講堂こうどう

講堂こうどう （こうどう、かうだう）

仏教ぶっきょう寺院じいんの建物たてものの一いち。僧侶そうりょが経典きょうてんの講義こうぎや説教せっきょうをする堂どう（建物たてもの）のこと。通常つうじょう金堂こんどうの後うしろに建たてられる。尚なお、禅宗ぜんしゅう寺院じいんでは主おもに「法ほう堂どう」が用もちいられ、その他たの宗派しゅうはでは講堂こうどうと呼よばれることが多おおい。釈迦しゃか在世ざいせいの講堂こうどうとしては、鹿子かのこ母はは講堂こうどう（ろくしも）や、重じゅう閣かく講堂こうどう（じゅうかく、天竺てんじく五ご精舎しょうじゃの一ひとつ）などが有名ゆうめい。
陸軍りくぐん士官しかん学校がっこうの武たけ窓まど用語ようごで、教室きょうしつのこと。
学校がっこうなどにおいて、式典しきてん等とうを行おこなったり講演こうえんや講義こうぎなどを行おこなったりする建物たてものもしくは広間ひろまのこと。学校がっこうの講堂こうどうは体育館たいいくかんなどと兼用けんようとなっていることも多おおい。また、大学だいがくなどで通常つうじょうの授業じゅぎょうを行おこなう建物たてものの一部いちぶに部屋へやとして設置せっちされている場合ばあいは、講義こうぎ室しつ・大だい教室きょうしつなどと呼よばれることがある。

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