自分の力を発揮し、主体的に生活を楽しむ子どもをめざして~子ども一人一人を生かすための環境構成と援助のあり方について~
子どもたちは日々の生活の中で、常に新しい発見をしています。そして興味深い発見をすると、その発見にじっくりと関わり、「あれ、これはどうなっているんだろう?」「こんなことをしたら面白いかもしれない!」などと考えを巡らせ、どんどんイメージを膨らませていきます。更に、その膨らんだイメージを何とか形にしたいと願い、試行錯誤や葛藤を繰り返します。一人でじっくりと取組んだり、友だちと思いを共有したりしてやり遂げた時、満足感や達成感を得、また新しい発見や発展へと繋がっていくのです。
子どもたちがこのサイクルを繰り返し経験していくためには、保育者による「子ども一人一人を生かした的確な環境構成と援助」が必要不可欠です。本園では、子どもたちの発見を大切にし、豊かな感性や思考力・創造力・表現力などを育み、主体的に生活を楽しむ子どもを育てるための環境構成と援助はどうあるべきかを考え、日々の保育に取組んでいます。