アレクサンダー・マクシミリアン・ザイツ

アレクサンダー・マクシミリアン・ザイツ Alexander Maximilian Seitz
Johann Martin von Rohdenによる肖像しょうぞう画が
誕生たんじょう日び	1811年ねん
出生しゅっしょう地ち	ミュンヘン
死没しぼつ年ねん	1888年ねん4月がつ18日にち
死没しぼつ地ち	ローマ

アレキサンダー・マキシミリアン・ザイツ作さくの教会きょうかいの壁画へきが、サラエボ聖堂せいどうの壁画へきが

アレクサンダー・マクシミリアン・ザイツ（Alexander Maximilian Seitz、1811年ねん - 1888年ねん4月がつ18日にち）は、ドイツの画家がかである。ナザレ派はの画家がかのスタイルを継承けいしょうした画家がかである。

略歴りゃくれき

ミュンヘンで版画はんが家かのヨハン・ザイツ(Johann Baptist Seitz)の息子むすこに生うまれた。12歳さいになった1923年ねんにミュンヘン美術びじゅつ院いんに入学にゅうがくし、ペーター・フォン・コルネリウス(1783-1867)やハインリヒ・マリア・フォン・ヘス(1798-1863)に学まなんだ。18歳さいの時とき出展しゅってんした作品さくひんで注目ちゅうもくされ、ミュンヘンの教会きょうかい(Allerheiligenkirche)に師匠ししょうのヘスのデザインした壁画へきがを描えがいた。1835年ねんにペーター・フォン・コルネリウスに従したがって、ローマに移うつった。ローマではヨハン・フリードリヒ・オーファーベック(1789-1869)のもとで働はたらき、ガンドルフォ城じょうの壁画へきが制作せいさくを手伝てつだった。

ローマに定住ていじゅうし、ザクセン王国おうこくの臨時りんじ代理だいり大使たいしも務つとめる画家がかのエルンスト・プラトナー(Ernst Zacharias Platner)の娘むすめと結婚けっこんし、息子むすこのルドヴィコ・ザイツ(1844-1908)が生うまれた。ルドヴィコ・ザイツは、ローマで画家がかとして働はたらき、バチカン美術館びじゅつかんの館長かんちょうを務つとめた。

ナザレ派はの画家がかのコルネリウスやオーファーベックのスタイルを継承けいしょうし、宗教しゅうきょう画がを描えがいた。現在げんざいのクロアチアのジャコヴォの聖堂せいどうの壁画へきがをオーファーベックや息子むすこのルドヴィコ・ザイツとともに制作せいさくした。 、

作品さくひん

• 
  賢かしこい乙女おとめと愚おろかな乙女おとめ
• 
  奴隷どれいに売うられるヨセフ

参考さんこう文献ぶんけん

• Hyacinth Holland: Seitz, Alexander. In: Allgemeine Deutsche Biographie (ADB). Band 33, Duncker & Humblot, Leipzig 1891, S. 655 f.
• Alexander Maximilian Seitz. In: Hans Vollmer (Hrsg.): Allgemeines Lexikon der Bildenden Künstler von der Antike bis zur Gegenwart. Begründet von Ulrich Thieme und Felix Becker. Band 30: Scheffel–Siemerding. E. A. Seemann, Leipzig 1936, S. 468.
• Andrea Teuscher: Seitz. In: Neue Deutsche Biographie (NDB). Band 24, Duncker & Humblot, Berlin 2010, ISBN 978-3-428-11205-0, S. 201 f. oseph Being Sold Into Slavery.