こわしや我聞
『こわしや
あらすじ
[登場 人物
[工具 楽屋
[工具 楽 我聞 (くぐら がもん)本 作品 の主人公 。県立 御 川 高校 に通 う学生 (2年生 )にして工具 楽屋 二 十 五 代 社長 ・工具 楽 仙術 二 十 五 代 。卓球 部員 。工具 楽 家 長男 で、果歩 、珠 、斗 馬 の兄 。学校 でも、部活 でも、仕事 でも、頼 まれ事 は断 れない性格 で、安請 け合 い癖 がある。だが頭 があまり良 くない上 、しょっちゅう抜 けた行動 を取 るため、自信 たっぷりの態度 とは裏腹 にかなり頼 りない。社長 であることを人一倍 自覚 しており、常 にその責任 を果 たそうとする。が、そのため他人 に甘 えるのが苦手 で、自分 の苦 しみを内 に押 し込 めて場 を明 るくさせようと無理 をすることもある。- 「こわしや」としては
未熟 なため、仕事 では余分 にこわして無駄 な損失 を出 してしまうことも多 い。父親 譲 りの「氣 」の多 さゆえパワーに優 れるが、氣 が多 すぎて暴走 し危険 な状態 に陥 ることも幾度 もあった。 恋愛 についてはかなりニブく、陽 菜 とくっつけようとする妹 らGHKの策略 にも全 く気付 かない。「社長 が社員 に手 を出 すなど社長 失格 」という考 えをもっているため、陽 菜 をどうこうしようという気 は皆無 。あくまでビジネスパートナーとして信頼 を寄 せている。- 9
巻 巻末 で描 かれた3年 後 の物語 では陽 菜 との関係 は進展 し、のちに結婚 する。 國生 陽 菜 (こくしょう はるな)本 作品 のヒロイン。我聞 と同級生 にして、工具 楽屋 の社長 秘書 兼 経理 担当 。父子 家庭 で暮 らしていたが、小学 6年 の時 に父親 が行方 不明 になり、行 き場 を失 くしていたところを先代 社長 ・我 也に拾 われて工具 楽屋 に入社 した。現在 は工具 楽屋 の社宅 で一人暮 らしの身 。2年生 から卓球 部 に入部 。冷静 沈着 なクールビューティーだが、物腰 は優 しい。仕事 も非常 にでき、決算 期 は一人 で社 の全 ての経理 業務 をこなしてしまう(他 の人間 はもはや邪魔 にしかならない)。常 に社 の利益 や損失 を視野 に入 れて行動 するため、我聞 の後先 を考 えない行動 には静 かに激怒 することがある。だが、先代 社長 の我 也のことをとても慕 っており、彼 の事 になるとつい冷静 さを失 ってしまう。- 「
本業 」時 には正確 なナビゲーションで中之 井 の運転 をサポート。また接近 戦闘 の心得 もあり、バインダーを使 った変 な体 術 で相手 を転 ばせる技 を得意 とする。のちに反 仙術 の能力 を持 つことが明 らかになり、その能力 で我聞 を助 けた。 不幸 な経歴 ゆえか当初 は感情 表現 が苦手 で、工具 楽屋 の仕事 を何 より優先 し、人付 き合 いもあまり良 くなかった。が、工具 楽屋 の愉快 な人々 や果歩 ら工具 楽 一家 、学校 の友人 たちと触 れ合 ううちに徐々 に心 を開 き始 める。恋愛 的 なニブさについては我聞 と同 レベルで、KFCをはじめとした多 くの男 にい寄 られるがその手 の浮 いた話 は皆無 に近 い。また仕事 一筋 な人生 を送 ってきたため、意外 に常識 知 らずな面 もある。胸 は小 さいが、本人 は気 にしていない。単行本 7巻 末尾 の公式 プロフィールに「成績 優秀 だが美術 だけは壊滅 的 」とあるが、その壊滅 的 な美術 の腕前 の話 は増刊 版 でのみ登場 した。森永 優 (もりなが ゆう)工具 楽屋 の技術 部長 。眼鏡 とタンクトップがトレードマークの、ノリがいいお姉 さん。機械 改造 や爆 弾 解体 が趣味 で、没頭 するあまり社屋 に泊 まり込 むことも多 い。時 には真 芝 よりタチの悪 い道具 を作 ってしまう事 もある。また車 のメンテナンスにも精通 している。武器 を持 つと人 が変 わるタイプで、特製 のバズ ーカ砲 や熊 殺 しゴム弾 などを持参 して直接 現場 に赴 くこともある。しかし彼女 の作 る武器 は強力 だがどれも製造 コストが非常 に高 く、ほんの数個 ほど使 っただけで仕事 の稼 ぎが全部 吹 き飛 んで赤字 になってしまう。第 1研究所 長 の山 薙 晃 とは同 じ大学 の出身 で、同 じ卒業 記念 品 のペンダントを持 つ。だが両者 に全 く面識 はない。- GHKデルタ1。デルタ2の
果歩 とともに会 の方針 を決定 し、遠距離 移動 の際 には車 の運転 を担当 する。ちなみに、優 本人 には恋人 は(今 のところ)いない。胸 のボリュームがない女性 が多 いこの作品 の中 では異例 のDカップの持 ち主 でもある。 辻原 蛍 司 (つじはら けいじ)工具 楽屋 の営業 部長 。常 に微笑 みを絶 やさずに我聞 を見守 る、胡散臭 い眼鏡 男 。缶 コーヒー片手 に意味深 なことを言 うことも多 い。中国 拳法 の達人 。今 は封印 しているが、かつてはナイフを使 った戦闘 も得意 としていた。我聞 やその弟妹 の仙術 の師匠 でもある(自身 は仙術 を使 えないが、その理論 は理解 しているので教 えることは可能 )。元 真 芝 第 2研究所 の実験 部隊 所属 。工具 楽 我 也殺害 に失敗 し、逆 に我 也に拾 われた過去 を持 つ。そのため、工具 楽屋 には相当 な恩義 を感 じているようだ。- かなえのことをよく「かなちん」と
呼 んでからかっている。私服 のセンスがダサいため、いつも同 じ柄 のスーツを着 ている。 中之 井 千住 (なかのい せんじゅ)工具 楽屋 の専務 兼 総務 事務 ・輸送 担当 。先代 (我 也)の時代 から工具 楽屋 に勤 める78歳 。立派 な白 ヒゲが目印 。戦時 中 は軍 の特殊 工作 部隊 で静馬 さなえの部下 として働 いていた。狙撃 の名手 にして、運転 技術 もプロ並 みの実力 である。移動 時 には驚異 のドライビングテクニックで我聞 たちを確実 に現場 に運 び、戦闘 ではその狙撃 能力 を活 かして遠距離 から我聞 をサポートする。工具 楽屋 と我聞 の行 く末 を案 じてか、説教 が長 いのが玉 に瑕 。工具 楽 我 也(くぐら がなり)工具 楽屋 二 十 四 代 社長 ・工具 楽 仙術 二 十 四 代 。我聞 ら兄弟 の父親 。「現役 最強 のこわしや」と呼 ばれ、常人 の50人 分 をゆうに超 える圧倒的 な氣 の量 を誇 る。カウボーイハットにジャケットという、歳 に似合 わぬ派手 な格好 がトレードマーク。物語 の開始 4ヶ月 前 に海外 で失踪 し長 らく行方 不明 だったため、物語 初期 は彼 の消息 を追 い求 めるのが重要 なストーリーラインのひとつになっていた。が、やがて陽 菜 の父 ・國生 武文 の消息 を探 るために真 芝 に接触 していたことが判明 。真 芝 の信用 を得 るため、真 芝 の仙術 の研究 に協力 していたことがわかった。非常 に家族 想 いの男 。また陽 菜 のことは実 の娘 のように可愛 がっており、陽 菜 に近付 く男 は、それがたとえ自分 の息子 であっても容赦 しない。- なお、その
帽子 には恐 るべき秘密 が隠 されている。 國生 武文 (こくしょう たけふみ)陽 菜 の父親 で我 也の元 秘書 、反 仙術 の能力 者 。触 れただけで氣 を霧散 させてしまう拳 を持 つため、仙術 使 いにとってはまさに天敵 のような存在 。- 5
年 前 に飛行機 事故 で死 んだと思 われたが、実 は真 芝 に誘拐 されていたことが発覚 。記憶 を操作 され真 芝 の傀儡 と化 していたが、最終 決戦 で洗脳 装置 が破壊 されたため元 に戻 った。本来 は生真面目 な性格 で、正義 感 も強 い。 娘 の陽 菜 を我聞 に嫁 がせようと思 っているが、娘 同様 、恋愛 に関 してはいささかズレているようだ。
工具 楽 家
[工具 楽 果歩 (くぐら かほ)工具 楽 家 長女 。中学 2年生 にして裏 家長 ・料理 長 を務 める。才色兼備 な上 にとてもしっかりした女 の子 で、ボケボケの兄 ・我聞 を圧倒 するほどの気 の強 さを見 せることもしばしば。他 、調子 に乗 った珠 や斗 馬 に制裁 を加 えたり、GHKにとって邪魔 な番 司 を攻撃 したりといろいろ忙 しい。こう見 えて兄 のことはかなり慕 っている。素質 は不明 だが修行 をしていないので、仙術 は使 えない。必殺 技 は「瞬 天 降魔 脚 」。思 い込 みが激 しいところは兄妹 そっくり。- GHKデルタ2として、
我聞 と陽 菜 をくっつけるため暗躍 する。辻原 に淡 い憧 れを抱 いている。 工具 楽 珠 (くぐら たま)工具 楽 家 次女 。小学 5年生 。工具 楽 家 で一番 元気 が良 く、いつも楽 しそうに走 り回 っている。運動 能力 は高 い(マラソンでは学校 で男女 混合 2位 ・女子 では無論 1位 )が、球技 は苦手 。男 の子 のような外見 だが、ちゃんとお洒落 をすれば可愛 くなる(本人 はお洒落 を嫌 がっている)。夢 は兄 ・我聞 の仕事 を手伝 うこと。素直 な性格 だが察 しが悪 く気 が利 かない。犬 猫 に好 かれる体質 。まるちゃんという親友 がいる。- GHKデルタ3。だが
本人 は、兄 の恋愛 がどうこうではなく「なんか楽 しそうだから私 もやるー」といったノリのようだ。 工具 楽 斗 馬 (くぐら とうま)工具 楽 家 次男 。小学 2年生 。工具 楽 家 で一番 のんきに見 えるが、時折 小学生 とは思 えない計算 高 さや妙 な達観 も見 え隠 れする。とはいえ子供 らしい無邪気 な面 も持 ち合 わせているので、姉 の珠 と共 に遊 び回 ることも多 い。何 かと調子 に乗 っては果歩 のグリグリを食 らっている。ボケボケの人間 が多 い工具 楽 家 において、ほとんどの場合 ツッコミを担当 する。趣味 は株式 研究 。欲 しい物 は株 (最初 はYahoo!株 →最終 的 にライブドア株 )。- GHKデルタ4。ただし
本気 でくっつけようとしているというよりは、二人 の間 にほとんど進展 がないことを知 りつつ、面白 半分 で参加 しているだけのようだ。
依頼 関係 者
[西 青海 (にし あおみ)内閣 調査 室 付 。真面目 な青年 で、工具 楽屋 をはじめとした「こわしや」達 に内閣 の依頼 を伝 える。まだ仕事 に慣 れていないのか、言動 にあまり余裕 がない。西 音 寺 時宗 (さいおんじ ときむね)内閣 調査 室 室長 。進 との関係 は不明 。藤原 兼人 (ふじわら かねと)警視庁 特別 公安 部 。威圧 的 で面子 を重 んじるタイプのオヤジ。警察 の威信 を見 せるため犯人 に乗 っ取 られた保科 ますみのユンボを破壊 しようとしたが、我聞 ら工具 楽屋 の反発 にあい失敗 (犯人 は取 り押 さえたので依頼 自体 は成功 )。さらに陽 菜 の怒 りを買 い、酷 い目 にあった。
他 のこわしや
[静馬 かなえ(しずま かなえ)静馬 仙術 二 十 四 代 。現 「こわしや」会長 。23歳 。番 司 の姉 。仙術 で水 を操 り、特 に糸状 に伸 ばして物体 を切断 する技 が得意 。静馬 さなえの孫 で、我聞 の兄弟子 に当 たる。普段 は九州 (福岡 の南 の方 )の神社 の巫女 を勤 める。怒 った時 の様子 からすると地 は九州 弁 のようである。- さなえからの
遺伝 か、非常 にキビしい性格 の美女 。怒 りっぽく、暴走 する番 司 をよくシメている。胸 のボリュームについて指摘 されても激怒 する。 辻原 からは「かなちん」と言 われているが、もちろん本人 は嫌 がっている。工具 楽屋 と違 い、かなり儲 かっているようだ。静馬 さなえ(しずま さなえ)静馬 仙術 二 十 一 代 。元 「こわしや」にして、元 「こわしや」会長 。かなえ、番 司 の祖母 。とうに現役 は退 いた身 だが、まだ特殊 ヘリを単身 で撃墜 できる程度 には強 い。水 を使用 した切断 技 (水 刃 )の達人 。我聞 、かなえ、番 司 の師匠 。指導 はスパルタ式 。戦時 中 には軍 で特殊 工作 部隊 の隊長 (階級 は大尉 )を勤 める。当時 の異名 は「鬼 の静馬 」。当時 の部下 に中之 井 、神楽 がいた。- かなえ
以上 にキビしい女性 だが、子供 は好 き。我聞 たちの母親 の葬儀 で我聞 ら兄弟 を見 かけて以降 、ずっと心 の片隅 で気 にかけていたようだ。 静 馬番 司 (しずま ばんじ)静間 仙術 二 十 五 代 (予定 )。15歳 。かなえの弟 。高校 1年生 の2学期 から我 聞達 の学校 に転校 してくる。かなえと同 じく水 を操 るが、こちらは水流 や水 弾 として打撃 的 な用途 に用 いることを好 む。祖母 のさなえ曰 く「ハナタレ」。時代遅 れの学 ランに赤毛 ・虎 縞 ハチマキの熱血 系 少年 で、悪 ぶってはいるが根 は純情 。工具 楽屋 で研修 を行 うため九州 からやってきた。当初 は我聞 を「親 の七光 りでこわしやになった野郎 」と決 めつけ反目 していたが、工具 楽屋 の仕事 を通 じて我聞 を認 め、友情 を感 じるようになる。工具 楽 一家 (特 に果歩 )には、ある事件 が原因 で「パンツマン」と呼 ばれている。研修 終了 後 は工具 楽屋 の近 くで「こわしや」を開業 。仕事 の多 くは工具 楽屋 と共同 で行 っている。初対面 で陽 菜 に一目惚 れしたため、それを快 く思 わないGHKから厳 しい扱 いを受 けている。そのため果歩 とは犬猿 の仲 。加 えて当 の陽 菜 からは商売敵 として距離 を置 かれ、姉 のかなえにもシバかれているため、常 に不遇 な印象 が強 い。如月 湧 次郎 (きさらぎ ゆうじろう)如月 仙術 。27歳 。鉄 の仙術 を操 り、その怪力 でハンマーを振 り回 すなどの肉弾 戦 を得意 とする。また体 を強化 し銃弾 の中 を突 っ切 ることも可能 。体 も顔 もゴツい男 。性格 は体躯 の通 りに豪快 だが、妙 なところで繊細 な面 も散見 される。静馬 かなえに恋 をしているものの、報 われる気配 は全 くない。帖佐 理 来 と行動 を共 にすることもある。傍目 から見 るとタイプは正 反対 だが親友 らしい。西 音 寺 進 (さいおんじ すすむ)西 音 寺 仙術 。21歳 。時宗 との関係 は不明 ?木 や植物 を操 る。攻撃 よりは防御 や妨害 といったサポート的 な行動 が得意 。- のんびりした
感 じの真面目 そうな兄 ちゃんだが、堅物 ではなくノリが分 かる人 。 雪見 とよく将棋 をしている(進 の方 が将棋 は強 いようである)。奥津 太一 (おくつ たいち)奥津 仙術 。51歳 。熱 を操 り、手 にした超 高温 キセルで壁 を溶 かし切 るなどの芸当 が可能 。典型 的 なべらんめえ調 江戸 っ子 オヤジで、無類 の酒好 き。子供 も孫 もいるが仙術 関連 には進 んでいない。安部 雪見 (あべ ゆきみ)安部 仙術 。19歳 。電気 を操 ることができる。天然 系 ツッコミキャラ。普段 は寡黙 だが、怒 らせると文字通 りの雷 が炸裂 する。また従来 の仙術 技 にカタカナ読 みの名前 をつける意外 な一 面 も。同 作者 の読 み切 り作品 「出動 !特命 高校 」のヒロインでもある(そちらでは高校 1年 で合気道 の達人 という設定 )。帖佐 理 来 (ちょうさ りく)帖佐 仙術 。27歳 。光 を操 り、幻影 や目 くらましといった技 を得意 とするが、反面 攻撃 力 には欠 ける。丸 グラサンがトレードマークのお調子 者 で、自称 プレイボーイ。その割 に全然 モテそうな気配 がないのはご愛嬌 。おニャン子 の歌 は彼 にとって基本 である。番 司 にとっては(あらゆる意味 で)いい先輩 。
真 芝 グループ
[神楽 牙 王 (かぐら がおう)真 芝 グループ会長 。78歳 。とてもそうは見 えない程 若々 しい。仙術 兵器 の開発 ・実用 化 ・流通 を目指 し、仙術 の悪用 を阻止 しようとする「こわしや」達 と敵対 する。戦時 中 は中之 井 とともにさなえの特殊 工作 部隊 に所属 していた。凪 原 (なぎはら)- モニタリング
班 班長 。 元 第 2研究所 実験 部隊 所属 で、当時 は辻原 の同僚 。物語 初期 から登場 し、幾度 となく我聞 たちの前 に立 ち塞 がった。片目 に仙 核 を入 れているため、常人 を遥 かに超 える運動 能力 を持 つ。常 に銃 を持 ち歩 き、攻撃 にはそれを使用 することが多 い。目的 のためには手段 を選 ばぬ性格 。山 薙 晃 (やまなぎ あきら)第 1研究所 長 。28歳 。メガネの優男 。戦略 兵器 部門 担当 。反 仙術 兵器 「マガツ」を開発 した。優 が付 けているものと似 たペンダントを付 けているが、これは同 じ大学 の出身 であるから。しかしお互 い面識 はない。- なお、
山 薙 以下 研究所 長 全員 が単行本 第 4巻 で初 登場 している。 八雲 四 郎 (やくも しろう)第 3研究所 長 。32歳 。病的 な印象 を与 えるマッドサイエンティスト。兵士 部門 担当 。仙術 付与 ・精神 操作 効果 のあるペンダント「タリズマン」を開発 した。研究 のためなら平気 で人 を実験 体 にする冷酷 で自分勝手 な男 。第 3研 編 で多 くの実験 体 を操 って我聞 たちを追 い詰 めたが、我聞 の暴走 によって逆 に追 い詰 められ、最後 は研究所 の崩壊 に巻 き込 まれて死亡 した。- ルドルフ・
本条 (ルドルフ ほんじょう) 第 4研究所 長 。38歳 。豪快 な髭 と割 れアゴ、常 に口 に咥 えている葉巻 が特徴 。搭乗 兵器 部門 担当 。強襲 用 潜水 艦 「音 断 (おとたち)」、無音 戦車 「ヒビキ」などを開発 した。怒 りっぽいオヤジで、いつも大声 を張 り上 げている。桃子 ・A・ラインフォード(とうこ・エー・ラインフォード)第 5研究所 長 。14歳 の天才 少女 科学 者 。親 に捨 てられたためか相当 な我侭 で、高飛車 かつ自信 家 な性格 。ハーフであるが、本人 は外国 人 だと勘違 いした相手 に「ダブルよ」と言 っていた。電子 兵器 部門 担当 。小型 ロボット「キノピー」、自律 型 戦闘 ロボット「クーパ」(開発 コード:05-298)などを開発 した。主 な武装 にあらゆる攻撃 を弾 く光 の盾 「プリズムシェル」などがある。- 「こわしや」と
知 らず我聞 と知 り合 い、我聞 打倒 の任務 と我聞 に惹 かれる感情 との間 で葛藤 する。結局 我聞 と戦 うが敗北 、しばらく工具 楽屋 に居候 したのち、真 芝 の手 の届 かないかなえの神社 に引 き渡 された。 真 芝 壊滅 作戦 では「こわしや」側 に協力 し、我聞 らのピンチを救 った。我聞 に惚 れているので反 GHK勢力 。そのため果歩 とは喧嘩 ばかりしているが、なんだかんだいって仲 は良 いらしい。互 いに胸 がないので、よく「うす胸 」「控 えめ胸 」と罵 り合 っている。昴 真 矢 (すばる まや)第 6研究所 長 。23歳 。いつも冷静 そうなお姉 さん。兵 装 火器 部門 担当 。対象 を自動 追尾 する特殊 弾 「ネコマッシグラ」を開発 。どうやら猫 が好 きなようだ。本編 では単行本 4巻 で一 コマと最終 章 にちらっと出 てきたのみ。- なお、
作者 のデビュー作 「私 のラクロス部 」に昴 真弓 という名前 も見 た目 もそっくりなサブキャラクターが存在 したために、とあるファンが「何 か関係 が有 るのでしょうか」と質問 したところ、作者 からの回答 は「うーん、考 えてませんでした。姉妹 …とかじゃダメですかね?」という内容 であった。 御 剣 一 振 (みつるぎ いっしん)第 7研究所 長 。18歳 。帽子 を目深 に被 り、中 から覗 く眼光 は鋭 い。兵 装 刀 器 部門 担当 、「ヤタガラス」を開発 。本編 では昴 真 矢 同様 、最 終章 にちらりと出 てきたのみ。十 曲 才蔵 (とまがり さいぞう)第 8研 所長 。20歳 。「馬鹿 と天才 は紙一重 」を地 で行 く天才 。さっぱりした気持 ちの良 い性格 で、常 に自信満々 。正々堂々 とした勝負 を好 む。体 の線 を強調 した、露出 の多 い服 をいつも身 に着 けている。自画 自賛 的 な発言 が多 く、そのためかたびたび「パーフェクト!」「ジーニアース!」等 の奇声 を発 する。技 名 が「ひき逃 げアタック」だったりと名前 のセンスは微妙 である。兵 装 防具 部門 担当 。パワースーツ「青 ・参 式 」(ブルースリー、商品 番号 :GAS08-033)、同 「青 ・参 式 改 」(ブルースリーカスタム)を開発 した。強烈 な風 を生 み出 す装置 が搭載 されており、それで相手 の攻撃 を逸 らしたり、攻撃 速度 を上昇 させる。また、「D・T・F(Don't Think Feel)」なる、超 反応 で相手 の動 きを察知 し、猛 スピードでほぼ自動的 に的確 な攻撃 を加 える機能 もある。我聞 をライバルと認 め、計 3度 も戦 ったが、いずれも敗 れている。我聞 の噂 を聞 き、警察 に圧力 をかけて我聞 を捕獲 、留置 所 ごと襲撃 した。我聞 の暴走 により敗北 。辻原 の工作 により呼 び出 され、修行 から帰 って来 た我聞 と勝負 した。パワーアップした我聞 の仙術 の前 に敗北 。真 芝 壊滅 作戦 の初陣 として、入 り口 付近 で最後 の勝負 を繰 り広 げた。成長 した我聞 の奥義 の前 に敗北 。
元 は老舗 の繊維 工業 会社 の跡取 り。会社 を真 芝 に乗 っ取 られ、乗 っ取 り返 すために真 芝 に入 る。真 芝 入社 以前 からの部下 である高瀬 千紘 や山岡 とは強 い信頼 関係 で結 ばれている。言 うなれば工具 楽屋 の鏡 のような存在 。真 芝 壊滅 作戦 で敗北 後 は「こわしや」側 に協力 。最終 的 に味方 となって、番 司 と共 に我聞 らの進行 を助 けた。
卓球 部
[佐々木 亮 吾 (ささき りょうご)我聞 と同 じクラスで卓球 部員 。細目 のお調子 者 であだ名 は「ささやん」。お笑 い担当 、ボケ担当 の愛 すべきおバカさん。必殺 カット「佐々木 ☆スペシウム」、必殺 技 「佐々木 ☆スペシウムギャラクティカ」を持 つ。卓球 の実力 は部内 No.2。- KFC
会長 にしてNo.1。國生 さんのためなら火 の中 水 の中 。天野 やGHKの制裁 を食 らって逆 さ吊 りなどの酷 い目 に遭 うことも多々 あるが懲 りない。現在 作者 のブログで連載 されている番外 編 では重要 なキーマンとなっている。 天野 恵 (あまの めぐみ)我聞 と同 じクラスで卓球 部員 。住友 子 の親友 。卓球 部 のムードメーカーにして仕切 担当 、ツッコミ担当 。他人 の恋愛 話 が大好 きだが、自身 の恋愛 話 には弱 い。- いつも
佐々木 をどついているが、なんだかんだで惚 れているらしい。作者 のブログで連載 中 の番外 編 の主役 。 住友 子 (すみ ともこ)我聞 と同 じクラスで卓球 部員 。天野 の親友 。落 ち着 いた空気 のなごみ系 おさげ少女 。お茶 に詳 しい。文化 祭 以降 、中村 と付 き合 っていることが発覚 。恋愛 に関 しては一 歩 も二 歩 も天野 の先 を行 っているようである。皇 翔 馬 (すめらぎ しょうま)- 3
年生 で卓球 部 部長 。ドレッドヘアー、色 黒 、マッチョな巨漢 。細 かいことは気 にしないスポーツマンらしい爽快 な性格 だが、頭 が悪 いせいでほとんど台無 し状態 。我聞 ・佐々木 と共 に三 馬鹿 と呼 ばれる。 - KFCのNo.2だが、のちに
生徒 会長 ・鬼怒 間 リンと親 しくなり交際 を始 める。 中村 孝博 (なかむら たかひろ)我聞 と同 じクラスで卓球 部員 。クールでスマートなメガネ男子 で、卓球 部 内 では最 も常識 人 。実家 が定食 屋 で料理 は得意 。我聞 とは中学 からの友人 。卓球 の実力 は部内 No.1。住 と文化 祭 あとから付 き合 っている。天野 の熱 いツッコミとは裏腹 に、こちらは常 に冷静 なツッコミを下 す。
犯罪 関係 者
[- ジャック・ベーター
香港 マフィアの構成 員 。エセ日本語 を操 るうさんくさい風貌 の外国 人 で、投 げナイフが得意 。傷害 罪 で逮捕 ・拘束 されていたが、護送 中 に真 芝 の手 により開放 され、その見返 りとして暴走 特殊 装甲車 の護衛 を行 った。戦車 を止 められると同時 に車外 に投 げ出 され、そのままノックアウトされた。- ジィル・ヒゲリオン
真 芝 第 5研 所属 の細身 のヒゲ男 (ヒゲプラザーズ弟 )。元々 は情報 屋 だったが、不破 信用金庫 の事件 で警察 に捕 まり、信用 を失 って情報 屋 を廃業 。路頭 に迷 っていたところを兄 と共 に桃子 の真 芝 第 5研究所 に拾 われ、以後 彼女 の部下 となる。逃 げ足 は非常 に速 い。- オリマー・ヒゲリオン
真 芝 第 5研 所属 の巨漢 のヒゲ男 (ヒゲプラザーズ兄 )。経歴 は弟 と同様 。己 の筋肉 にはかなりの自信 がある。卓球 部 の皇 翔 馬 とは、マッチョ同士 、肉体 で語 り合 った仲 。アメリカ育 ち。- ジャンゴウ
真 芝 モニタリング班 に所属 する凪 原 の部下 。いかつい体 の男 で、通称 「ヒゲスーツ」。仕事 人 というよりは喧嘩 屋 で、常 に力試 しの相手 を探 している。元々 は傭兵 。ゲリラに捕 まり捕虜 として死 を待 つだけだったが、真 芝 に拾 われ以後 モニタリング班 として最前線 で動 くことになる。傭兵 時代 に我 也を見 たことがあり、仙術 の凄 さは身 をもって知 っている。作中 では真 芝 第 8研 の十 曲 が開発 したスーツのモニタリングが主 な仕事 で、ついでに侵入 者 を排除 したり新 理論 の情報 の漏洩 を防 ぐため破壊 行為 を繰 り返 していた。我聞 とは二 度 戦 い、一 度目 は優勢 だったが時間切 れでドロー。二 度目 は我聞 の身 につけた理 の技 「撃 ・爆 砕」でスーツを吹 っ飛 ばされて敗北 した。上司 である凪 原 との信頼 関係 はゼロ。ジャンゴウにとって凪 原 は信用 ならないが従 うしかない嫌 な相手 であり、凪 原 にとってジャンゴウは使 い捨 てのコマでしかない。任務 失敗 後 は凪 原 にばっさり切 り捨 てられスーツの破片 ごと時限 爆 弾 を仕掛 けられるが、森永 優 の活躍 で一命 をとりとめた。七見 イサム(ななみ イサム)- はぐれ
仙術 使 い。初期 は手下 を引 き連 れて強盗 行為 を繰 り返 していたが、のちに真 芝 に拾 われモニタリング班 に加 わる。タラコ唇 。 七見 仙術 の使 い手 で「こわしや」を志望 していたが、その自分勝手 で残虐 な性格 が災 いしてか「理 」を得 る許可 をもらえなかった。そこで派手 な事件 を起 こし続 けて仙術 使 いを呼 び寄 せ、その理 を習得 しようと画策 し暴 れていた。しかしついに現 れた「こわしや」我聞 にはむしろ逆 に技 を盗 まれ何一 つ得 られず敗北 、逮捕 された。- その
後 、ジャックやジャンゴウと同様 の経緯 を経 てか真 芝 に雇 われて再 登場 。我 也の理 が使 える仙 核 を身 に付 け、凪 原 のモニタリング班 の新人 として真 芝 壊滅 を狙 う我聞 たちの前 に現 れた。「マガツ」の仙術 封印 効果 によって弱体 化 した番 司 や「こわしや」側 についた十 曲 を追 い詰 めたが、「マガツ」の破壊 とともに形勢 が逆転 、2人 によって完膚 なきまでに叩 きのめされた。
その他
[保科 ますみ(ほしな ますみ)- ユンボ(
油圧 ショベルカー)乗 り、通称 ほっちゃん。20歳 。工具 楽屋 の社員 ではないが、よく仕事 を共 にしている。中学生 のような小柄 な体 つき(143cm)だが、元 ヤンキーで非常 に気 が荒 い。背 の低 さや幼 い外見 に触 れられると激怒 し、得意 の空手 の技 でブチのめす。宝物 は父親 から譲 り受 けた形見 のユンボで、その操縦 に命 をかけており、日々 の訓練 は怠 らない。先代 社長 ・我 也のことは買 っているようだが、我聞 のことは認 めずセクハラ社長 呼 ばわりしている。ヤンキー「紅 夜叉 」時代 は斬 り込 み隊長 を務 めており、当時 の後輩 達 には未 だに畏怖 の目 で見 られている。 - カンジ
解体 職人 。がっしりした体躯 の兄 ちゃん。工具 楽屋 の社員 ではないが、ほぼ専属 で雇 われている。- ヤスヒロ
解体 職人 。頭 に手 ぬぐいを巻 いた長髪 の兄 ちゃん。工具 楽屋 の社員 ではないが、カンジ同様 、ほぼ専属 で雇 われている。保科 ますみのことを何 かと気 にかけている。鬼怒 間 リン(きぬま りん)御 川 高校 3年生 にして生徒 会長 。146cmと小柄 。筋 の通 らない話 は聞 く耳 を持 たず、認 めない人 。筋肉 嫌 い。巻末 のおまけ漫画 の主役 として登場 し、後 に本編 でも登場 した。良 くも悪 くもまじめ過 ぎる為 に卓球 部 の面々 とは折 り合 いが悪 い。後 に皇 翔 馬 と付 き合 うことになる。岡本 一 乃(読 みは不明 )御 川 高校 1年生 。単行本 3巻 に収録 されている第 21話 のみ登場 した。我聞 の代 わりに文化 祭 実行 委員 を務 めた陽 菜 を「國生 先輩 」と慕 う。21話 の最後 で我聞 と同様 に期末 考査 の成績 が悪 く補習 となった。
用語
[仙術 人間 の体 に宿 る氣 と呼 ばれるものを操作 し、肉体 や自然 現象 を自在 に操作 する特殊 能力 。究極 の肉体 コントロールとも呼 ばれる。技 には氣 を直接 操作 して攻撃 する「基本 技 」と氣 で自然 現象 を操 る「理 」の2種類 があり、また使用 者 の肉体 は鍛錬 次第 で常人 を遥 かに超 える身体 強度 やパワーを身 に付 けることができる。基本 的 に限 られた人間 しか使 えない世襲 制 の能力 で、それぞれの流派 によって扱 える現象 が異 なる(各 流派 はそれぞれの使 い手 の家系 の苗字 をとって「○○仙術 」と呼 ばれる)。- GHK
我聞 (Gamon)陽 菜 (Haruna)くっつけ(Kuttsuke)委員 会 の略 。活動 内容 及 び目的 は読 んで字 のごとく、あの手 この手 を使 って我聞 と陽 菜 を交際 もしくは結婚 させること。メンバーは森永 優 (デルタ1)、工具 楽 果歩 (デルタ2)、工具 楽 珠 (デルタ3)、工具 楽 斗 馬 (デルタ4)の計 4名 。上位 2人 の思 い込 みが激 しいため、よく暴走 している(斗 馬 は暴走 を自覚 している、でも止 めない)。ちなみに一番 活動 に熱心 だったのは果歩 であるが、理由 は「兄 の嫁 は正直 誰 でもいい(それこそ優 でも。当人 はすぐに拒否 )が、陽 菜 さんがお義姉 さんでないとあたしが嫌 」というものであった。日常 パートの主 なバイプレーヤーとして、作品 に大 いに貢献 したが、当事 者 2人 は最後 までその存在 に気付 かなかった。- KFC
國生 ファンクラブ(Kokushou Fun Club)の略 。メンバーは佐々木 や皇 といった卓球 部 の男子 の面々 (我聞 や中村 は別 )。陽 菜 になりふり構 わず突撃 することしか知 らないため、非常 に簡単 にあしらわれている。暴走 体内 の氣 (内氣 )が無 くなることによって自然 と周囲 から氣 (外氣 )を体内 に取 り入 れてしまい、氣 を制御 出来 なくなる事 。体内 の氣 の量 が増 えるために一時 的 に戦闘 力 が高 まるが、この状態 が続 くと外氣 が体内 に入 りすぎてしまい、暴発 ・死亡 する可能 性 がある。我聞 は何 度 かこの状態 に陥 った。我 聞達 の母 はある仙術 使 いの暴走 で死 んでいる(表向 きは事故死 になっている)。- マガツタマ
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- マガツ(MAGATSU-00)
反 仙術 の理論 を応用 し、数 キロメートルの範囲 内 の仙術 を無効 化 することが出来 る。- マガツ(プロトタイプ)
数 メートルの範囲 内 の仙術 を無効 化 することが出来 る。
仙術
[基本 技 氣 を直接 打撃 攻撃 に利用 した技 。仙術 としては初歩 にあたり、どの流派 においても共通 している(ただし技 名 には各 流派 の名 を示 す前置 きがつく)。解 ・穿 功 撃 対人 用 の打撃 技 。打撃 の瞬間 、間接 部 に質量 をもった氣 を送 り込 み、殴 った部分 の骨 を外 すことができる。骨 が外 れるだけで、殴打 のダメージ自体 はごく低 いため、防御 力 の低 い素人 相手 には非常 に重宝 する。解 ・穿 功 連 撃 解 ・穿 功 撃 を複数 連続 に放 つ技 。- 砕・
追 功 穿 対 物質 用 の打撃 技 。対象 にヒビを入 れ、直後 にその隙間 に氣 を流 し込 むことによってヒビを広 げ、物 を効率 よく破壊 する。技 を成功 させるには、正確 なタイミングで氣 を送 り込 む必要 がある。弾 ・双 掌 砲 対人 用 の打撃 技 。両手 で押 し出 すように相手 の体 に氣 を送 り込 むことにより、強 く弾 き飛 ばす。貫 ・螺旋 撃 対 物質 ・対人 両用 の打撃 技 。コークスクリューブローの要領 で螺旋 状 に練 った氣 を打撃 に乗 せることで、通常 より貫通 力 を増 した打撃 を放 つ。貫 ・螺旋 連 撃 貫 ・螺旋 撃 を複数 連続 に放 つ技 。崩 ・一 点 破 対 物質 用 の打撃 技 。物質 の氣 の流 れを見切 り、要 となる一 点 に氣 の一 撃 を通 すことによって物質 の構成 力 自体 を崩 す。物質 の性質 によらずあらゆる物 を破壊 できるが、しかし相当 の集中 力 と氣 の流 れ(氣脈 )を見切 る眼 が必要 なため、使 いこなすにはかなりの訓練 が必要 。基本 技 の奥義 とされる。
工具 楽 仙術 工具 楽 我聞 、我 也が使用 。殴打 攻撃 に爆発 効果 を付与 させたり、爆風 そのものを飛 ばすことができる。破壊 力 に優 れるが、使用 時 に強 い閃光 と大 きな爆音 を伴 うため、非常 に派手 で隠密 行動 には不向 き。我 也を研究 したことにより、理論 が「タリズマン」に応用 されている。撃 ・爆 砕殴打 に乗 せて氣 を爆発 させる技 。破壊 力 は高 いが非常 に大雑把 な技 で、なんの制御 もなしに使 うと爆風 が使用 者 自身 にも跳 ね返 ってしまう。技 の発動 と同時 に轟音 ・閃光 ・爆 煙 が発生 するため、非常 に派手 。収束 爆 砕氣 を制御 することにより、全 方向 に向 かっていたエネルギーを一方向 に収束 させた爆 砕。威力 は通常 の爆 砕の数 倍 に上 る。ビームのように遠 くから放 つことができ、また自身 に爆風 が跳 ね返 ってくることもない。ただし爆 砕を収束 させるのに時間 がかかる欠点 がある。
静馬 仙術 静間 かなえ、さなえ、番 司 が使用 。氣 で水 を操作 する能力 で、非常 に汎用 性 に優 れる。ただし未熟 なうちは水 がない場所 では使 えないという致命 的 な欠点 がある(熟練 すれば空気 中 の水分 である程度 補 うことが可能 )。水 のムチ静馬 さなえの得意 技 。水 を操作 して細長 い形状 に伸 ばし、勢 いをつけて叩 きつける。見 た目 はムチに似 ているが、分類 的 には打撃 技 。威力 のコントロールもしやすく、複数 同時 に生成 して操作 することもできる。水球 静馬 の仙術 使 い全般 が使用 。氣 で練 り上 げた水球 を生成 する。水球 は銃弾 を受 け止 める盾 になり、また相手 の頭部 にかぶせることで窒息 させることもできる。また、こうして生成 した水球 を使 った理 の技 も多数 存在 する。斬 ・水 刃 静馬 さなえの得意 技 。水 を刃 のムチに変 え、対象 を斬 り刻 む。西瓜 を切 るといった日常 的 行為 にも使 えるが、本気 を出 せば刃渡 り50メートルに及 ぶ巨大 な刃 で上空 の戦闘 ヘリをも切 り裂 くことができる(さなえの現役 時代 はさらにその倍 は射程 があったようだ)。斬 ・水 糸 静馬 かなえの得意 技 。指先 から細 く長 い水 の糸 を伸 ばし、対象 物 を絡 め取 ったり切断 したりすることができる。複数 の糸 を同時 に生成 することも可能 で、技 名 のあとに(×4)といった表記 がなされることもある。リーチが非常 に長 いのが最大 の特徴 。撃 ・水 弾 静 馬番 司 の得意 技 。手 に水球 を生成 し、それを相手 に叩 きつける。撃 ・大水 弾 撃 ・水 弾 の水量 を増 やした強化 版 。やはり番 司 が使 う。威力 は撃 ・爆 砕(未 収束 )とほぼ互角 。撃 ・水 弾 跳 弾 乱舞 静 馬番 司 の技 。複数 の水 弾 を同時 生成 して飛 ばし、周辺 の物体 を同時 ・大量 に破壊 する。作中 では森林 で使用 され、木 を倒 して相手 の上 に落 とすために使 われた。撃 ・大 水流 静 馬番 司 の技 。巨大 な水球 を手 に宿 し、開放 しながら叩 きつけることで相手 を押 し流 す。撃 ・水 楼 陣 静馬 かなえの技 。複数 の水 糸 を重 ね、水 の帯 でドリルのような形 を作 って相手 を弾 き飛 ばす。自身 の身 を守 りながら触 れたもの全 てを攻撃 できるため、突撃 に向 く。撃 ・超 大水 弾 静 馬番 司 の技 。大水 弾 よりさらに大量 の水 を操 り、相手 に向 かって叩 きつける。威力 は収束 爆 砕に匹敵 する。また、使用 後 は大量 の水 がその場 に散 ることになるため、次 の技 に連携 させることもできる。散 撃 ・八 岐水蛇 静 馬番 司 の技 。大量 の水 を使 って複数 の水 の蛇 を具現 化 し、一斉 に攻撃 を加 える。一 度 に複数 を同時 に相手 にできるが大量 の水 が必要 なのが欠点 。作中 では超 大水 弾 からのコンボ技 として使用 された。
如月 仙術 如月 湧 次郎 が使用 。自身 の体 を鉄 のように硬化 することができる(本物 の鉄 を操作 できるのかどうかは不明 )。工具 楽 仙術 同様 に高 い破壊 力 を誇 るが、完全 に接近 戦 向 けの能力 。- 砕・
金剛 弾 防御 技 。自身 の体 を硬化 し、飛躍 的 に防御 力 を上昇 させる。銃弾 は簡単 に弾 くことができる上 、地上 100メートル(目測 )から落下 しても無傷 。撃 ・鉄槌 打撃 技 。腕 に鉄製 のハンマーを装着 し、力 いっぱい相手 を叩 く。単純 な打撃 技 だが威力 は凄 まじく高 く、鉄 の装甲 も紙 クズ同然 にペチャンコにすることが可能 。ハンマーがオプション装備 なのか自身 の腕 を変質 させたものなのかは不明 。- コミックの
裏表紙 に描 かれているイラストには細 かい鉄 粉 のようなものが腕 に集束 してハンマーを形成 している。
- 砕・
西 音 寺 仙術 西 音 寺 進 が使用 。植物 の成長 速度 と方向 性 を自在 に操作 することができる。補助 的 な用途 に強 く、木 の根 を張 り巡 らせて盾 にしたり、相手 を絡 め取 って捕 らえたりするのに向 く。その代 わり攻撃 力 には欠 けるようだ。- 蝕・
樹 根 操 捕獲 技 。巨大 な植物 の根 を自在 に操作 し、相手 を絡 め取 る。木 の根 の侵食 力 は強 く、コンクリートの壁 をたやすく破壊 する事 が可能 。防 ・樹 障壁 防御 技 。巨大 な植物 の根 を自身 の周辺 に張 り巡 らし、外部 の攻撃 から中 にいる人間 を守 る。木 の根 ゆえに一 点 への防御 力 には欠 けるようだが、全体 的 には非常 に強 い構造 をしており、建物 の崩壊 に巻 き込 まれてもビクともしない。
- 蝕・
奥津 仙術 奥津 太一 が使用 。熱量 を操 って物質 を溶解 したり、火 をつけたりすることができる。攻撃 力 は十 二 分 に高 いようだが、見 たところ防御 力 にはやや難 がありそうだ(描写 が少 ないため詳 しいことは不明 )。- 溶・
火炎 刀 攻撃 技 。手 に持 つキセルに高温 を宿 し、触 れた物 全 てを溶 かす。
- 溶・
安部 仙術 安部 雪見 が使用 。電気 を操 り、相手 を感電 させたり雷 を落 とすことができる。- ライトニングボルト(砕・
雷 走 ) 攻撃 技 。手 を触 れた壁面 から、壁 が白熱 するほどの強烈 な電気 を流 す。金属 類 に特 に効果 的 なようだ。なお、ライトニングボルトという名称 は安部 雪見 が勝手 に命名 したものであり、本来 の技 名 は砕・雷 走 という。
- ライトニングボルト(砕・
帖佐 仙術 帖佐 理 来 が使用 。光 を自在 に操作 して幻影 を生 み出 したり、姿 を隠 すことができる。完全 に補助 的 な内容 の能力 のため、破壊 力 には著 しく欠 ける。反 仙術 國生 陽 菜 、武文 が使用 。他 の仙術 を無効 化 することが出来 る。理論 が「マガツ」に応用 されている。
増刊 版 と週刊 版 の相違 点
[2007
工具 楽屋 及 び工具 楽 家 一番 の相違 点 は増刊 版 には工具 楽屋 のメンバーとして森永 優 が存在 しないことである(3巻 の初期 設定 資料 によれば卓球 部 として1コマだけ出 ているとのこと)。また、工具 楽 我 也は姿 は登場 するが顔 ははっきりとはわからなくなっており、國生 武文 もその存在 こそ示唆 されるが姿 が出 てくることはない。國生 陽 菜 が反 仙術 を使 えるという描写 が存在 せず、増刊 版 では誘 われて試 しに卓球 部 の面々 と卓球 をやってみた陽 菜 は「あっ…」といいながら空振 りをしており、佐々木 と翔 馬 が「こういう姿 (普段 のきりっとした姿 とは違 う國生 さん)もええのう…」と喜 んでいる。その上 、バインダーを用 いた体 術 を使 う描写 もないため、身体 能力 そのものが増刊 版 の方 が低 い可能 性 が考 えられる。陽 菜 が成績 優秀 、職務 に忠実 である点 については同 じであるが、週刊 版 で卓球 部 入部 後 に見 せていた意外 と負 けず嫌 いで熱血 な描写 は増刊 版 では特 に見 られないため、性格 も若干 異 なるように見受 けられる。- しかし、
陽 菜 に関 する設定 では、「我聞 の母 の形見 の手鏡 」のエピソードは同様 に存在 する(ただし話 数 そのものが少 ないので当初 より我聞 と打 ち解 けるものの恋愛 関係 になることはない)。 我聞 の母 については、死 んだことは示 されるが増刊 版 ではその真相 (週刊 版 で仙術 の暴走 に巻 き込 まれたと静馬 かなえが発言 したこと)は明 らかとならない。辻原 の過去 も詳細 は明 らかにならない。卓球 部 卓球 部 の面々 は週刊 版 と同様 のメンバーであり、基本 的 に全 く変 わらない。ただし、陽 菜 は卓球 部 に誘 われるものの話 数 の関係 で入部 する描写 はない。他 のこわしや増刊 では基本 的 に登場 しない。- その
他 の人物 保科 ますみとその周囲 の人間 は増刊 版 でも登場 し、ユンボが奪 われるエピソードも存在 する。犯罪 関係 者 七見 イサムは、保科 ますみの登場 する話 でやはりユンボを奪 って騒 ぎを起 こし、我聞 に退治 される。真 芝 グループ会長 である神楽 牙 王 や、週刊 版 で人気 の出 た桃子 を初 めとしてほとんどの人物 が増刊 版 では登場 しない。牙 王 は存在 すら明 らかにされないので、中之 井 千 住 とのつながりもない。父 ・我 也の失踪 と関係 しているであろう真 芝 グループの人間 として十 曲 才蔵 、高瀬 千紘 、山岡 の3人 が登場 し、我聞 と対決 する。また、それに絡 んで凪 原 も少 し登場 する。十 曲 、千紘 、山岡 の3人 の様子 は増刊 版 でも全 く変 わらず、そして我聞 に敗 れるのも同 じである(なお十 曲 才蔵 の過去 話 は増刊 版 では出 てこない)。