「福岡ふくおか市し」の版はん間あいだの差分さぶん

福岡ふくおかは[[福岡ふくおか藩はん]][[黒田くろだ氏し]]の「武家ぶけ町まち」、[[博多はかた]]は古来こらいから国際こくさい貿易ぼうえき港こうとしての「商人あきんど町まち」として栄さかえた[[歴史れきし]]があり、那珂川なかがわを境さかいとして福岡ふくおかと博多はかた{{Efn|{{Commonscat-inline|Maps of Hakata Old Town|博多はかた旧きゅう市街しがいの地図ちず}}}}は元々もともとは別々べつべつの都市としであった。[[1889年ねん]]の市制しせい施行しこうの際さいには、市し名めいを「福岡ふくおか」「博多はかた」のどちらかにするかで一いち悶着もんちゃくがあったが、都市とし名めいを福岡ふくおか、中央ちゅうおう駅名えきめいを博多はかたにすることで合意ごうい（詳くわしくは[[#近代きんだい|歴史れきし]]で後述こうじゅつ）。新幹線しんかんせん開通かいつう時じは博多はかたが玄関げんかん口こうとなり、博多はかたの知名度ちめいどが大おおきく上回うわまわったが、今日きょうでは[[城下町じょうかまち]]のはずれに位置いちした天神てんじん地区ちくの台頭たいとうもあり、かつての「福岡ふくおか」が商業しょうぎょうの街まち、「博多はかた」がビジネス街がいとなった。こうしたことから「博多はかた」より「福岡ふくおか」という名称めいしょうで呼よばれることが多おおくなり、博多はかたは市内しないの一いち地区ちく名めいでしか用もちいられないことが多おおくなった。