アルヴィド・ゼイボト

アルヴィド・ゼイボト（Арвид Янович Зейбот）は、ソ連それん共産党きょうさんとうの指導しどう者しゃ、ロシア内戦ないせん時代じだいの赤軍せきぐん諜報ちょうほう部ぶ（GRUの前身ぜんしん）の指導しどう者しゃ。ラトビア人じん。リガ出身しゅっしん。グラント（Грант）の偽名ぎめいを有ゆうした。

経歴けいれき

ペトログラード大学だいがく物理ぶつり・数学すうがく部ぶで学まなぶ。1916年ねんから地下ちか活動かつどう。二に月がつ革命かくめい後ご、リガ会議かいぎ代議員だいぎいんに選出せんしゅつ。ドイツ占領せんりょう時代じだいに逮捕たいほされ、ブレスト和平わへい条約じょうやく締結ていけつ後ごに釈放しゃくほうされた。1918年ねんからリガに在住ざいじゅう。

1919年ねんから赤軍せきぐんの党とう業務ぎょうむ。1920年ねんから共和きょうわ国こく革命かくめい軍事ぐんじ会議かいぎ野戦やせん本部ほんぶ登録とうろく局きょく（情報じょうほう局きょく）長ちょう補佐ほさ官かんとなり、局長きょくちょう職しょくを一時いちじ代行だいこう。1921年ねん、軍事ぐんじ諜報ちょうほう機関きかんの統合とうごうが行おこなわれる。1922年ねんから1924年ねんまで、労農ろうのう赤軍せきぐん本部ほんぶ情報じょうほう課長かちょう/軍事ぐんじ委員いいん。

1926年ねんまで、駐ちゅうハルビン・ソ連それん領事りょうじ、後のちに総領事そうりょうじ。帰国きこく後ご、ソ連それん労農ろうのう監察かんさつ人民じんみん委員いいん部ぶ、ソビエト連邦れんぽう人民じんみん委員いいん会議かいぎで働はたらく。1928年ねんから、ソ連それん人民じんみん委員いいん会議かいぎ副ふく議長ぎちょうヤン・ルズタークの補佐ほさ官かん。