沿ヴォルガ鉄道てつどう支社ししゃ(ロシア語ご: Приволжская железная дорога)は、ロシア鉄道てつどう公開こうかい株式会社かぶしきがいしゃの支社ししゃ(Филиал ОАО «РЖД»)の一ひとつであり、1893年ねんに創設そうせつされた。サラトフ州しゅう、ヴォルゴグラード州しゅう、アストラハン州しゅうおよびロストフ州しゅう、ウリヤノフスク州しゅう、サマラ州しゅうのロシア鉄道てつどう線せんを管轄かんかつする。本部ほんぶはサラトフに設置せっちされている。
1953年ねんにリャザン・ウラル鉄道てつどう(ロシア語ご版ばん)とスターリングラード鉄道てつどうが合併がっぺいして成立せいりつした。
1948年ねんから1960年ねんにかけてディーゼル化かが進すすめられた。ヴェルフニー・バスクンチャク機関きかん区くは管内かんない最古さいこの機関きかん区くである[1]。1959年ねんにはヴォルゴグラード近郊きんこうが直流ちょくりゅう電化でんかされた。続つづいて1965年ねんにはペンザ - ルチシチェヴォ(ロシア語ご版ばん、英語えいご版ばん) - ポヴォリノ(ロシア語ご版ばん、英語えいご版ばん)間あいだが、1968年ねんにはサラトフ近郊きんこうが直流ちょくりゅう電化でんかされた。1970年ねんにはレーニン勲章くんしょうを受賞じゅしょうした。
1988年ねんから1990年ねんにかけてアストラハン近郊きんこうが交流こうりゅう電化でんかされたほか、ルチシチェヴォ - アトカルスク(ロシア語ご版ばん、英語えいご版ばん) - アニソフカ(ロシア語ご版ばん)間あいだとサラトフ近郊きんこうが直流ちょくりゅう電化でんかから交流こうりゅう電化でんかに切きり替かえられた。ソビエト連邦れんぽうの崩壊ほうかい後こうも交流こうりゅう電化でんかは着々ちゃくちゃくと進すすめられている。