、もはや伝説となった武論尊が描く名作です。読んだことはなくとも、タイトル、名セリフ、敵キャラの独特な断末魔の叫びなど、きっと多くの人が知っていることでしょう。それほど一世を風靡した漫画なのです。やはり納得の1位でしょう。
愛するものを奪われた主人公が、冷徹な復讐の鬼となり次々と迫りくる強敵や因縁の宿敵と対峙して戦っていくという、少年漫画の王道ストーリー。それでいてハードボイルドな絵のタッチや雰囲気、珍しい擬音等で他の作品とかぶらない世界観を演出しています。登場するキャラクターたちがとにかく渋くて熱いのも魅力です。
「お前は もう死んでいる!」(『北斗の拳』より引用)
ケンシロウと共に壮絶な旅に繰り出し、数々の有名なセリフを叫ぶくらい物語に入り込んでしまいましょう!
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