ウシュピア

ウシュピア（Ushpia、生なま没年ぼつねん未み詳しょう）は、初期しょきアッシリア王国おうこく時代じだいのアッシリアの王おう。

この時期じきのアッシリア王おうの系譜けいふは後代こうだいのシャムシ・アダド1世せいなどによる系譜けいふ操作そうさや、史料しりょうの欠落けつらくによって正確せいかく性せいには疑問ぎもんが残のこる。彼かれ自身じしんについても同どう時代じだい史料しりょうが存在そんざいせずその業績ぎょうせきははっきりしない。だが、「テントに住すんだ17人にんの王おう」と呼よばれる初期しょきアッシリア王おうの中なかで最後さいごの人物じんぶつであり、何なんらかの変化へんかがあった時代じだいの王おうであると考かんがえられる。遥はるか後ごの新しんアッシリア王国おうこく時代じだいの王おうエサルハドンが残のこした碑文ひぶんにはアッシュール神殿しんでんの創健そうけん者しゃであると記述きじゅつされている。