「博多はかた区く」の版はん間あいだの差分さぶん

 

=== 名称めいしょうについて===

 

「[[博多はかた]]」という地名ちめいは、「福岡ふくおか（那珂川なかがわより西側にしがわの[[城下町じょうかまち]]）」との合併がっぺいによる福岡ふくおか市制しせい発足ほっそくからは「[[博多はかた駅えき]]」や「[[博多港はかたこう]]」などの一部いちぶに残のこるに留とまり、行政ぎょうせい区画くかくでは用もちいられていなかった{{Efn|「博多駅前はかたえきまえ」などの「博多はかた駅えき」を冠かんする町名ちょうめいは、博多はかた区く発足ほっそく前まえの1969年ねんから1971年ねんにかけて発足ほっそくしている。}}が、[[1972年ねん]]に福岡ふくおか市しが政令市せいれいしに昇格しょうかくするにあたって「博多はかた区く」としてその名称めいしょうを復活ふっかつさせた。現在げんざいにおいては単たんに「博多はかた」といった場合ばあい、狭義きょうぎの博多はかたである「博多はかた部ぶ」というよりも、博多はかた駅えき周辺しゅうへんや博多はかた区くを指さすことが多おおい。また特とくに市外しがいの人ひとにとっては博多はかた駅えきが市しの玄関げんかん口こうであることや博多はかたの全国ぜんこく的てき知名度ちめいどが高たかいことから、福岡ふくおか市しの別称べっしょうのような形かたちで福岡ふくおか市しそのものを指さすこともあり、その言葉ことばが指さし示しめす範囲はんいには曖昧あいまい性せい・多義たぎ性せいがある。