7月がつの神様かみさまのコトノハ

先月せんげつは心しんをまっ直すぐにして生活せいかつできたでしょうか？
それでは７月がつの神様かみさまのコトノハです。

「獅子しし博ひろし兎うさぎ（ししはくと）」
意味いみ＝獅子ししは兎うさぎを捕とらえるにも妥協だきょうしないことから、簡単かんたんなことでも全力ぜんりょくを尽つくすべきである例れいえ。物事ものごとに合あわせて自分じぶんの力ちからをコントロールすることが大切たいせつです。簡単かんたんにできることだから手てを抜ぬいて良よいではなく、大振おおぶりぜず、コンパクトにシャープに力ちからを尽つくすことが大切たいせつなのです。自身じしんの力ちからを過信かしんせずに、物事ものごとに合あわせた大おおきさで力ちからを尽つくせば、結果けっかは必かならずついてきます。

「謙虚けんきょとは、堂々どうどうとして過信かしんしないことだ。」～中岡なかおか慎太郎しんたろう～
意味いみ＝謙虚けんきょになることは、自分じぶんを低ひくく見みせて卑屈ひくつになることではない。自分じぶんの力ちからを過信かしんせずに、堂々どうどうとして出過ですぎないことである。自分じぶんの力ちからを過大かだい評価ひょうかせず、堂々どうどうと胸むねを張はって他人たにんと接せっしましょう。

「優すぐれた人々ひとびとは、苦悩くのうを通つうじて歓喜かんきを勝かち得えるのだ」～ベートーヴェン～
意味いみ＝歴史れきしに名なを残のこす人々ひとびとを初はじめ、世よの中なかのトップに立たつ人々ひとびとは、皆みなが驚おどろくような偉業いぎょうを為なしている。しかしその偉業いぎょうの影かげには、並々なみなみならぬ努力どりょくと苦悩くのうの時間じかんが必かならずある。結果けっかだけを求もとめて近道ちかみちしたり、他人たにんを傷きずつけるようなことがあったのでは、到底とうてい偉業いぎょうを為なすことなど出来できはしない。苦労くろうは神様かみさまがきっと見みていてくれます。努力どりょくを惜おしまず、目的もくてきに向むかって邁進まいしんしましょう。

いかがですか？今月こんげつのコトノハは？
この神様かみさまのコトノハを心しんに置おいて、
こころを浄きよしく明あかるく正ただしく直ちょくくして生いきられる糧かてにしてください。
宮司ぐうじ　再拝さいはい