ウォームダークマター

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

宇宙うちゅう存在そんざいすると仮定かていされている[だれによって?]電磁波でんじは(ひかり)による観測かんそくができないダークマターの一種いっしゅ。コールドダークマターとホットダークマターの中間ちゅうかん性質せいしつつダークマター。可視かし光線こうせんもちいた観測かんそくができないことから、こん現在げんざい技術ぎじゅつでは観測かんそくすることができない。しかし、銀河ぎんがいま膨張ぼうちょうつづけており、67Km/m/Mpcという速度そくど加速かそくしている。その膨張ぼうちょうつなめている、膨張ぼうちょうえうる物質ぶっしつをダークマターとしょうし、銀河ぎんがない恒星こうせい銀河ぎんがないめる役割やくわりをする物質ぶっしつが、ウォームダークマターをはじめとする暗黒あんこく物質ぶっしつである定義ていぎした。ウォームダークマターはのダークマターとおなじく、存在そんざいするのは質量しつりょうだけでひかりとの相互そうご作用さようたないという地球ちきゅう物質ぶっしつからしたら例外れいがいてきである。