白板しらいた (松本まつもと市し)

白板しらいた（しらいた）は長野ながの県けん松本まつもと市しの市街地しがいちの西側にしがわの地区ちく（住居じゅうきょ表示ひょうじ実施じっし地区ちく、1丁目ちょうめと2丁目ちょうめがある。1967年ねんに設定せってい）。北きた松本まつもと駅えきやシルバー人材じんざいセンター、エプソンの大おおきな工場こうじょうがある。内うち環状かんじょう北きた線せんなどの大おおきな通とおり沿ぞいは商店しょうてんや郊外こうがい型がたの専門せんもん店てんが見みられるが、通とおりの裏うらには住宅じゅうたくが多おおい。近年きんねんはマンションが建たち始はじめている。巾はば北きた、宮本みやもと、折井おりい町まちなどと呼よばれるところが入はいる。

西側にしがわに田川たがわが、南側みなみがわに女鳥羽めとば川がわが通かよっている。また中央ちゅうおうに内うち環状かんじょう北きた線せんが、西端せいたんに国道こくどう19号ごうが通かよっている。内うち環状かんじょう北きた線せんは計画けいかく･建設けんせつ中ちゅうの内うち環状かんじょう線せんの一部いちぶで、平成へいせい12年ねんに北きた松本まつもと駅えきの立体りったい交差こうさ化かと同時どうじに整備せいびされた。整備せいびされる以前いぜんは渋滞じゅうたいが起おこり狭せまく通とおりにくい道みちだったが、整備せいびされて以降いこうは4車線しゃせんとなり市内しないの渋滞じゅうたい緩和かんわに一役ひとやく買かっている。

江戸えど時代じだいには白板しらいた村むらを形成けいせいし、現在げんざいの今町いままちや渚なぎさの一部いちぶも含ふくまれていた。1832年ねんから松本まつもとと犀川さいがわ下流かりゅうの信州新しんしゅうしん町まちを船ふねで結むすぶ犀川さいがわ通どおり船せんが運航うんこうを開始かいしし、白板しらいた村むらに松本まつもと側がわの発着はっちゃく所しょが設もうけられた。