ラーシド

アル＝ラーシド
カリフ（アミール・アル＝ムウミニーン）
在位ざいい	1135年ねん - 1136年ねん
全ぜん名な	アル＝ラーシド・ビッラー・アブー＝ジャアファル・アル＝マンスール・イブン＝アル＝ムスタルシド・ビッラー
死去しきょ	1138年ねん イスファハーン
アル＝ムクタフィー
家名かめい	アッバース家か
王朝おうちょう	アッバース朝あさ
父親ちちおや	アル＝ムスタルシド
宗教しゅうきょう	スンナ派は

ラーシド（生年せいねん不ふ詳しょう - 1136年ねん、在位ざいい：1135年ねん - 1136年ねん）はアッバース朝あさの第だい30代だいカリフである。先代せんだいのカリフ、アル＝ムスタルシドの子こ。
父ちちの跡あとを継ついで短期間たんきかん在位ざいいしたがすぐに廃位はいいされた。

第だい39代だいカリフ（カイロ・アッバース朝あさの第だい2代だいカリフ）のハーキム1世せい（在位ざいい：1262年ねん - 1302年ねん）はラーシドの子孫しそんである。

生涯しょうがい

1135年ねん、父ちちムスタルシドがニザール派はの刺客しかくによって殺ころされたことにより即位そくい。父ちちをとらえたセルジューク朝あさのマスウードと戦たたかうべく軍ぐんを集あつめたが、マスウードがバグダードに入はいったことを知しり、モスルへ引ひいた。

参考さんこう文献ぶんけん

イブン・アッティクタカー（池田いけだ修おさむ・岡本おかもと久美子くみこ訳やく）『アルファフリー２』東洋文庫とうようぶんこ,2004

先代せんだい ムスタルシド

アッバース朝あさ 1135年ねん - 1136年ねん

次代じだい ムクタフィー