イストチナ・イリジャ

イストチナ・イリジャ ; Источна Илиџа; Istočna Ilidža; Istočna Ilidža
	基礎きそ自治体じちたい章あきら
位置いち
	; ボスニア・ヘルツェゴビナにおけるイストチナ・イリジャの位置いち
行政ぎょうせい
国くに	ボスニア・ヘルツェゴビナ
構成こうせい体たい	スルプスカ共和きょうわ国こく
地方ちほう	サラエヴォ＝ロマニヤ地方ちほう
基礎きそ自治体じちたい	イストチナ・イリジャ
	Predrag Kovač ; （セルビア民主党みんしゅとう）
地理ちり
面積めんせき
基礎きそ自治体じちたい域いき	28 km2
人口じんこう
人口じんこう	（2004年ねん推計すいけい現在げんざい）
基礎きそ自治体じちたい域いき	20,000人にん
その他た
等ひとし時とき帯おび	中央ちゅうおうヨーロッパ標準時ひょうじゅんじ (UTC+1)
夏時間なつじかん	中央ちゅうおうヨーロッパ夏時間なつじかん (UTC+2)
市外しがい局番きょくばん	57
	公式こうしきウェブサイト : 公式こうしきサイト

イストチナ・イリジャ（セルビア語ご:Источна Илиџа、ボスニア語ご:Istočna Ilidža、クロアチア語ご:Istočna Ilidža）、あるいは東ひがしイリジャはボスニア・ヘルツェゴビナの基礎きそ自治体じちたいであり、同国どうこくを構成こうせいする2つの構成こうせい体たいのうち、スルプスカ共和きょうわ国こく（セルビア人じん共和きょうわ国こく）に属ぞくする。

ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争ふんそう前まえのイリジャ自治体じちたいの市域しいきのうち、紛争ふんそうを終結しゅうけつさせた和平わへい合意ごういであるデイトン合意ごういによってスルプスカ共和きょうわ国こくに属ぞくするとされた領域りょういきが、同どう自治体じちたいから分離ぶんりされてイストチノ・イリジャとなった。かつてはスルプスコ・イリジャ（Српска Илиџа / Srpska Ilidža、セルビア人じんのイリジャ）と呼よばれたほか、その中心ちゅうしんとなる地区ちくの名前なまえを取とってカシンド（Касиндо / Kasindo）と呼よばれることもあるが、スルプスコ・イリジャの呼称こしょうについてはボスニア・ヘルツェゴビナ憲法けんぽう裁判所さいばんしょにより違憲いけんとされたため、新あたらしい呼称こしょうとしてイストチナ・イリジャ（東ひがしイリジャ）が取とり入いれられた。

スルプスカ共和きょうわ国こくの法的ほうてきな首都しゅとであるイストチノ・サラエヴォを構成こうせいする6つの自治体じちたいのうちの一ひとつである。同おなじくイストチノ・サラエヴォを構成こうせいする自治体じちたいであるイストチノ・ノヴォ・サラエヴォと合併がっぺいする案あんもある^[1]。

住民じゅうみん構成こうせい

紛争ふんそうによって自治体じちたいの分割ぶんかつが行おこなわれ、それ以降いこうは国勢調査こくせいちょうさが行おこなわれていないため、その正確せいかくな人口じんこうを把握はあくすることは出来できないが、その人口じんこうは2004年ねんの時点じてんでおよそ2万まん人にん程度ていどと見みられている^[2]。