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「USBハブ」のはんあいだ差分さぶん

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* 通信つうしん速度そくど変換へんかん(USB 2.0)
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USBハブは自身じしん下流かりゅうのポートにたいして電源でんげん(VBUS)の供給きょうきゅうをON/OFFできるものがある。このON/OFFはホストがわから指令しれいすることができる。USBハブがこの機能きのうつかどうかをホストに通知つうちするプロトコルも仕様しようさだめられている。現実げんじつにはこの機能きのうつと報告ほうこくするものの外部がいぶ電気でんき回路かいろはぶかれているためONになったままという仕様しよう違反いはんのハブが数多かずおおられる
USBハブは自身じしん下流かりゅうのポートにたいして電源でんげん(VBUS)の供給きょうきゅうをON/OFFできるものがある。このON/OFFはホストがわから指令しれいすることができる。USBハブがこの機能きのうつかどうかをホストに通知つうちするプロトコルも仕様しようさだめられている。現実げんじつにはこの機能きのうつと報告ほうこくするものの外部がいぶ電気でんき回路かいろはぶかれているためONになったままという仕様しよう違反いはんのハブが数多かずおおられる


USBハブがてる下流かりゅうのポートすうはUSB仕様しようじょうは255である。現実げんじつのUSBハブの実装じっそうでは7上限じょうげんとなっている。4以下いかのものがきわめておおい。
USBハブがてる下流かりゅうのポートすうはUSB仕様しようじょうは255である。現実げんじつのUSBハブの実装じっそうでは7上限じょうげんとなっている。4以下いかのものがきわめておおい。
実際じっさい実装じっそう下流かりゅうポートが4である理由りゆうはバスパワード動作どうさのVBUSの仕様しよう由来ゆらいしているものとおもわれるバスパワード動作どうさ上流じょうりゅうから最大さいだい500mAせるが下流かりゅうポート1個いっこにつきすくなくとも100mA供給きょうきゅうする能力のうりょく必要ひつようとされるためこれを4つけるとけい400mAとなりハブ自身じしん使つか電力でんりょくをあわせると4最大さいだいとなるしたがって5以上いじょう下流かりゅうポートをもつハブはかならずセルフパワードでなければならない
実際じっさい実装じっそう下流かりゅうポートが4である理由りゆうはバスパワード動作どうさのVBUSの仕様しよう由来ゆらいしているものとおもわれるバスパワード動作どうさ上流じょうりゅうから最大さいだい500mAせるが下流かりゅうポート1個いっこにつきすくなくとも100mA供給きょうきゅうする能力のうりょく必要ひつようとされるためこれを4つけるとけい400mAとなりハブ自身じしん使つか電力でんりょくをあわせると4最大さいだいとなるしたがって5以上いじょう下流かりゅうポートをもつハブはかならずセルフパワードでなければならない
実装じっそう下流かりゅうポートが7上限じょうげんになっている理由りゆう,USBハブとホストのあいだでやりりされるデータのながさに由来ゆらいしているものとおもわれるこのデータのなかには下流かりゅうポート1個いっこにつき1ビットの可変長かへんちょうデータがあり,7までは1バイトでおさまるものの8以上いじょうでは2バイト以上いじょうになってしまうまさしく実装じっそうされていないすなわちこのデータが1バイトしかないとちされているハブドライバの存在そんざい可能かのうせいおそれて現実げんじつ必要ひつようせい考慮こうりょ実装じっそうされなかったものとおもわれる
実装じっそう下流かりゅうポートが7上限じょうげんになっている理由りゆう、USBハブとホストのあいだでやりりされるデータのながさに由来ゆらいしているものとおもわれるこのデータのなかには下流かりゅうポート1個いっこにつき1ビットの可変長かへんちょうデータがあり、7までは1バイトでおさまるものの8以上いじょうでは2バイト以上いじょうになってしまうまさしく実装じっそうされていないすなわちこのデータが1バイトしかないとちされているハブドライバの存在そんざい可能かのうせいおそれて現実げんじつ必要ひつようせい考慮こうりょ実装じっそうされなかったものとおもわれる


USB2.0において導入どうにゅうされたHigh Speed転送てんそうのためUSB2.0規格きかくではUSBハブは速度そくど変換へんかん機能きのうっているこれは上流じょうりゅうはHigh Speedで接続せつぞくしている場合ばあい下流かりゅうポートにFull SpeedあるいはLow Speedで通信つうしんしているデバイスがある場合ばあい,Full/Low Speed通信つうしんはUSBハブないでいったんバッファリングをおこなあらためてHigh Speedで送信そうしんする機能きのうであるこの変換へんかん実行じっこうする部分ぶぶんをTT (Transaction Translator)とんでいるこのTTがハブ全体ぜんたいで1つだけ(ある時点じてんで1つのポートだけがバッファリングできる)というハブと複数ふくすうあるハブと2種類しゅるいがある前者ぜんしゃはSingle TT,後者こうしゃはMultiple TTとばれるこの2つはハブからホストに通知つうちされるディスクリプタで区別くべつすることができる
USB2.0において導入どうにゅうされたHigh Speed転送てんそうのためUSB2.0規格きかくではUSBハブは速度そくど変換へんかん機能きのうっているこれは上流じょうりゅうはHigh Speedで接続せつぞくしている場合ばあい下流かりゅうポートにFull SpeedあるいはLow Speedで通信つうしんしているデバイスがある場合ばあい、Full/Low Speed通信つうしんはUSBハブないでいったんバッファリングをおこなあらためてHigh Speedで送信そうしんする機能きのうであるこの変換へんかん実行じっこうする部分ぶぶんをTT (Transaction Translator) んでいるこのTTがハブ全体ぜんたいで1つだけある時点じてんで1つのポートだけがバッファリングできるというハブと複数ふくすうあるハブと2種類しゅるいがある前者ぜんしゃはSingle TT,後者こうしゃはMultiple TTとばれるこの2つはハブからホストに通知つうちされるディスクリプタで区別くべつすることができる


USBハブはそれ自体じたいひとつのUSBデバイスであり,USBアドレスをつ(これは、[[イーサネット]]のハブがネットワークじょうの[[ノード]]とみなされないことと対照たいしょうてきである)。
USBハブはそれ自体じたいひとつのUSBデバイスであり、USBアドレスをつ(これは、[[イーサネット]]のハブがネットワークじょうの[[ノード]]とみなされないことと対照たいしょうてきである)。
したがってハブについてもドライバが必要ひつようであるが、USBに対応たいおうしたシステムでは、ほとんどの場合ばあい、ハブのドライバをそなえており、利用りようしゃ意識いしきする必要ひつようはない。
したがってハブについてもドライバが必要ひつようであるが、USBに対応たいおうしたシステムでは、ほとんどの場合ばあい、ハブのドライバをそなえており、利用りようしゃ意識いしきする必要ひつようはない。



2008ねん1がつ28にち (月)げつ 14:14時点じてんにおけるはん

USBハブ製品せいひんれい
サンワサプライせい

USBハブ(ユーエスビー ハブ)とは、USB機器きき複数ふくすう接続せつぞくするためのハブである。

概説がいせつ

USBハブとして一般いっぱんてきられているものにはくちが4ポートのものがある。

ポート4つがよこながならんだものや、2×2に四角しかくくまとめられたもの。また、USBハブ本体ほんたいのサイドだけでなく、上面うわつらにポートがいたもの。自由じゆうきからさせるように、USBハブ本体ほんたいからUSBケーブルがなんほんかにかれてびたさきに、それぞれポートがあるものもある。また、ポートが16つとおおそなえられたものなどもあり、各社かくしゃから形状けいじょうやデザインにこだわった様々さまざまなものがされている。おおきさはひら程度ていどのものがほとんどで、はこびに便利べんりである。

一般いっぱんてきに、パソコン本体ほんたいにあるUSBポートは2,3ほどだが、そとけHDD、プリンタ、マウス、キーボードからWEBカメラ、卓上たくじょう扇風機せんぷうきなどUSB対応たいおう機器ききえた今日きょうでは、これら周辺しゅうへん機器きき使つかうにはUSBハブが有効ゆうこうである。うえげたれいのほかにも、ディスプレイの背面はいめんに3個口こぐちほどのポートがいているれいもある。

技術ぎじゅつ解説かいせつ

USBハブの仕様しようは、USB本体ほんたい規格きかく一部いちぶ (USB 2.0 Specification , Chapter 11) として規定きていされている。

USBハブはUSBの規格きかくじょうホストコントローラとデバイスのあいだはいって動作どうさする重要じゅうよう役割やくわりつ。 おも役割やくわりとして以下いかのものがある

  • デバイスの接続せつぞく検出けんしゅつ
  • デバイスの通信つうしん速度そくど検出けんしゅつ
  • デバイスへの電源でんげん供給きょうきゅうとその管理かんり
  • 信号しんごう分配ぶんぱい
  • 通信つうしん速度そくど変換へんかん(USB 2.0)

USBハブは自身じしん下流かりゅうのポートにたいして電源でんげん(VBUS)の供給きょうきゅうをON/OFFできるものがある。このON/OFFはホストがわから指令しれいすることができる。USBハブがこの機能きのうつかどうかをホストに通知つうちするプロトコルも仕様しようさだめられている。現実げんじつには、この機能きのうつと報告ほうこくするものの外部がいぶ電気でんき回路かいろはぶかれているためONになったままという仕様しよう違反いはんのハブが数多かずおおられる。

USBハブがてる下流かりゅうのポートすうはUSB仕様しようじょうは255である。現実げんじつのUSBハブの実装じっそうでは7上限じょうげんとなっている。4以下いかのものがきわめておおい。 実際じっさい実装じっそう下流かりゅうポートが4である理由りゆうはバスパワード動作どうさのVBUSの仕様しよう由来ゆらいしているものとおもわれる。バスパワード動作どうさ上流じょうりゅうから最大さいだい500mAせるが、下流かりゅうポート1個いっこにつきすくなくとも100mA供給きょうきゅうする能力のうりょく必要ひつようとされるためこれを4つけるとけい400mAとなり、ハブ自身じしん使つか電力でんりょくをあわせると4最大さいだいとなる。したがって5以上いじょう下流かりゅうポートをもつハブはかならずセルフパワードでなければならない。 実装じっそう下流かりゅうポートが7上限じょうげんになっている理由りゆうは、USBハブとホストのあいだでやりりされるデータのながさに由来ゆらいしているものとおもわれる。このデータのなかには下流かりゅうポート1個いっこにつき1ビットの可変長かへんちょうデータがあり、7までは1バイトでおさまるものの8以上いじょうでは2バイト以上いじょうになってしまう。まさしく実装じっそうされていない、すなわちこのデータが1バイトしかないとちされているハブドライバの存在そんざい可能かのうせいおそれて現実げんじつ必要ひつようせい考慮こうりょ実装じっそうされなかったものとおもわれる。

USB2.0において導入どうにゅうされたHigh Speed転送てんそうのためUSB2.0規格きかくではUSBハブは、速度そくど変換へんかん機能きのうっている。これは上流じょうりゅうはHigh Speedで接続せつぞくしている場合ばあいで、下流かりゅうポートにFull SpeedあるいはLow Speedで通信つうしんしているデバイスがある場合ばあいに、Full/Low Speed通信つうしんはUSBハブないでいったんバッファリングをおこない、あらためてHigh Speedで送信そうしんする機能きのうである。この変換へんかん実行じっこうする部分ぶぶんをTT (Transaction Translator) とんでいる。このTTがハブ全体ぜんたいで1つだけ(ある時点じてんで1つのポートだけがバッファリングできる)というハブと、複数ふくすうあるハブと2種類しゅるいがある。前者ぜんしゃはSingle TT,後者こうしゃはMultiple TTとばれる。この2つはハブからホストに通知つうちされるディスクリプタで区別くべつすることができる。

USBハブはそれ自体じたいひとつのUSBデバイスであり、USBアドレスをつ(これは、イーサネットのハブがネットワークじょうノードとみなされないことと対照たいしょうてきである)。 したがってハブについてもドライバが必要ひつようであるが、USBに対応たいおうしたシステムでは、ほとんどの場合ばあい、ハブのドライバをそなえており、利用りようしゃ意識いしきする必要ひつようはない。

USBホストコントローラは、ルートハブ (root hub) とばれるハブ相当そうとう回路かいろ内蔵ないぞうし、通常つうじょう複数ふくすう(UHCIでは通常つうじょう2)のポートをせるようになっている。

コンパウンドデバイス

USBデバイスのなかには、ハブを内蔵ないぞうしたものがある。このようなデバイスをコンパウンドデバイス (compound device) とぶ。 コンパウンドデバイスでは、デバイス部分ぶぶん内部ないぶてきにハブのした接続せつぞくされるかたちになっている。 れいとして、2ポートのハブを内蔵ないぞうしたUSBキーボードの場合ばあい内部ないぶてきには、3ポートのハブと、そのうち1つのポートに接続せつぞくされたキーボードのわせとなっている。

なお、ひとつのデバイスで複数ふくすう機能きのうをもつもの(ポインティングデバイス内蔵ないぞうのキーボードなど)をコンポジットデバイス (composite device) というが、これはハブとは無関係むかんけいであるため、コンパウンドデバイスではない。 コンポジットデバイスは、ふくあいデバイスともばれる。

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