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「カルコサ・セリ・ネガラ」のはんあいだ差分さぶん

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| caption = 2009ねんのセリ・ネガラ邸宅ていたくは、現在げんざいカルコサ・セリ・ネガラのネームブランドをあらわしています
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もともとマラヤの英国えいこく高等こうとう弁務べんむかん公邸こうていとゲストハウスとしててられ、現在げんざいはマレーシア政府せいふによって所有しょゆうされています。この名称めいしょうは、敷地しきちないにある2つの植民しょくみん時代じだい邸宅ていたく、カルコサ(1898ねん完成かんせい)と名付なづけられた住居じゅうきょと、現在げんざいはセリ・ネガラ(1913ねん)と名付なづけられたゲストハウスをわせたもの。
もともとマラヤの英国えいこく高等こうとう弁務べんむかん公邸こうていとゲストハウスとしててられ、現在げんざいはマレーシア政府せいふによって所有しょゆうされています。この名称めいしょうは、敷地しきちないにある2つの植民しょくみん時代じだい邸宅ていたく、カルコサ(1898ねん完成かんせい)と名付なづけられた住居じゅうきょと、現在げんざいはセリ・ネガラ(1913ねん)と名付なづけられたゲストハウスをわせたもの。


建物たてものはマレーシアの独立どくりつ運動うんどう際立きわだっており、そこでいくつかの会議かいぎ開催かいさいされました。1957ねん独立どくりつ以来いらい高官こうかん訪問ほうもんするための住居じゅうきょとして(1957-1989)そして高級こうきゅうホテル(1989-2015)として使用しようされています。2017ねん以来いらい博物館はくぶつかんとして使用しようされています
建物たてものはマレーシアの独立どくりつ運動うんどう際立きわだっており、そこでいくつかの会議かいぎ開催かいさいされた。1957ねん独立どくりつ以来いらい1989ねんまで高官こうかん訪問ほうもんするための住居じゅうきょとして使用しようされ2015ねんまで高級こうきゅうホテルとして使用しようされ。2017ねん以来いらい博物館はくぶつかんとして使用しようされてい


==設計せっけい==
==設計せっけい==
カルコサ・セリ・ネガラは、おおきなカルコサとちいさなセリ・ネガラ(またはおういえ)の2つの建物たてものす。<ref name=Luxuo>{{cite web |url=http://www.luxuo.com/culture/art/asian-heritage-museum-to-open-at-carcosa-seri-negara-kuala-lumpur.html |title=Asian Heritage Museum to open at Carcosa Seri Negara, Kuala Lumpur |author=Cheh, Samantha |publisher=Art Republik |date=29 October 2017 |website=Luxuo |accessdate=1 October 2018 |archive-url=https://web.archive.org/web/20181001220650/http://www.luxuo.com/culture/art/asian-heritage-museum-to-open-at-carcosa-seri-negara-kuala-lumpur.html |archive-date=1 October 2018 |url-status=live }}</ref>
カルコサ・セリ・ネガラは、おおきなカルコサとちいさなセリ・ネガラまたはおういえの2つの建物たてものす。<ref name=Luxuo>{{cite web |url=http://www.luxuo.com/culture/art/asian-heritage-museum-to-open-at-carcosa-seri-negara-kuala-lumpur.html |title=Asian Heritage Museum to open at Carcosa Seri Negara, Kuala Lumpur |author=Cheh, Samantha |publisher=Art Republik |date=29 October 2017 |website=Luxuo |accessdate=1 October 2018 |archive-url=https://web.archive.org/web/20181001220650/http://www.luxuo.com/culture/art/asian-heritage-museum-to-open-at-carcosa-seri-negara-kuala-lumpur.html |archive-date=1 October 2018 |url-status=live }}</ref>


===カルコサ===
===カルコサ===
カルコサ邸宅ていたく1896ねんから1897ねんにかけて、{{かりリンク|マレー連合れんごうしゅう|en|Federated Malay States}}総督そうとく初代しょだい英国えいこく高等こうとう弁務べんむかんである{{かりリンク|フランク・スウェッテナムきょう|en|Frank Swettenham}}の公邸こうていとしててられた。セランゴールしゅう公共こうきょう事業じぎょうきょくしゅう技師ぎしチャールズ・エドウィン・スプーナーの指導しどうした、アーサー・ベニソン・ハブバックによって設計せっけいされ、ときにはアーサー・チャールズ・アルフレッド・ノーマンにもクレジットされました。<ref name=MalayMail>{{cite news |url=https://www.malaymail.com/s/1668119/carcosa-seri-negara-birthplace-of-malaysias-constitution-to-be-reborn-as-be |title=Carcosa Seri Negara: Birthplace of Malaysia's Constitution to be reborn as beacon of peace |author=Tee, Kenneth |date=31 August 2018 |newspaper=Malay Mail |accessdate=1 October 2018 |archive-url=https://web.archive.org/web/20181002020156/https://www.malaymail.com/s/1668119/carcosa-seri-negara-birthplace-of-malaysias-constitution-to-be-reborn-as-be |archive-date=2 October 2018 |url-status=live }}</ref><ref>{{cite journal |url=http://www.hbp.usm.my/conservation/British/NORMAN.html |archive-url=https://web.archive.org/web/20080401051804/http://www.hbp.usm.my/conservation/British/NORMAN.html |title=Chronological biography of Arthur Charles Alfred Norman |author=Ahmad, Dr. A. Ghafar |date=June 1997 |volume=LXX |pages=21–29 |journal=Journal of the Malaysian Branch of the Royal Asiatic Society |archive-date=1 April 2008 |url-status=dead}}</ref>
カルコサ邸宅ていたくは1896ねんから1897ねんにかけて、{{かりリンク|マレー連合れんごうしゅう|en|Federated Malay States}}総督そうとく初代しょだい英国えいこく高等こうとう弁務べんむかんである{{かりリンク|フランク・スウェッテナムきょう|en|Frank Swettenham}}の公邸こうていとしててられた。セランゴールしゅう公共こうきょう事業じぎょうきょくしゅう技師ぎしチャールズ・エドウィン・スプーナーの指導しどうした、アーサー・ベニソン・ハブバックによって設計せっけいされ、ときにはアーサー・チャールズ・アルフレッド・ノーマンにもクレジットされた。<ref name=MalayMail>{{cite news |url=https://www.malaymail.com/s/1668119/carcosa-seri-negara-birthplace-of-malaysias-constitution-to-be-reborn-as-be |title=Carcosa Seri Negara: Birthplace of Malaysia's Constitution to be reborn as beacon of peace |author=Tee, Kenneth |date=31 August 2018 |newspaper=Malay Mail |accessdate=1 October 2018 |archive-url=https://web.archive.org/web/20181002020156/https://www.malaymail.com/s/1668119/carcosa-seri-negara-birthplace-of-malaysias-constitution-to-be-reborn-as-be |archive-date=2 October 2018 |url-status=live }}</ref><ref>{{cite journal |url=http://www.hbp.usm.my/conservation/British/NORMAN.html |archive-url=https://web.archive.org/web/20080401051804/http://www.hbp.usm.my/conservation/British/NORMAN.html |title=Chronological biography of Arthur Charles Alfred Norman |author=Ahmad, Dr. A. Ghafar |date=June 1997 |volume=LXX |pages=21–29 |journal=Journal of the Malaysian Branch of the Royal Asiatic Society |archive-date=1 April 2008 |url-status=dead}}</ref>

===セリ・ネガラ===
===セリ・ネガラ===
セリ・ネガラ(マレーで「うつくしいくに」)は、1913ねん海峡かいきょう植民しょくみん知事ちじ公式こうしきゲストハウスとしてオープンしたとき、もともと知事ちじ公邸こうていとしてられていました。それはのちおういえとしてられていました。<ref name=Warren-Hotels>{{cite book |chapter-url=https://books.google.com/books?id=N5jTAgAAQBAJ&pg=PA164 |title=Asia's Legendary Hotels: The Romance of Travel |chapter=Carcosa Seri Negara |author1=Warren, William |author2=Gocher, Jill (photographer) |date=2007 |publisher=Periplus Editions (HK) Ltd |location=Singapore |isbn=978-1-4629-0674-1 |page=164 |accessdate=1 October 2018}}</ref>
セリ・ネガラ(マレーで「うつくしいくに」)は、1913ねん海峡かいきょう植民しょくみん知事ちじ公式こうしきゲストハウスとしてオープンしたとき、もともと知事ちじ公邸こうていとしてられていた。それはのちおういえとしてられた。<ref name=Warren-Hotels>{{cite book |chapter-url=https://books.google.com/books?id=N5jTAgAAQBAJ&pg=PA164 |title=Asia's Legendary Hotels: The Romance of Travel |chapter=Carcosa Seri Negara |author1=Warren, William |author2=Gocher, Jill (photographer) |date=2007 |publisher=Periplus Editions (HK) Ltd |location=Singapore |isbn=978-1-4629-0674-1 |page=164 |accessdate=1 October 2018}}</ref>


==歴史れきし==
==歴史れきし==

2024ねん5がつ23にち (木)もく 03:15時点じてんにおけるはん

カルコサ・セリ・ネガラ
2009ねんのセリ・ネガラ邸宅ていたくは、現在げんざいカルコサ・セリ・ネガラのネームブランドをあらわしている。
カルコサ・セリ・ネガラの位置(マレーシア内)
カルコサ・セリ・ネガラ
きゅう名称めいしょう おういえ
概要がいよう
用途ようと ホテル
建築けんちく様式ようしき ネオゴシック&チューダーリバイバル
所在地しょざいち Jalan Kebun Bunga, 50480 Kuala Lumpur, マレーシアの旗 マレーシア
座標ざひょう 座標ざひょう: 北緯ほくい308ふん39びょう 東経とうけい10140ふん49びょう / 北緯ほくい3.1442 東経とうけい101.6803 / 3.1442; 101.6803
着工ちゃっこう 1896 - 1897
設計せっけい建設けんせつ
建築けんちく A.B. ハブバック
テンプレートを表示ひょうじ

カルコサ・セリ・ネガラ (Carcosa Seri Negara) は、マレーシアクアラルンプールペルダナ植物しょくぶつえん英語えいごばんうち隣接りんせつする2つのおかにある住居じゅうきょ

もともとマラヤの英国えいこく高等こうとう弁務べんむかん公邸こうていとゲストハウスとしててられ、現在げんざいはマレーシア政府せいふによって所有しょゆうされています。この名称めいしょうは、敷地しきちないにある2つの植民しょくみん時代じだい邸宅ていたく、カルコサ(1898ねん完成かんせい)と名付なづけられた住居じゅうきょと、現在げんざいはセリ・ネガラ(1913ねん)と名付なづけられたゲストハウスをわせたもの。

建物たてものはマレーシアの独立どくりつ運動うんどう際立きわだっており、そこでいくつかの会議かいぎ開催かいさいされた。1957ねん独立どくりつ以来いらい、1989ねんまで高官こうかん訪問ほうもんするための住居じゅうきょとして使用しようされ、2015ねんまで高級こうきゅうホテルとして使用しようされた。2017ねん以来いらい博物館はくぶつかんとして使用しようされている。

設計せっけい

カルコサ・セリ・ネガラは、おおきなカルコサとちいさなセリ・ネガラ(またはおういえ)の2つの建物たてものす。[1]

カルコサ

カルコサ邸宅ていたくは1896ねんから1897ねんにかけて、マレー連合れんごうしゅう総督そうとく初代しょだい英国えいこく高等こうとう弁務べんむかんであるフランク・スウェッテナムきょう英語えいごばん公邸こうていとしててられた。セランゴールしゅう公共こうきょう事業じぎょうきょくしゅう技師ぎしチャールズ・エドウィン・スプーナーの指導しどうした、アーサー・ベニソン・ハブバックによって設計せっけいされ、ときにはアーサー・チャールズ・アルフレッド・ノーマンにもクレジットされた。[2][3]

セリ・ネガラ

セリ・ネガラ(マレーで「うつくしいくに」)は、1913ねん海峡かいきょう植民しょくみん知事ちじ公式こうしきゲストハウスとしてオープンしたとき、もともと知事ちじ公邸こうていとしてられていた。それはのちおういえとしてられた。[4]

歴史れきし

植民しょくみん時代じだいのマラヤ

スウェッテナムは建設けんせつちゅうからカルコサにうつんでおり、公式こうしき新居しんきょいわいのパーティは1898ねん8がつ28にちまで開催かいさいされなかった。だい世界せかい大戦たいせんちゅう大日本帝国だいにっぽんていこく陸軍りくぐんのマラヤ占領せんりょう政府せいふ本部ほんぶはカルコサ・セリ・ネガラにあった。[2]

マレーシア憲法けんぽうは1955ねんから1957ねんあいだにセリ・ネガラで起草きそうされた。マラヤ連邦れんぽう協定きょうていは1957ねん8がつ8にちにキングスハウスで調印ちょういんされ[6]、どう8がつ31にちにイギリス高等こうとう弁務べんむかんによって譲渡じょうとされ、マラヤ政府せいふ返還へんかんされた。その、イスタナ・テタム(ゲストの宮殿きゅうでん)としてオープンし、1986ねん女王じょおうエリザベス2せいふくおおくの高官こうかんおとずれた。[2]

独立どくりつ

1956ねん9がつにマラヤの独立どくりつ間近まぢかせまなか、マラヤのトゥンク・アブドゥル・ラーマン首相しゅしょうは、カルコサの遺言ゆいごんとその40エーカー (160,000 m2) の土地とち贈答ぞうとうひんとして英国えいこく政府せいふ贈呈ぞうていした。カルコサはその独立どくりつ一連いちれん外交がいこうてき英国えいこく高等こうとう弁務べんむかん住居じゅうきょとなった。[4]

マハティール・ビン・モハマド、およびトゥン・ダイム・ザイヌディンらの活動かつどうて、1987ねんにカルコサの不動産ふどうさん所有しょゆうけんはマレーシア政府せいふ返還へんかんされた。[4]

ホテル

返還へんかんすぐに、マレーシア政府せいふは、1989ねんにホテルをオープンし、カルコサとゲストズパレスはどちらもホテルとして機能きのうし、後者こうしゃはセリネガラと改名かいめいされた。ホテルであった期間きかんちゅう不動産ふどうさんのリースにより管理かんりしゃ代替だいがわりしている。2016ねん12月31にち最後さいごに、ホテルは営業えいぎょうえる。

博物館はくぶつかん

2017ねん4がつ、アジア遺産いさん博物館はくぶつかん(AMH)は、2020ねんまでカルコサ・セリ・ネガラをりる3年間ねんかんのリース契約けいやくむすんだ。しかし、2019ねん3がつ予定よていされているわたしの1ねん以内いないに、AHMは連邦れんぽう土地とち委員いいんかいによってなん説明せつめいもなく施設しせつからされ、1ヶ月かげつさえの書類しょるいおくられた[5]

脚注きゃくちゅう

  1. ^ Cheh, Samantha (29 October 2017). “Asian Heritage Museum to open at Carcosa Seri Negara, Kuala Lumpur”. Luxuo. Art Republik. 1 October 2018てんのオリジナルよりアーカイブ1 October 2018閲覧えつらん
  2. ^ a b c Tee, Kenneth (31 August 2018). “Carcosa Seri Negara: Birthplace of Malaysia's Constitution to be reborn as beacon of peace”. Malay Mail. オリジナルの2 October 2018時点じてんにおけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20181002020156/https://www.malaymail.com/s/1668119/carcosa-seri-negara-birthplace-of-malaysias-constitution-to-be-reborn-as-be 1 October 2018閲覧えつらん 
  3. ^ Ahmad, Dr. A. Ghafar (June 1997). “Chronological biography of Arthur Charles Alfred Norman”. Journal of the Malaysian Branch of the Royal Asiatic Society LXX: 21–29. オリジナルの1 April 2008時点じてんにおけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20080401051804/http://www.hbp.usm.my/conservation/British/NORMAN.html. 
  4. ^ a b c Warren, William; Gocher, Jill (photographer) (2007). “Carcosa Seri Negara”. Asia's Legendary Hotels: The Romance of Travel. Singapore: Periplus Editions (HK) Ltd. p. 164. ISBN 978-1-4629-0674-1. https://books.google.com/books?id=N5jTAgAAQBAJ&pg=PA164 1 October 2018閲覧えつらん 
  5. ^ Anita Abu Hasan; Nor Ainna Hamzah; Ahmad Ismadi Ismail (26 August 2019). “'Carcosa makin buruk sejak kami keluar'” (Malay). Sinar Harian. https://www.sinarharian.com.my/article/44831/BERITA/Nasional/Carcosa-makin-buruk-sejak-kami-keluar 

参考さんこう

1.^Journal of Malaysian Branch of the Royal Asiatic Society, June 1997, Dr. A. Ghafar Ahmad
2.^William Warren, Jill Gocher (2007). Asia's legendary hotels: the romance of travel. Singapore: Periplus Editions. ISBN 978-0-7946-0174-4 

外部がいぶリンク