アラル川がわの戦たたかい

アラル川がわの戦たたかい
ガリア戦争せんそう中なか
戦争せんそう：アラル川がわの戦たたかい
年月日ねんがっぴ：紀元前きげんぜん58年ねん
場所ばしょ：アラル河畔かはん(現げん：ソーヌ川がわ)
結果けっか：ローマ軍ぐんの勝利しょうり
交戦こうせん勢力せいりょく
共和きょうわ政せいローマ	ヘルウェティイ族ぞく
指導しどう者しゃ・指揮しき官かん
ユリウス・カエサル	ドゥムノリクス
戦力せんりょく
6個こ ローマ軍団ぐんだん 10,000 アウクシリア	92,000
ガリア戦争せんそう アラル川がわ [[ビブラクテ]] ウォセグス [[オクトドゥルス]] アクソナ川がわ サビス川がわ モルビアン ブリタンニア アドゥアトゥカ アウァリクム ゲルゴウィア [[ルテティア]] アレシア [[ウクセッロドゥヌム]]

アラル川がわの戦たたかい（アラルがわのたたかい）は、紀元前きげんぜん58年ねんにガイウス・ユリウス・カエサルの指揮しきのもと、ヘルウェティイ族ぞくの移住いじゅう部族ぶぞくと4個こローマ軍団ぐんだん(第だい7軍団ぐんだん、第だい8軍団ぐんだん、第だい9軍団ぐんだんヒスパナ、第だい10軍団ぐんだんエクェストリス)との間あいだで行おこなわれた、ガリア戦争せんそうで最初さいしょの大だい規模きぼな戦たたかいである。

ヘルウェティイ族ぞくは、現在げんざいのスイスを起源きげんとする部族ぶぞくであった。カエサルとの戦たたかいの直前ちょくぜん、彼かれらはローマの属ぞく州しゅうガリアを通とおって、大西おおにし洋ひろし岸きしに向むかって大だい移動いどうを開始かいしした。

ジュネーブでは、ローマ人じんはローヌ川がわに架かかる木造もくぞう橋きょうを破壊はかいし、19マイルに及およぶ要塞ようさいを建設けんせつした。ヘルウェティイ族ぞくは別べつルートで移住いじゅうを試こころみ、いかだやボートを使つかってアラル川がわ(ソーヌ川がわ)を渡わたった。 カエサルは斥候せっこうから情報じょうほうを得えて、ヘルウェティイ族ぞくと交戦こうせんを開始かいしした。ヘルウェティイ族ぞくのうち、3つの部隊ぶたいが川かわを渡わたり、カエサルは渡わたらなかった部隊ぶたいを攻撃こうげき、多おおくのヘルウェティイ族ぞくを殺ころし、生いき残のこった者ものを森もりの中なかに追おいやった。

和平わへい交渉こうしょうは失敗しっぱいに終おわり、ローマ軍ぐんはヘルウェティイ族ぞくの後のちを追おった。15日にちの追跡ついせきの後のち、カエサルは兵糧ひょうろうが不足ふそくしたので、ビブラクテへ迂回うかいすることにした。 ヘルウェティイ族ぞくはローマ軍ぐんを攻撃こうげきしたが、決定的けっていてきな敗北はいぼくを喫きっした。

カエサルに倒たおされたヘルウェティイ族ぞくは、ティングリニ族ぞくのパグス(亜あ族ぞく)の一部いちぶである。ティングリニ族ぞくは、紀元前きげんぜん107年ねんに執政しっせい官かんルシウス・カッシウス・ロンギヌスを殺害さつがいした。また、カエサルの義理ぎりの父ちちであるルシウス・カルプルニウス・ピソ・カエソニウヌスの祖父そふのであるルシウス・カルプルニウス・ピソを殺害さつがいしたことでも知しられている。

参考さんこう文献ぶんけん

• "De Bello Gallico" and Other Commentaries at Project Gutenberg.