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ウェルシュ・コーギー

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
ウェルシュ・コーギー・カーディガン
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク

ウェルシュ・コーギー英語えいご: Welsh Corgi)は、いぬ品種ひんしゅいぬしゅ)。ウェルシュ・コルギーとも。

起源きげん曖昧あいまい部分ぶぶんおおいが、すうひゃくねんものあいだウエールズ牧畜ぼくちくにおいて関与かんよしてきた。「ヤード・ロング・ドッグ」という別称べっしょうがあり、体長たいちょうがほぼ40インチ(ウェールズの1ヤードに相当そうとう)であることを意味いみする。

概要がいよう

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平均へいきんてきなウェルシュ・コーギーは体高たいこうやく25 - 30cmで、体重たいじゅうやく7 - 15kgである(個体こたいによってバラつきがある)。もともと牧羊ぼくようけんひつじうしうために開発かいはつされており、活発かっぱつあたまがいいとされる。同伴どうはん動物どうぶつとしててきしていると同時どうじに、シープドッグ・トライアルひつじ競技きょうぎ)やアジリティ・トライアル障害しょうがい競技きょうぎ)にもてきしている。

このばれるいぬしゅには、ウェルシュ・コーギー・カーディガン(Cardigan)、ウェルシュ・コーギー・ペンブローク(Pembroke)の2つがある。両者りょうしゃおなイギリス西部せいぶウェールズ原産げんさんで、形態けいたい用途ようとているが、それぞれ独自どくじ開発かいはつされたいぬしゅである。

カーディガンは比較的ひかくてきおおきく、まるくなったおおきめのみみおおかみのようなながれた特徴とくちょう。ペンブロークはまるくなったとがったみみといくぶんひくめの姿勢しせい特徴とくちょう

1925ねんから1934ねんまで、この2種類しゅるいのコーギーはどういちいぬしゅとされ、たがいのあいだ交配こうはいさかんにおこなわれた[1]1935ねんにアメリカのケネルクラブがカーディガンとペンブロークを別々べつべついぬしゅ分類ぶんるいした[1]

2000ねんごろに人気にんきいぬしゅとなったウェルシュ・コーギーは、ペンブロークのほうである。イギリス女王じょおうエリザベス2せいっているものもウェルシュ・コーギー・ペンブロークである。

個体こたいによっては10さい前後ぜんこうから、変性へんせいせい脊髄せきずいしょう英語えいごばん(Degenerative Myelopathy、DM)を発症はっしょうする場合ばあいがある。原因げんいん不明ふめい適切てきせつ治療ちりょう方法ほうほう判明はんめいしておらず、発症はっしょうからやく3ねんいた[2]

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ a b いぬしゅだい百科ひゃっか カーディガン・ウェルシュ・コーギー”. アニマルプラネット. 2015ねん8がつ10日とおか閲覧えつらん
  2. ^ ウェルシュ・コーギーの変性へんせいせい脊髄せきずいしょう”. 岐阜大学ぎふだいがく動物どうぶつ病院びょういん 神経しんけい. 2019ねん12月3にち閲覧えつらん

関連かんれん項目こうもく

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