「福岡ふくおか市し」の版はん間あいだの差分さぶん

=== 近世きんせい ===

[[ファイル:Kuroda Nagamasa.jpg|thumb|福岡ふくおか藩はん初代しょだい藩主はんしゅ・[[黒田くろだ長政ながまさ]]]]

[[1587年ねん]]からは九州きゅうしゅうをすべて服属ふくぞくさせた[[豊臣とよとみ秀吉ひでよし]]により博多はかたの復興ふっこうがなされた。これを太閤たいこう町まち割わりと呼よぶ<ref>{{Cite book|和書わしょ|editor=宮崎みやざき克典かつのり・福岡ふくおかアーカイブ研究けんきゅう会かい|title=古地こち図ずの中なかの福岡ふくおか・博多はかた|publisher海鳥うみどり社しゃ|year=2005|isbn=9784874145548|page=150}}</ref>。交易こうえきの自由じゆうや、町人ちょうにんによる街まちの自治じちが行おこなわれ、新あらたな[[自治じち都市とし]]が確立かくりつされた。なお当時とうじの博多はかたとは、博多湾はかたわん南岸なんがんの東西とうざいに渡わたる地域ちいきを指さしたものだった。このときの秀吉ひでよしの意図いとには、[[文禄・慶長ぶんろくけいちょうの役えき]]で出兵しゅっぺいを行おこなうにあたり、貿易ぼうえき都市とし・博多はかたを物流ぶつりゅうの補給ほきゅう基地きちとして活用かつようしようというものがあったと思おもわれる。